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株式会社キャリア

カブシキカイシャキャリア上場サービス業6198EDINET: E32193
CAREER CO.,LTD
決算期: 09月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
149億円
10.61%
営業利益 (FY25)
-0.1億円
102.10%
経常利益 (FY25)
-0.2億円
105.76%
純利益 (FY25)
-1.5億円
160.00%
総資産
42.9億円
2.77%
自己資本比率
42.8%
ROE
-8.0%
21.00%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社キャリアは「高齢化社会型人材サービス」を掲げ、シニア層向けのコールセンター・ビルメンテナンス等を手がくシニアワーク事業と、看護師・介護士・保育士の有資格者派遣を中核とするシニアケア事業の2軸で展開する人材サービス会社である。売上高はFY2023の178億円をピークに2期連続で減少し、FY2025は149億円(-10.6%)と大幅に落ち込み、営業損失9百万円・純損失1億5千万円と黒字から赤字に転落した。主因はシニアケア事業(売上構成比84%)における派遣スタッフ獲得コストの急騰、診療・介護報酬改定に伴う賃上げ圧力、および将来投資目的の広告宣伝費・DX関連販管費の膨張であり、需要環境が高水準にもかかわらず利益を取り込めない構造的課題が顕在化している。自己資本比率は41.1%と財務基盤は一定程度維持されているが、現金が前期比2.9億円減少するなどキャッシュ余力は縮小傾向にある。DX・AIマッチング強化や障がい者雇用・BPO等の新領域開拓を成長軸として掲げるが、具体的な数値目標は未開示であり、収益回復の道筋と時間軸が投資家にとって最大の焦点となっている。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 人材派遣・紹介の手数料収入が主軸で、シニアケア事業が売上の約84%、シニアワーク事業が約15%を占める。
  • 2顧客: 介護・医療・保育施設(有資格者需要)と、コールセンター・ビルメンテナンス等を利用する一般企業の2層が主な取引先である。
  • 3価値提案: シニア・医療介護特化のノウハウと登録スタッフ基盤を活かし、慢性的人手不足を抱えるクライアントに専門人材を供給する。
  • 4コスト構造: 派遣スタッフの人件費・社会保険料が売上原価の大半を占め、採用広告費・DX投資が販管費を押し上げる構造である。
Risks · リスク要因
  • 1コスト高騰リスク: 採用市場の逼迫・最低賃金上昇・社会保険料拡大により派遣スタッフ獲得コストが恒常的に上昇し、収益を構造的に圧迫する。
  • 2法規制・報酬改定リスク: 労働者派遣法改正や診療・介護報酬の再改定が事業モデルや賃金水準に直接影響し、業績変動要因となりうる。
  • 3大株主集中リスク: 創業者・代表取締役会長兼社長の川嶋一郎が発行済株式の50.3%を保有しており、同氏の株式売却時に株価・流通に重大な影響が生じうる。
  • 4競争激化とDX対応リスク: 参入障壁が低い人材サービス業界でDX化が加速しており、投資が遅れた場合にシェアと生産性の双方で競争力を失うリスクがある。
Strengths · 強み
  • 1シニア特化の先行者優位: 2009年設立以来シニア人材サービスに一貫特化し、競合より深いノウハウと登録スタッフ基盤を蓄積している。
  • 2医療介護の構造的需要: 少子高齢化・医師の働き方改革によるタスクシフト拡大で、看護師・介護士の派遣需要は中長期で拡大が続く。
  • 3資格者ネットワーク: 看護師・介護士・保育士等の有資格者を組織的に確保する体制を持ち、代替困難な登録者基盤が参入障壁となっている。
  • 4情報セキュリティ認証: プライバシーマークとISO/IEC 27001を取得し、個人情報管理の信頼性を対外的に証明している。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1DX・AIマッチング強化: AIを活用したマッチング機能の抜本的改善と業務フロー全体のDX化を最重要課題と位置づけ、継続的に投資を実施する。
  • 2新領域開拓: 障がい者雇用支援サービスの拡大やコールセンター基盤を活用したBPO事業への収益構造転換を進め、ストックビジネスを積み上げる。
  • 3インバウンド・ブルーカラー強化: インバウンド需要の取り込みとブルーカラー分野への人材サービス強化により、シニアワーク事業の売上回復を図る。
  • 4ヘルスケア等新規事業: 人材サービス以外のシニア市場向けサービスやヘルスケア領域への新規事業トライアルと戦略的投資を継続する方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績急悪化: 売上高149億円(-10.6%)、営業損失9百万円、純損失1億5千万円と前期(営業利益4.3億円)から一転して赤字に転落した。
シニアケア事業の売上縮小: 主力のシニアケア事業売上高が前期比10.8%減の126億円となり、スタッフ獲得コスト急騰と営業基盤再構築の遅れが響いた。
DX投資・広告費増大: 将来成長向けの広告宣伝費積極投下とDX投資が販管費を押し上げ、需要高水準下での利益剥落の主要因となった。
現金残高の減少: 当期末の現金及び現金同等物残高は18.6億円と前期比2.9億円減少し、投資活動によるキャッシュアウト3.3億円が主因となった。
02

業績推移

売上高
149億円10.6%FY25
050100150200FY20FY22FY24
営業利益
-0.1億円102.1%FY25
02468FY20FY22FY24
純利益
-1.5億円160.0%FY25
01234FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.02.03.04.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
012.52537.550FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高116122142163178167149
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益3.66.14.3-0.1
経常利益2.80.14.83.76.04.0-0.2
純利益1.6-0.40.72.03.82.5-1.5
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産31.335.048.349.351.144.142.9
純資産 (自己資本)13.512.813.916.420.320.018.3
自己資本比率 (%)43.136.528.833.439.845.542.8
現金及び預金12.115.916.122.327.521.518.6
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF▲0.22.6▲2.19.47.9▲0.9▲0.1
投資CF▲0.6▲0.7▲0.6▲3.1▲0.6▲0.2▲3.3
財務CF0.71.82.9▲0.1▲2.1▲4.80.6
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
自己資本利益率
ROA
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
335
平均年齢
30.4
平均勤続
2.2
単体 平均年収
435万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1川嶋 一郎4.3百万株50.30%
#2株式会社SBI証券0.8百万株9.37%
#3水谷 桂子0.3百万株3.45%
#4楽天証券株式会社共有口0.2百万株2.75%
#5JPモルガン証券株式会社0.2百万株2.00%
#6株式会社くふうカンパニーホールディングス0.2百万株1.92%
#7内木 真哉0.1百万株1.18%
#8株式会社オープンループ0.1百万株1.09%
#9野村證券株式会社0.1百万株0.91%
#10竹上 雅彦0.1百万株0.91%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY24 実績
1株配当 (年間)
6.25-3
配当性向
36.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
9
FY24
6
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。