平
平河ヒューテック株式会社
ヒラカワヒューテックカブシキガイシャ上場非鉄金属5821EDINET: E01352HIRAKAWA HEWTECH CORP.
決算期: 03月期
業種: 非鉄金属
売上高 (FY25)
308億円
5.03%営業利益 (FY25)
22.7億円
35.99%経常利益 (FY25)
25.6億円
22.87%純利益 (FY25)
20.3億円
40.30%総資産
471億円
1.19%自己資本比率
82.2%
—ROE
5.3%
1.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
平河ヒューテックは、電線・加工品(売上比85%)と電子・医療部品(同15%)の2セグメントで構成される高機能ケーブル専業メーカーである。車載用ケーブル、サーバ・ストレージ向け高速伝送ケーブル、半導体製造装置向け精密ケーブル、医療用特殊チューブ等、高信頼性・高精度が求められるニッチ市場に特化しており、国内生産(高付加価値品)と海外生産(中国・フィリピン等、量産品)の分業体制を構築している。FY2025は売上高308億円(前年比+5.0%)、営業利益23億円(同+36.0%)と大幅な利益改善を実現し、自己資本比率82.2%と財務健全性も高い。成長ドライバーはIoT・AI・5G・車載電装化であり、特にサーバ/ストレージ向け新規受注や車載用ケーブルの堅調推移が業績を牽引した。一方で、ROE5.3%と収益性はなお改善余地があり、フィリピン新拠点整備や基幹システム刷新など先行投資も続いている。銅・石油価格の変動リスクや米国通商政策による不確実性が今後の課題として残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 電線・加工品が売上の約85%(262億円)を占め、電子・医療部品(46億円)が補完する2セグメント構成である。
- 2顧客: 車載・半導体製造装置・サーバ・医療機器メーカー向けに高精度ケーブルおよび部品を供給する。
- 3価値提案: 高付加価値品は国内生産、量産品は中国・フィリピン海外拠点で製造し、コストと品質を両立する。
- 4コスト構造: 銅・石油系原材料が主要コストであり、ロンドン金属取引所の銅建値に連動した販売価格設定が業界慣行である。
Risks · リスク要因
- 1銅・石油化学品の原材料価格高騰が継続しており、販売価格への転嫁が遅れた場合にはマージンが圧迫されるリスクがある。
- 2中国・フィリピン生産拠点を有するため、米国通商政策の関税強化や地政学リスクが供給網および輸出コストに影響する可能性がある。
- 3為替ヘッジで完全回避できない円高局面では、海外関係会社の円換算業績が下振れし、連結収益に悪影響を及ぼすリスクがある。
- 4前期(FY2024)に訴訟関連損失4億35百万円が発生した実績があり、製品欠陥・知財侵害等に伴う突発的な法的費用リスクが残存している。
Strengths · 強み
- 1IoT・AI・車載電装化という成長市場に直結する高精度ケーブルに特化しており、技術の参入障壁が高い分野で安定受注を確保している。
- 2受注高が前年比+13.1%(315億円超)と増加基調にあり、受注残高も111%と積み上がっており、短期的な売上可視性が高い。
- 3自己資本比率82.2%・現金等108億円と財務基盤が強固であり、景気後退局面でも設備投資や研究開発を継続できる耐性がある。
- 4グローバル19社の関係会社ネットワークを活用し、国内高付加価値品と海外量産品の分業体制で競合海外品に対抗できる構造を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1フィリピン新拠点を構築し、車の電装化需要に対応した車載用ケーブルの生産能力と品質保証体制を強化する計画である。
- 2AI・生成AI向けサーバ/ストレージ用高速ケーブルおよび医療用特殊チューブの新製品開発を加速し、高成長分野への経営資源を集中投入する。
- 3基幹システムの全面刷新を実施し、SCMを意識した在庫適正化と意思決定スピードの向上を通じて収益性改善を目指している。
- 42026年3月期にスコープ1・2排出量を2023年3月期比2.5%/年削減し、2050年カーボンニュートラルを長期目標として掲げている。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高308億円(前年比+5.0%)、営業利益23億円(同+36.0%)と大幅増益を達成し、純利益は20億円(同+40.3%)となった。
前期発生の訴訟関連損失4億35百万円(特別損失)が消滅したことが純利益大幅改善の主因であり、一過性改善要因への留意が必要である。
サーバ/ストレージ向け新規受注増と車載用ケーブルの堅調推移が業績牽引役となり、電線・加工品セグメント利益は前年比+33.1%増加した。
米国通商政策(関税)の影響により第4四半期から先行き不透明感が強まっており、FY2026の需要・調達コストへの波及を注視する必要がある。
02
業績推移
売上高
308億円▲5.0%FY25
営業利益
22.7億円▲36.0%FY25
純利益
20.3億円▲40.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 269 | 249 | 230 | 278 | 322 | 293 | 308 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 19.6 | 31.0 | 16.7 | 22.7 |
| 経常利益 | 26.9 | 22.3 | 19.0 | 20.3 | 35.0 | 20.8 | 25.6 |
| 純利益 | 20.0 | 16.6 | 10.8 | 15.0 | 29.6 | 14.4 | 20.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 333 | 350 | 372 | 416 | 443 | 466 | 471 |
| 純資産 (自己資本) | 249 | 257 | 275 | 304 | 341 | 375 | 387 |
| 自己資本比率 (%) | 74.8 | 73.3 | 73.9 | 73.2 | 77.1 | 80.5 | 82.2 |
| 現金及び預金 | 76.2 | 87.8 | 69.3 | 78.7 | 75.0 | 102 | 108 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 34.9 | 33.9 | 13.2 | 9.7 | 16.0 | 42.0 | 38.9 |
| 投資CF | ▲20.0 | ▲30.1 | ▲30.2 | ▲2.8 | ▲6.8 | ▲13.5 | ▲22.4 |
| 財務CF | ▲3.7 | 10.3 | ▲3.1 | ▲3.0 | ▲16.8 | ▲7.6 | ▲9.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
137.36
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.3%
自己資本利益率
ROA
4.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ElectricWireAndProcessedGoods0.0兆85.1%0.00兆8.4%
ElectronAndMedicalPart0.0兆14.8%0.00兆19.8%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.1%0.00兆75.0%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
351人
平均年齢
44.6歳
平均勤続
22.3年
単体 平均年収
554万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
67.00円+13
配当性向
174.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
37
FY21
37
FY22
41
FY23
50
FY24
54
FY25
67
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。