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三菱化工機株式会社

ミツビシカコウキカブシキガイシャ上場機械6331EDINET: E01536
Mitsubishi Kakoki Kaisha, Ltd.
決算期: 03月期
業種: 機械
売上高 (FY25)
592億円
23.92%
営業利益 (FY25)
56.9億円
29.12%
経常利益 (FY25)
56.3億円
19.47%
純利益 (FY25)
48.8億円
9.60%
総資産
662億円
4.76%
自己資本比率
57.8%
ROE
13.4%
3.20%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

三菱化工機は、化学・石油・ガス・環境プラント建設を手がくエンジニアリング事業(売上高の約70%)と、油清浄機・産業機械などの単体機械事業(約30%)の2本柱で構成される中堅プラントメーカーである。FY2025の売上高は592億円と前期比+23.9%の大幅増収となり、営業利益は57億円(+29.1%)、ROE13.4%と収益性も改善した。増収の主因はエンジニアリング事業における前期受注済み大型案件の売上計上と、好調な造船・海運業界向け三菱油清浄機の販売拡大にある。同社は2021年に策定した「2050経営ビジョン」のもと、2035年の創立100周年を見据えて事業規模1,000億円を目標として掲げ、脱炭素・循環型社会推進に関連するGX事業を新設報告セグメントと位置づけた。2025年度始動の中期経営計画「進化と変革へ2.0」(2025-2027年度)ではGX事業の2027年度売上高230億円達成を目標とし、CO2回収・バイオガス・水素関連に注力する。配当性向40%・DOE下限3.5%の株主還元方針も明示しており、資本効率向上への意識が高まっている。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: エンジニアリング事業(売上412億円、約70%)と単体機械事業(同180億円、約30%)の2セグメントで構成される。
  • 2顧客: 化学・石油・ガス・海運・公共下水道など多様な業種に製品・設備・アフターサービスを提供している。
  • 3価値提案: 長年のモノづくり技術と品質管理を基盤に、脱炭素・循環型社会に対応するGX事業領域へ事業ドメインを拡張している。
  • 4コスト構造: 材料・資材費と人件費が主要コストであり、長期工期の請負契約が主体のため資材価格変動リスクを内包している。
Risks · リスク要因
  • 1資材調達コスト高騰: 長期請負契約が主体のため、素材価格の急騰が契約後のコスト増として直撃し、採算悪化を招くリスクがある。
  • 2特定業界依存: 化学・石油・海運・公共下水道への集中度が高く、これら業界の設備投資の縮小が受注減に直結する可能性がある。
  • 3人材確保難と2024年問題: 建設現場の労働時間規制強化でプラントコストが増大傾向にあり、技術系人材の採用・育成不足が案件遂行リスクを高めている。
  • 4GX事業の収益化遅延: 水素市場は立ち上がりが依然途上であり、2027年度GX事業230億円目標の未達が中期計画全体の信頼性に影響するリスクがある。
Strengths · 強み
  • 1油清浄機のニッチ優位: 三菱油清浄機は造船・海運業界で高いブランド力を持ち、好調な海運市況を背景に単体機械事業の営業利益率は約20.9%と高収益を誇る。
  • 2大型受注残高1,037億円: FY2025末の受注残高が1,037億円と売上高の約1.75倍に達しており、中期的な売上の可視性が高い。
  • 3GX関連技術の先行: CO2回収・バイオガス・水素製造分野で既存プラント技術を転用できる独自ノウハウを有し、国内GX政策の追い風を享受しやすい。
  • 4アフターサービス収益: 既設プラントの保守・メンテナンス工事が収益ベースロードを形成し、景気変動時の業績下支え効果を発揮している。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1GX事業の確立: 2027年度にGX事業売上高230億円を目標とし、CO2回収・バイオガス・ブルー/グリーン水素分野に経営資源を重点配分する。
  • 22035年に売上1,000億円: 経営ビジョンの長期目標として1,000億円規模を掲げ、新設のGX事業推進室が部門横断で事業化を加速する。
  • 3資本効率向上: ROICツリーを用いた事業評価を導入し、低収益事業の再構築と非事業性資産の圧縮により資本効率の改善をはかる。
  • 4株主還元強化: 配当性向を40%に引き上げ、DOE下限3.5%を設定するとともに、M&Aや川崎製作所再編への成長投資も並行して推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高592億円(前期比+23.9%)で過去最高を更新し、営業利益57億円(+29.1%)・ROE13.4%と業績が大幅に改善した。
純利益は49億円(-9.6%)と微減だが、前期に特別利益として計上した政策保有株式売却益27億円の剥落が主因であり、実力ベースでは改善している。
M&Aで株式会社東総(2025年4月にMKK東北株式会社に商号変更)を連結子会社化し、東北地区での事業基盤拡充を進めた。
2025年度から中期経営計画「進化と変革へ2.0」を始動し、GX事業推進室を新設するとともに本社・川崎製作所の再構築基本計画を公表した。
02

業績推移

売上高
592億円23.9%FY25
0150300450600FY20FY22FY24
営業利益
56.9億円29.1%FY25
015304560FY20FY22FY24
純利益
48.8億円9.6%FY25
015304560FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.03.87.511.315.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
062.5125187.5250FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高382451488454446478592
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益27.725.244.156.9
経常利益12.724.129.432.328.647.156.3
純利益11.118.625.125.530.454.048.8
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産462485518505529632662
純資産 (自己資本)223213253273303346382
自己資本比率 (%)48.343.848.854.157.354.757.8
現金及び預金40.892.670.5112131152108
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF▲8.765.1▲25.951.210.013.6▲33.1
投資CF▲4.20.78.3▲5.613.513.70.4
財務CF0.2▲13.7▲4.8▲5.1▲5.3▲8.5▲10.5
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
213.79
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
13.4%
自己資本利益率
ROA
7.4%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

EngineeringOperations0.069.5%0.00兆4.7%
MachineryOperations0.030.5%0.00兆20.9%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
665
平均年齢
46.7
平均勤続
16.8
単体 平均年収
830万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(注3)1.0百万株13.00%
#2明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.4百万株5.42%
#3株式会社日本カストディ銀行(信託口)(注4)0.3百万株4.37%
#4三菱化工機取引先持株会0.3百万株4.19%
#5三菱化工機従業員持株会0.2百万株2.37%
#6NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS−MARGIN (CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社) 0.2百万株2.26%
#7MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社) 0.2百万株1.97%
#8BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE−AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.1百万株1.92%
#9株式会社横浜銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.1百万株1.63%
#10DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.1百万株1.47%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
260.00+120
配当性向
36.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
60
FY21
70
FY22
70
FY23
80
FY24
140
FY25
260
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。