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セレンディップ・ホールディングス株式会社

セレンディップホールディングスカブシキガイシャ上場サービス業7318EDINET: E36657
決算期: 03月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
251億円
26.98%
営業利益 (FY25)
7.3億円
53.77%
経常利益 (FY25)
7.3億円
23.32%
純利益 (FY25)
20.9億円
302.31%
総資産
322億円
59.05%
自己資本比率
25.2%
ROE
29.5%
17.10%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

セレンディップ・ホールディングスは、後継者不在問題を抱える中堅・中小製造業をM&Aで買収し、プロ経営者チームを派遣してPMI(経営統合)を実施することで企業価値を高め、グループ全体の成長を図る事業承継特化型持株会社である。主力のモノづくり事業(売上構成比約93%)では、自動車内外装部品・精密部品、FA装置、試作品製作、ビューティーテックの4領域を展開し、FY2025は4件のM&Aで売上高251億円・前期比27%増を達成した。LBOファイナンスを活用して自己資金を抑えながら買収を繰り返す財務構造が特徴で、負ののれん発生益が純利益を大きく押し上げる一方、有利子負債も増加しており総資産322億円に対し負債241億円と財務レバレッジは高い。プロフェッショナル・ソリューション事業ではコンサルティング・ITエンジニア派遣が前期比50%増収となり、グループノウハウの外販化も進む。国内M&A件数が2024年に4,700件と拡大する市場環境を追い風に、ROICスプレッドの拡大と子会社の財務健全化を同時に追求する成長モデルを継続する方針である。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: モノづくり事業(自動車部品・FA装置等)が売上の約93%を占め、コンサル・エンジニア派遣が約8%を補完する。
  • 2顧客: 後継者不在の中堅・中小製造業をM&A対象とし、自動車・電子機器メーカーを製品納入先とする二層構造である。
  • 3価値提案: LBOファイナンスで低自己資金買収を実行し、プロ経営者チームの標準PMIで買収先の収益力を再現性高く改善する。
  • 4コスト構造: 買収資金の大半を借入に依存するため金融費用が重く、各子会社の経常利益最大化を最優先KPIに設定している。
Risks · リスク要因
  • 1高財務レバレッジと金利上昇: 有利子負債が総資産比で高水準にあり、日銀利上げ局面では支払利息増加と財務制限条項抵触リスクが顕在化する。
  • 2PMI失敗・のれん減損: 買収先の事業環境急変やPMI遅延で当初計画未達となった場合、のれん減損が発生し業績を直撃する可能性がある。
  • 3プロ人材の確保・流出: プロ経営者・コンサルタント・ITエンジニアの採用競争が激しく、中核人材の流出は事業遂行能力に直結するリスクである。
  • 4自動車業界再編の影響: 売上の約6割を占める自動車部品セグメントは、EV化・生産調整・一部車種の出荷停止で受注変動リスクが高い。
Strengths · 強み
  • 1M&A一気通貫体制: 戦略立案からDD・LBOファイナンス・PMIまでを社内プロ人材が完結させ、外部依存コストを抑制している。
  • 2標準PMIの再現性: 蓄積した「標準PMI」ノウハウにより現場・財務・経営の見える化を定型化し、買収後の改善スピードを高めている。
  • 3市場追い風: 経営者平均年齢63.59歳・後継者不在率6割超という構造的需要により、M&A案件の自然流入が継続的に増加している。
  • 4負ののれん創出力: 割安な事業承継案件を組成する交渉力により、FY2025に2,385百万円の負ののれん益を計上し純利益を押し上げた。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1M&Aによる非連続成長: 国際競争力・強固サプライチェーンを選定基準に戦略的M&Aを加速し、グループ規模と収益基盤を拡大する方針である。
  • 2ROICスプレッド拡大: WACCを上回るROICの確保を重視し、事業ポートフォリオの入れ替えと金融費用最適化でグループ財務を安定させる。
  • 3プロフェッショナル事業の外販化: M&AアドバイザリーやITコンサル・協働ロボット導入支援を外部展開し、ノウハウを第3の収益柱に育成する。
  • 4DX・省人化投資: IoT・AI・協働ロボット活用による工場自動化と産学共同による新素材開発で、既存子会社のオーガニック成長を加速する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高251億円(前期比+27%)、営業利益7.3億円(+53.7%)、負ののれん発生益23.9億円計上で純利益20.9億円(+302%)となった。
4件のM&A実行: 株式会社イワヰ・エクセル・グループ・株式会社トライシス・セレンディップ・ロボクロスマーケティングをグループに組み込んだ。
ユニクレア誕生: 佐藤工業と株式会社イワヰが2025年4月1日付で合併し「ユニクレア株式会社」へ商号変更、グループ内再編を推進した。
PS事業が黒字転換: プロフェッショナル・ソリューション事業の売上が前期比+49.9%の21.5億円となり、セグメント利益1,472万円と赤字から改善した。
02

業績推移

売上高
251億円27.0%FY25
075150225300FY20FY22FY24
営業利益
7.4億円53.8%FY25
02468FY20FY22FY24
純利益
20.9億円302.3%FY25
06.312.518.825FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.55.07.510.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
0125250375500FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高130152145138152198251
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益1.93.34.87.3
経常利益1.22.14.21.83.56.07.3
純利益3.80.94.02.03.15.220.9
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産143130148157162203322
純資産 (自己資本)22.122.930.245.744.861.681.3
自己資本比率 (%)15.417.720.429.127.730.425.2
現金及び預金28.923.928.532.230.139.565.0
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF2.015.59.97.810.525.82.9
投資CF▲32.5▲9.8▲13.9▲11.7▲3.9▲25.3▲40.4
財務CF26.5▲10.68.57.7▲8.78.960.1
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
462.51
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
29.5%
自己資本利益率
ROA
6.5%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

InnovativeManufacturingBusiness0.093.2%0.00兆3.0%
InvestmentBusiness0.00.5%0.00兆17.4%
SolutionBusiness0.06.2%0.00兆1.0%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
62
平均年齢
41.0
平均勤続
2.4
単体 平均年収
692万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1竹内 在0.7百万株15.86%
#2髙村 徳康0.7百万株15.84%
#3諸戸グループマネジメント株式会社0.5百万株9.96%
#4ネクストシークエンス合同会社0.3百万株6.64%
#5一徳合同会社0.3百万株6.64%
#6セレンディップグループ従業員持株会0.2百万株4.56%
#7楽天証券株式会社0.1百万株2.83%
#8NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB)(常任代理人 野村証券株式会社)0.1百万株2.26%
#9清板 大亮0.1百万株2.21%
#10株式会社SBI証券0.1百万株2.01%
08

配当・株主還元

配当データは準備中です。

09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。