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株式会社カイオム・バイオサイエンス

カブシキガイシャカイオムバイオサイエンス上場医薬品4583EDINET: E26096
Chiome Bioscience Inc.
決算期: 12月期
業種: 医薬品
売上高 (FY25)
5.9億円
24.07%
営業利益 (FY25)
-9.8億円
4.95%
経常利益 (FY25)
-9.9億円
2.94%
純利益 (FY25)
-9.8億円
3.72%
総資産
17.3億円
30.01%
自己資本比率
64.9%
ROE
0.0%
0.00%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社カイオム・バイオサイエンスは、独自の抗体作製技術ADLib®システムを基盤に、アンメットニーズの高いがん領域を中心とした抗体医薬品の創製・臨床開発、および製薬企業向け創薬支援受託を展開する東京都のバイオベンチャーである。ビジネスモデルは、自社で前臨床〜初期臨床段階まで開発を進めた抗体パイプラインを製薬企業にライセンスアウトし、契約一時金・開発マイルストーンで収益を得る導出型に、創薬支援事業の安定受託収益を組み合わせた構造である。臨床段階のパイプラインは、肝細胞がん・メラノーマ・小児がんを対象に第1相試験後半パートを進めるCBA-1205と、固形がんを対象に単剤安全性を確認中のCBA-1535の2品目。2024年11月には神経疾患標的PFKRを旭化成ファーマにライセンスアウトし実績を積んだ。FY2025は売上高6億円(前期比-24.1%)、営業損失10億円と赤字が続いているが、研究開発費の圧縮により損失幅はやや縮小した。財務面では継続的な資金調達が不可欠であり、パイプラインの導出成否が企業価値を大きく左右するハイリスク・ハイリターン型のステージにある。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 抗体パイプラインの製薬企業へのライセンスアウト収入(契約一時金・マイルストーン)と、小野薬品・中外製薬等への創薬支援受託売上6億円(FY2025)が柱である。
  • 2顧客: 国内大手製薬企業(小野薬品・中外製薬)への委受託と、国内外製薬企業・バイオベンチャーへの導出・IDDビジネス提供が主要顧客層である。
  • 3価値提案: ADLib®・Tribody®・DoppeLib™等の独自抗体技術で難標的に対するリード抗体を創出し、前臨床〜初期臨床データで製品価値を高めて製薬企業に供給する。
  • 4コスト構造: 研究開発費が支出の大半を占め(FY2025は7.8億円)、売上を上回る水準で継続投下しているため恒常的な営業赤字構造である。
Risks · リスク要因
  • 1導出依存の収益構造: 契約一時金・マイルストーン収入は時期・金額が不確実で、導出が遅延・不成立の場合は現金が枯渇し追加資金調達(希薄化)が不可避となる。
  • 2臨床開発の失敗リスク: 抗体医薬が臨床試験を経て承認に至る確率は一般に10〜20%とされ、CBA-1205・CBA-1535双方の開発中止・遅延は経営に直結する。
  • 3特定顧客集中リスク: 売上の大部分を中外製薬グループ・小野薬品の2社に依存しており、方針変更や契約解除が生じた場合の収益影響は極めて大きい。
  • 4継続的な赤字と資金調達リスク: FY2025の純損失は約10億円でマイナス繰越利益剰余金が拡大しており、エクイティ調達等による株式希薄化リスクが常在する。
Strengths · 強み
  • 1複数の独自抗体技術: ADLib®・Tribody®・DoppeLib™を保有し、単一抗体から多重特異性抗体まで幅広い創薬ニーズに対応できる技術的差別化を持つ。
  • 2臨床実績の蓄積: CBA-1205でメラノーマ患者のSD評価が4年超継続するなど、独自パイプラインで安全性・有効性シグナルの取得実績がある。
  • 3大手製薬企業との既存取引: 小野薬品・中外製薬グループとの継続的な委受託関係が創薬支援事業の収益基盤を支え、ノウハウ蓄積にも貢献している。
  • 4導出実績: 2024年11月に旭化成ファーマへのPFKRライセンス契約を締結し、ビジネスモデルの実現可能性を示す初の主要導出事例を獲得した。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1CBA-1205の製品価値最大化と導出: 肝細胞がん・メラノーマ・小児がんの第1相後半パートでデータ取得を進め、製薬企業への導出条件(契約一時金・マイルストーン)の最大化を目指す。
  • 2IDDビジネスの収益化: 2025年に立ち上げたIDDビジネスでエスアールディ・Axcelead等と業務提携し、創薬コンサルティング・バイオシミラー支援で収益基盤を多角化する。
  • 3バイオシミラー事業の確立: アルフレッサHD・キッズウェル・Mycenaxと4社協働で国内製造施設設立を進め、厚労省助成(2025年5月採択)を活用して新規収益源を構築する。
  • 4パイプライン拡充とアライアンス: NANO MRNAとのTribody®×mRNA共同研究(2025年8月締結)や大阪公立大との共同開発(PXLR)など外部連携で継続的に新規パイプラインを創出する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高は6億円(前期比-24.1%)、営業損失10億円と依然赤字だが、臨床費用圧縮により損失幅は前期比約5,100万円縮小した。
旭化成ファーマへのライセンス契約締結: 2024年11月にPFKR(CX3CR1標的ヒト化抗体)のライセンス契約を締結し、初の主要導出案件として事業化の具体的進展を示した。
CBA-1205に小児がんコホート追加: 2025年8月に欧州研究機関との共同研究成果を受け、小児固形がんを対象とする新コホートを追加し適応拡大戦略を推進している。
NANO MRNAとのTribody®×mRNA共同研究開始: 2025年8月に契約締結し、次世代モダリティへの展開と将来的な製薬企業への共同開発・導出を視野に入れた取り組みを開始した。
02

業績推移

売上高
5.9億円24.1%FY25
02468FY20FY22FY24
営業利益
-9.8億円4.9%FY25
00.30.50.81FY20FY22FY24
純利益
-9.8億円3.7%FY25
00.30.50.81FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.00.30.50.81.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
00.250.50.751FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高4.54.87.16.36.87.85.9
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益-12.6-12.0-10.3-9.8
経常利益-14.1-12.9-13.3-12.4-12.2-10.2-9.9
純利益-14.0-12.9-14.8-12.4-12.2-10.2-9.8
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産28.134.923.422.117.524.717.3
純資産 (自己資本)26.231.118.917.911.619.211.2
自己資本比率 (%)93.489.080.980.966.177.864.9
現金及び預金21.126.917.917.313.320.612.0
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF▲15.4▲13.6▲11.3▲11.9▲10.7▲10.0▲9.4
投資CF▲0.3▲0.0▲0.3▲0.6
財務CF13.419.42.711.36.717.41.3
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
自己資本利益率
ROA
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
49
平均年齢
45.8
平均勤続
6.3
単体 平均年収
768万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1渡邊 賢二2.1百万株3.14%
#2太田 邦史1.0百万株1.40%
#3江平 文茂1.0百万株1.39%
#4楽天証券株式会社共有口0.9百万株1.36%
#5平田 重一0.7百万株1.07%
#6日本証券金融株式会社0.7百万株1.03%
#7御所野 侃0.7百万株1.00%
#8飯作 哲男0.6百万株0.88%
#9巻幡 俊0.6百万株0.83%
#10山戸 福太郎0.6百万株0.80%
08

配当・株主還元

配当データは準備中です。

09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。