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株式会社ジャパンエンジンコーポレーション

カブシキガイシャジャパンエンジンコーポレーション上場輸送用機器6016EDINET: E01474
Japan Engine Corporation
決算期: 03月期
業種: 輸送用機器
売上高 (FY25)
289億円
37.64%
営業利益 (FY25)
50.9億円
132.57%
経常利益 (FY25)
54.2億円
54.05%
純利益 (FY25)
43.3億円
69.78%
総資産
330億円
31.83%
自己資本比率
42.1%
ROE
36.6%
6.80%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社ジャパンエンジンコーポレーション(JEC)は、舶用大型低速ディーゼルエンジン(UEエンジン)の開発・製造・販売・アフターサービスを一貫して手掛ける専業メーカーである。国内外の造船所向けに主機関を供給するとともに、中国を中心とする海外ライセンシーへのロイヤリティー収入・部品供給を通じてライセンスビジネスも展開しており、複数の収益源を持つ点が特徴的である。FY2025(2025年3月期)は新造船市場の長期好況を追い風に、最新鋭省エネ主機関LSHシリーズの販売単価上昇とロット・マスプロダクション効果が重なり、売上高289億円(前期比+37.6%)、営業利益51億円(同+132.6%)、ROE36.6%と過去最高を大幅更新した。売上高は2019年の115億円から6年間で約2.5倍に成長しており、中期的な拡大局面にある。FY2026は新工場建設(2029年3月期稼働予定)に向けた設備投資とアンモニア・水素燃料エンジン初号機の実証運転を優先するため主機関の販売台数が一時的に減少するが、経常利益は58億円(+7.9%)と過去最高更新を見込んでいる。脱炭素規制の強化を成長機会と捉え、ファーストムーバーとして次世代燃料エンジン市場の創造を目指している点が中長期の投資テーマとなる。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 舶用主機関が売上の約58%、修理・部品等(アフターサービス+ライセンス)が約42%を占める二本柱構造である。
  • 2顧客: 名村造船所(28.8%)・大島造船所(11.1%)など国内造船所と、中国の海外ライセンシー(10.0%)へ販売している。
  • 3価値提案: 開発・設計・製造・販売・アフターサービス一貫体制により、高品質UEエンジンとグローバルライセンスを提供している。
  • 4コスト構造: 製造原価に占める原材料費・購入部品費の比率が高く、同型エンジン連続生産によるロット効果でマージンを改善している。
Risks · リスク要因
  • 1海運市況悪化や世界景気後退により新造船需要が急減すると、受注・販売が大幅に落ち込む可能性がある。
  • 2主機関の構成部品を特定供給元に依存しており、供給途絶や原材料価格高騰が製造コストと利益を圧迫するリスクがある。
  • 3米ドル・ユーロ建て取引や海外部品調達があり、為替予約でヘッジするものの急激な円高が業績・財務に影響を与える可能性がある。
  • 4名村造船所1社で売上の28.8%を占める取引先集中があり、同社の発注減少や信用リスクが業績に直結するリスクがある。
Strengths · 強み
  • 1UEエンジンのグローバルライセンサーとして中国など海外ライセンシーからのロイヤリティーと部品供給で安定収益を積み上げている。
  • 2LSHシリーズなど最新鋭省エネエンジンの連続生産効率化とNOx 3次規制対応設備搭載で販売単価を継続的に引き上げている。
  • 3アンモニア・水素燃料エンジン初号機をFY2026・FY2027にそれぞれ完成予定とし、業界で最も早い社会実装を目指している。
  • 4FY2025時点で受注残高273億円(前期比+3.1%)と超先物案件まで埋まっており、中期的な売上視界が確保されている。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1第2次中期事業計画(2025-2027年度)でアンモニア燃料エンジン初号機をFY2026、水素燃料エンジン初号機をFY2027に完成させる。
  • 2中国ライセンシーの新工場稼働を活用しUEエンジンの世界シェアをさらに拡大し、ロイヤリティー収入と部品供給を伸長させる。
  • 32029年3月期完成予定の新工場建設を推進し、主機関の生産能力を拡大することで需要増に対応する基盤を整備する。
  • 4資本コスト・株価を意識した経営として、成長投資と株主還元を両立しROEの高水準維持と企業価値向上を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高289億円(+37.6%)・営業利益51億円(+132.6%)・ROE36.6%と全指標で過去最高を大幅更新した。
名村造船所向け売上が83億円(前期比+2.4倍)に急増し、販売先別で売上の28.8%を占める最大顧客として浮上した。
FY2025の営業CF 67.5億円に対し投資CF △47億円と設備投資が急拡大し、有形固定資産取得だけで43億円を支出した。
FY2026業績予想は売上高291億円(+0.9%)・経常利益58億円(+7.9%)と3期連続過去最高を見込み、研究開発費増で営業利益は△6.5%を予想している。
02

業績推移

売上高
289億円37.6%FY25
075150225300FY20FY22FY24
営業利益
50.9億円132.6%FY25
015304560FY20FY22FY24
純利益
43.3億円69.8%FY25
012.52537.550FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.05.010.015.020.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
0150300450600FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高115102117132152210289
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益5.64.421.950.9
経常利益1.71.74.06.16.835.254.2
純利益3.13.63.25.58.125.543.3
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産152170169174204250330
純資産 (自己資本)56.258.062.166.773.497.5139
自己資本比率 (%)37.034.136.838.336.039.042.1
現金及び預金36.038.828.940.942.642.874.1
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF▲5.410.8▲0.817.125.03.967.5
投資CF▲1.4▲4.3▲10.6▲2.7▲10.6▲7.6▲47.0
財務CF7.0▲3.61.4▲2.5▲12.63.910.8
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
516.01
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
36.6%
自己資本利益率
ROA
13.1%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
382
平均年齢
41.2
平均勤続
9.3
単体 平均年収
657万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1三菱重工業株式会社1.2百万株14.83%
#2株式会社名村造船所0.8百万株10.01%
#3株式会社シーケービー0.5百万株5.69%
#4株式会社カナックス0.4百万株5.20%
#5株式会社新来島どっく0.4百万株4.45%
#6株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.2百万株2.87%
#7株式会社赤阪鐵工所0.2百万株2.68%
#8株式会社山田クラブ210.2百万株2.56%
#9株式会社三井住友銀行0.1百万株1.78%
#10今治造船株式会社0.1百万株1.51%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
176.00+16
配当性向
14.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
15
FY21
26
FY22
32
FY23
52
FY24
160
FY25
176
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

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