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ナガイレーベン株式会社
ナガイレーベンカブシキガイシャ上場卸売業7447EDINET: E02809NAGAILEBEN Co.,Ltd.
決算期: 08月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
170億円
3.48%営業利益 (FY25)
35.8億円
10.54%経常利益 (FY25)
37.1億円
9.03%純利益 (FY25)
25.7億円
8.82%総資産
447億円
4.36%自己資本比率
92.5%
—ROE
6.1%
0.44%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ナガイレーベンは「いのちの力になりたい」を経営理念に掲げ、医師・看護師・介護士向けユニフォーム(ヘルスケアウェア・ドクターウェア)を中核に、手術ウェア・患者ウェアまで手がけるメディカルウェア専門メーカーである。企画・生産・販売を一貫して自社グループで担う垂直統合モデルにより、売上高営業利益率21%超という高収益体質を長年維持している点が最大の特徴である。FY2025(2025年8月期)の売上高は170億円(前期比+3.5%)と回復傾向にあるものの、原材料価格の高騰・円安継続・国内外の人件費上昇が重なり、売上総利益率は前期比3.3ポイント低下の39.5%、営業利益は36億円(同-10.5%)と利益面では圧迫を受けた。主力のワタキューセイモアへの依存度は19.4%と高く、医療機関向けの販売集中リスクも存在する。次期(FY2026)は売上高180億円(+6.0%増)を目標に、高付加価値商品の拡充・手術ウェアのリース化・台湾・韓国での海外展開加速を推進する方針であり、価格改定の浸透と生産効率化による収益構造の回復が課題となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 医療・介護従事者向けユニフォームが売上の約81%を占め、手術・患者ウェア等の周辺市場が約28%を補完する。
- 2顧客: 病院・クリニック・介護施設向けに卸経由で供給し、最大顧客ワタキューセイモアへの依存度は19.4%である。
- 3価値提案: 企画・生産・販売の一貫体制により高機能・高感性ウェアを短納期で供給し、消耗品としての3〜4年サイクルの継続需要を取り込む。
- 4コスト構造: 国内子会社ナガイ白衣工業と東南アジア委託工場を組み合わせ、多品種小ロット生産と原価低減を両立している。
Risks · リスク要因
- 1原材料・人件費の上昇リスク: 資材価格の高止まりと国内外の最低賃金引き上げが重なり、FY2025の売上総利益率は3.3ポイント低下し、利益圧迫が継続している。
- 2為替リスク: 輸入決済を外貨建てとしており、先物予約を活用するものの円安継続により原価上昇が生じ、FY2025の利益を直撃した。
- 3カントリーリスク: 東南アジアを中心とした海外委託生産において、政変・治安悪化・工場移転等が発生した場合、供給遅延やコスト増加につながる可能性がある。
- 4特定顧客・市場集中リスク: 最大顧客ワタキューセイモアへの依存度が19.4%に達し、医療機関の経営悪化が購買抑制につながると業績に直接影響が及ぶ。
Strengths · 強み
- 1高利益率の垂直統合体制: 企画・生産・販売を自社完結することで売上高営業利益率21%超を長期維持しており、競合との差別化要因となっている。
- 2盤石な財務基盤: 自己資本比率92.5%・総資産447億円のうち流動資産362億円と実質無借金経営で、財務安全性は極めて高い。
- 3消耗品需要の安定性: メディカルウェアは3〜4年周期の買い替え需要が発生する実用品であり、景気変動の影響を受けにくい構造的な強みがある。
- 4環境対応商品の先行展開: 米国スタンダードテキスタイル社との技術提携で手術ウェアの再利用商品「コンペルパック」を展開し、医療廃棄物削減ニーズを取り込んでいる。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1コア市場の高付加価値化: ヘルスケアウェア・ドクターウェアでハイエンド商品群を拡充し、買い替え需要を喚起することで売上高180億円(FY2026目標、+6.0%)を目指す。
- 2手術ウェアのリース化推進: 「コンペルパック」の新規展開とウェアのリース化提案を通じ、周辺市場でのシェア拡大と安定収益源の確立を図る。
- 3海外市場の直接参入強化: 台湾では洗濯アウトソーシング普及とEC直販モデルを確立し、韓国ではソウル支店を設立して直接参入による収益拡大を推進する。
- 4生産コスト構造の改革: 海外素材導入・海外生産移行・生産設備投資を通じた原価低減と価格改定の浸透により、中長期的な売上総利益率の回復を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績は増収減益: 売上高170億円(+3.5%)を確保したが、原価上昇により営業利益36億円(-10.5%)・純利益26億円(-8.8%)と2期連続の減益となった。
大型案件の納入遅延が足元の業績を押し下げ: 第4四半期に予定していた大型案件が翌期にずれ込み、コア市場の売上増加率が+3.1%にとどまった。
積極的な株主還元を継続: 自己株式取得21.8億円と配当金18.9億円を合わせた総還元額は約40億円に達し、純利益を大幅に上回る還元を実施した。
総資産が447億円に対し自己資本比率92.5%を維持: 純資産413億円のうち現預金474億円(定期預金含む)規模の資産を保有し、財務健全性を継続している。
02
業績推移
売上高
170億円▲3.5%FY25
営業利益
35.8億円▼10.5%FY25
純利益
25.7億円▼8.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 168 | 171 | 176 | 177 | 172 | 164 | 170 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 50.3 | 46.0 | 40.0 | 35.8 |
| 経常利益 | 49.9 | 50.3 | 53.1 | 51.4 | 46.7 | 40.7 | 37.1 |
| 純利益 | 34.5 | 34.7 | 36.5 | 37.8 | 32.3 | 28.2 | 25.7 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 443 | 449 | 464 | 473 | 474 | 467 | 447 |
| 純資産 (自己資本) | 397 | 401 | 420 | 423 | 432 | 427 | 413 |
| 自己資本比率 (%) | 89.7 | 89.3 | 90.5 | 89.2 | 91.2 | 91.4 | 92.5 |
| 現金及び預金 | 52.6 | 64.5 | 56.8 | 54.6 | 77.6 | 53.5 | 47.5 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 34.3 | 36.4 | 44.5 | 34.4 | 18.1 | 22.9 | 21.8 |
| 投資CF | ▲16.1 | 5.8 | ▲32.6 | ▲4.7 | 34.2 | ▲17.7 | 11.1 |
| 財務CF | ▲19.9 | ▲30.3 | ▲19.7 | ▲32.0 | ▲29.4 | ▲29.3 | ▲38.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
83.24
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.1%
自己資本利益率
ROA
5.8%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
130人
平均年齢
42.7歳
平均勤続
15.9年
単体 平均年収
686万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
100.00円+40
配当性向
120.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
60
FY21
60
FY22
60
FY23
60
FY24
60
FY25
100
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。