持家 — 22.3万戸(注文住宅)
持家は施主が自ら居住する目的で取得する注文住宅・建売住宅で、住宅メーカー(積水ハウス・大和ハウス・住友林業・パナソニック ホームズ・ヘーベルハウス等)と地場の工務店が主要プレイヤー。2024年の持家着工は22.3万戸(前年比 +1.6%、2023年21.96万戸→ 2024年22.31万戸)で、ピーク時(2000年代前半)の36-37万戸から約4割減少しています。
住宅取得層(30-49歳)の縮小、注文住宅の単価上昇(建築費の急上昇)、建売住宅・中古住宅へのシフトが減少要因。フラット35等の住宅ローン利用は底堅い一方、変動金利の上昇懸念と建材・労務費の高騰で取得意欲が抑制される構図です。
(1)住宅取得者層の人口減、(2)首都圏では地価高騰で持家取得が困難化、(3)ライフスタイル多様化(賃貸志向・コンパクト住宅志向)、(4)ZEH(ゼロエネルギーハウス)対応コストの上昇、の4要因。住宅メーカー各社は単価上昇を受け入れる富裕層・高仕様志向の顧客にターゲットを絞り、収益性確保を重視する戦略にシフトしています。