調査を依頼
ホーム/企業/卸売業/株式会社ティムコ

株式会社ティムコ

カブシキカイシャティムコ上場卸売業7501EDINET: E02848
TIEMCO LTD.
決算期: 11月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
32.2億円
0.22%
営業利益 (FY25)
-1.0億円
226.67%
経常利益 (FY25)
-0.9億円
240.00%
純利益 (FY25)
-1.3億円
18.35%
総資産
54.6億円
1.32%
自己資本比率
79.9%
ROE
-2.9%
0.50%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

ティムコは、フライフィッシングを中心とするフィッシング用品の企画・販売と、自社アウトドア衣料ブランド「フォックスファイヤー」を展開するアウトドア事業の2本柱で構成される中小上場企業である。FY2025の売上高は32億円(前年比+0.2%)とほぼ横ばいで推移したが、仕入原価の上昇・滞留在庫処分・人件費増加が重なり、営業損失は前年の30百万円から98百万円へ大幅に悪化した。アウトドア事業はセグメント営業利益78百万円を確保したものの前年比15%減であり、フィッシング事業は前年の利益54百万円からセグメント損失2百万円に転落した。売上規模は2022-2023年にかけて34億円まで拡大したが、その後は気候変動(記録的猛暑・暖冬)、熊被害増加による釣行・登山自粛、物価上昇による消費マインド低下など外部逆風が続き、2024-2025年と32億円で踊り場状態が続いている。財務面では純資産43億円・自己資本比率約80%と盤石で無借金経営を維持しているが、キャッシュフローはマイナス続きであり、ブランド強化・EC拡大・海外展開の3軸戦略を早期に収益化できるかが投資評価の分岐点となる。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: フィッシング事業(売上比27%)と「フォックスファイヤー」ブランドのアウトドア衣料事業(73%)の2軸で年商32億円を稼ぐ。
  • 2顧客: 釣り愛好家・登山者・トレッカーなど自然志向の一般消費者を主対象に、直営店・EC・卸チャネルで販売する。
  • 3価値提案: 自社企画商品とフィールドに根ざしたコンテンツマーケティングで差別化し、コアなブランドファンを育成する。
  • 4コスト構造: 商品は主に海外からの仕入れ依存型で、原材料高・円安が仕入原価に直撃し、売上総利益率の維持が収益の鍵となる。
Risks · リスク要因
  • 1気候変動・季節変動リスク: 記録的猛暑・暖冬・豪雨が3年連続で業績を直撃しており、売上の季節依存度が高く回避困難である。
  • 2仕入コスト上昇リスク: 海外仕入れ比率が高く、円安継続と原材料・物流コスト上昇が売上総利益率を継続的に圧迫している。
  • 3消費マインド低下リスク: 物価上昇による可処分所得の減少が高価格帯スポーツ用品の需要を直撃し、特にルアーロッド等が低迷している。
  • 4固定資産減損リスク: 直営店舗を複数保有しており、収益性が低下した場合に土地・建物・什器への減損損失計上が業績を大幅に悪化させる可能性がある。
Strengths · 強み
  • 1フライフィッシング専門性: フライロッド・フライフックなど高度な専門商品を自社企画する国内屈指のノウハウを持ち、輸出も展開している。
  • 2ブランド資産: 「フォックスファイヤー」は機能性アウトドア衣料として認知度を持ち、価格訴求ではなく品質・機能で差別化できている。
  • 3健全な財務基盤: 自己資本比率約80%・無借金経営で純資産43億円を保有し、外部環境悪化に耐えられる財務的余力がある。
  • 4複合アウトドア展開: フィッシング×アウトドア衣料の相乗効果を持ち、2025年12月にEC・プロモーション機能を統合して組織効率化を図った。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1ブランド強化(BRAND): 「フォックスファイヤー」と「ティムコ」のブランド価値を高め、適正価格維持と販売機会損失低減で売上総利益率の改善を目指す。
  • 2EC強化(NET): 2025年12月にEC機能を独立組織として統合し、拡大するEC取引に対応した商品構成・プロモーション体制を構築する。
  • 3海外展開(GLOBAL): フライ用品に限定せず多分野で輸出を拡大するため輸出機能を独立組織化し、世界市場への商品展開を加速する。
  • 4顧客接点強化: 会員制度の強化・イベント・SNS動画配信を通じ新規ユーザーを継続獲得し、コアファン化による安定需要の創出を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績悪化: 売上高32億円(+0.2%)に対し営業損失は98百万円(前年30百万円の損失)と大幅拡大し、純損失も1億28百万円に膨らんだ。
熊撃退スプレー新発売: 2025年5月に国産熊撃退スプレーを発売し好調な売れ行きを示した一方、熊被害増加が釣行・登山自粛を招く皮肉な環境が続いた。
組織再編: 2025年12月よりEC・プロモーション機能を両事業から独立統合し、輸出機能も独立化するなど収益回復に向けた体制変更を実施した。
棚卸資産増加と資金流出: 仕入増加により棚卸資産が2億19百万円増加、営業CFは-2億47百万円に拡大し、現金残高は5億66百万円まで減少した。
02

業績推移

売上高
32.2億円0.2%FY25
010203040FY20FY22FY24
営業利益
-1億円226.7%FY25
00.40.81.11.5FY20FY22FY24
純利益
-1.3億円18.3%FY25
00.40.81.11.5FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.02.03.04.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
015304560FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高29.226.729.532.934.032.132.2
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益1.11.2-0.3-1.0
経常利益0.0-1.3-0.11.21.2-0.3-0.9
純利益-0.1-2.3-0.11.31.1-1.1-1.3
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産57.955.554.657.357.555.454.6
純資産 (自己資本)47.845.244.846.046.745.343.7
自己資本比率 (%)82.581.382.180.381.281.779.9
現金及び預金5.75.86.38.88.96.45.7
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF▲0.3▲2.72.02.21.4▲1.2▲2.5
投資CF▲1.43.2▲1.30.5▲1.0▲0.92.0
財務CF▲0.4▲0.4▲0.2▲0.2▲0.3▲0.3▲0.3
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
自己資本利益率
ROA
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
71
平均年齢
45.7
平均勤続
17.8
単体 平均年収
516万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1株式会社キャピタルギャラリー0.3百万株14.07%
#2大 谷 寛0.3百万株11.03%
#3酒 井 誠 一0.2百万株7.16%
#4株式会社HKK HOLDINGS0.2百万株7.03%
#5酒 井 貞 彦0.2百万株6.54%
#6INTERCTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)0.2百万株6.31%
#7酒 井 八重子0.1百万株3.84%
#8酒 井 由紀子0.1百万株3.84%
#9株式会社オーナーばり0.1百万株3.41%
#10立花証券株式会社0.1百万株2.62%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
12.00
配当性向
%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
5
FY21
5
FY22
12
FY23
12
FY24
12
FY25
12
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。