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日本情報クリエイト株式会社

ニホンジョウホウクリエイトカブシキカイシャ上場情報・通信業4054EDINET: E35821
Japan PropTech Co.,Ltd.
決算期: 06月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
50.8億円
14.38%
営業利益 (FY25)
10.0億円
41.41%
経常利益 (FY25)
10.0億円
35.54%
純利益 (FY25)
6.3億円
46.39%
総資産
57.2億円
2.71%
自己資本比率
68.2%
ROE
17.0%
4.00%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

日本情報クリエイトは、不動産管理会社・仲介会社向けに業界特化型のSaaSクラウドサービスを提供するプロップテック企業である。主力製品は賃貸管理業務支援システム「賃貸革命」(管理ソリューション)と、業者間物件流通サービス「リアプロBB」「リアプロ」(仲介ソリューション)であり、集客・契約・管理・オーナー対応まで不動産業務をワンストップでカバーするプラットフォームを構築している。収益構造はイニシャル(導入ライセンス)とランニング(月額課金)で構成され、FY2025のランニング売上は仲介・管理合計で約39億円に拡大しており、ストック型収益が利益の安定性を支えている。FY2025の売上高は51億円(前年比+14.4%)、営業利益は10億円(同+41.5%)、ROE17.0%と高収益かつ高成長を維持している。2019年21億円から2025年51億円へと6年で2.4倍超に拡大した売上推移が成長の軌跡を示す。一方で、FY2025年5月に実施した「リアプロ」と「不動産BB」のサービス統合でシステム障害が発生し、1カ月分の利用料を返金するなど信頼性リスクが顕在化した点は留意が必要である。今後はAI・ビッグデータを活用した新規事業「CRIX」や不動産データ販売など、プラットフォームの付加価値拡大が成長の鍵を握る。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: イニシャル(導入ライセンス)とランニング(月額課金)の2軸で構成され、FY2025のランニング比率は77.7%まで高まっている。
  • 2顧客: 全国約5.6万の不動産仲介・管理事業者を対象に、全国28拠点のコンサルタントが対面営業とインサイドセールスで開拓している。
  • 3価値提案: 集客・契約・管理・オーナー対応をワンストップで提供し、アップセル・クロスセルで顧客単価を継続的に引き上げる仕組みである。
  • 4コスト構造: 自社開発・自社サポート一貫体制により外注依存を抑え、開発人員と全国営業人員への人件費が主要コストとなっている。
Risks · リスク要因
  • 1システム障害リスク: FY2025年5月のリアプロ統合障害で1カ月分利用料を返金済みであり、再発時は顧客離反・売上損失が直接業績を毀損する。
  • 2特定製品への依存リスク: 「賃貸革命」が売上高の過半を占めるため、同製品の競合優位喪失や価格競争激化が業績全体に大きく波及する。
  • 3大株主集中リスク: 代表取締役会長および資産管理会社が発行済株式の68.73%を保有しており、少数株主の意向が経営に反映されにくい構造である。
  • 4不動産業界依存リスク: 顧客が不動産業界に集中しているため、同業界の景況悪化やIT投資抑制が即座に受注・解約率に影響を与える可能性がある。
Strengths · 強み
  • 1業界特化の深いドメイン知識: 不動産管理・仲介業務に特化した30年以上の開発実績により、法改正対応や業務フローへの密着度が高く代替困難である。
  • 2低解約率のストック収益基盤: 「賃貸革命」は高い継続率を維持し、FY2025のランニング売上は前年比+22.3%増と安定的に積み上がっている。
  • 35.6万事業者のネットワーク効果: 業者間物件流通サービスが形成する空室データ基盤は、参加事業者が増えるほど価値が高まるプラットフォーム優位性を持つ。
  • 4高収益・高成長の両立: FY2025の営業利益率は約19.8%、ROE17.0%を達成し、7期連続増収という成長実績が競合参入障壁を示している。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1仲介ソリューションのMRR拡大: リアプロBB・リアプロを軸に顧客基盤を拡大し、有償オプションのアップセルで仲介ソリューションの月次経常収益を主要成長ドライバーとして伸長させる。
  • 2管理ソリューションのシェア深耕: 「賃貸革命」の新規開拓と既存顧客へのバージョンアップ・オプション提案を強化し、稼働率向上と顧客単価の継続的な引き上げを図る。
  • 3AI・データ新規事業の育成: 賃貸住宅の賃料・空室率インデックス「CRIX」をAWS Data Exchange経由で有償販売し、AIロボII査定機能と合わせてデータ収益源を多角化する。
  • 4エリア戦略と営業生産性向上: 全国28拠点・顧客セグメント別のエリア戦略とインサイドセールス・カスタマーサクセス体制を強化し、営業コスト効率を高めながらシェア拡大を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績は大幅増益: 売上高51億円(+14.4%)、営業利益10億円(+41.5%)、純利益6.3億円(+46.4%)と過去最高水準を更新した。
リアプロ統合障害が発生: 2025年5月28日のサービス統合後にシステム障害が多発し、6月18日に旧リアプロへ切り戻し、6月分1カ月の利用料を全額返金した。
中期経営計画の数値目標を非公表化: リアプロBB再統合の不確実性を理由にFY2027の数値計画を取り下げたが、増収増益方針自体は維持と表明した。
キャッシュは投資活動で減少: 無形固定資産取得に7.7億円、子会社株式取得に0.8億円を支出し、期末の現金は5.8億円(前年比-26.5%)に減少した。
02

業績推移

売上高
50.8億円14.4%FY25
015304560FY20FY22FY24
営業利益
10億円41.4%FY25
03.87.511.315FY20FY22FY24
純利益
6.3億円46.4%FY25
02468FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.05.010.015.020.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
012.52537.550FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高21.523.826.230.537.744.450.8
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益5.03.37.110.0
経常利益3.85.76.45.43.87.410.0
純利益2.33.74.22.81.84.36.3
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産18.924.843.253.651.155.757.2
純資産 (自己資本)9.112.829.831.431.234.739.0
自己資本比率 (%)48.451.469.058.561.162.268.2
現金及び預金6.812.328.211.99.67.95.8
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF4.34.95.63.42.86.48.1
投資CF▲0.60.7▲2.4▲15.0▲1.1▲5.4▲9.6
財務CF0.6▲0.112.7▲4.7▲4.0▲2.7▲0.6
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
45.11
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
17.0%
自己資本利益率
ROA
11.0%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
306
平均年齢
35.5
平均勤続
6.4
単体 平均年収
530万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1株式会社NJC5.7百万株40.97%
#2米津 健一4.2百万株29.97%
#3後藤 吉行0.3百万株1.96%
#4日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.2百万株1.32%
#5日本情報クリエイト従業員持株会0.1百万株0.99%
#6松浦 一夫 0.1百万株0.70%
#7JP JPMSE LUX RE UBS AG LONDON BRANCH EQ CO(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.1百万株0.60%
#8JPLLC CLIENT ASSETS-SK J(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.1百万株0.44%
#9楽天証券株式会社0.1百万株0.40%
#10重藤 誠0.1百万株0.36%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
5.00
配当性向
10.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY21
5
FY22
5
FY23
5
FY24
5
FY25
5
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

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