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丸東産業株式会社

マルトウサンギョウカブシキガイシャ上場化学7894EDINET: E00863
Maruto Sangyo Co., Ltd
決算期: 02月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
180億円
1.08%
営業利益 (FY25)
3.4億円
19.81%
経常利益 (FY25)
4.0億円
25.05%
純利益 (FY25)
3.0億円
19.35%
総資産
184億円
1.42%
自己資本比率
51.1%
ROE
3.2%
1.00%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

丸東産業は食品・医薬品・日用品向けの複合フィルム・単体フィルム・容器等の包装資材を製造販売する専業メーカーで、複合フィルムが売上高の約69%を占める主力事業である。売上高は2019年の165億円から2025年の180億円へと緩やかに拡大しているものの、原油由来フィルムやアルミ箔等の原材料価格の高止まりとユーティリティコストの上昇が利益を圧迫しており、FY2025の営業利益率は約1.9%にとどまる。機能包材「掴めるくん」「吸湿くん」や電子レンジ対応の「楽チンさん」など差別化製品の拡充と価格改定交渉を並行して進めているが、コスト増を吸収するには至っていない。また2024年9月にはランサムウェア被害によるシステム障害が発生しており、情報セキュリティリスクが顕在化した点も投資家として注視が必要である。純資産94億円・自己資本比率は堅実な水準にあり財務基盤は安定しているが、ROE3.2%と資本効率は低く、収益性向上が中長期的な株主価値向上のカギとなる。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 複合フィルム69%・容器8%・単体フィルム6%・その他16%の製品構成で食品包装を中心に売上180億円を計上している。
  • 2顧客: 国内食品・医薬品・日用品メーカーを主要得意先とし、海外スーパー向けトレー等にも供給して収益を補完している。
  • 3価値提案: 「掴めるくん」「吸湿くん」「楽チンさん」等の機能包材で差別化し、高品質・安定供給を強みに顧客ニーズに応えている。
  • 4コスト構造: 原油由来合成樹脂フィルムやアルミ箔が主原材料で、最新鋭IJP設備の自動化投資により生産コスト削減と品質向上を図っている。
Risks · リスク要因
  • 1原材料価格変動リスク: 主原材料の合成樹脂・アルミ箔は原油価格・為替に連動し、FY2025も高止まりで売上総利益が前期比1億円減少した。
  • 2生産拠点集中リスク: 全生産拠点が同一地域に集中しており、大規模地震等の災害発生時に事業継続が困難となる固有の脆弱性を抱えている。
  • 3情報セキュリティリスク: 2024年9月にランサムウェア被害が実際に発生しており、システム障害による操業停止や信用失墜の再発リスクが残る。
  • 4環境規制強化リスク: 容器包装リサイクル法・VOC規制・PRTR法等の法規制が強化された場合、設備対応コストが増加し業績を圧迫する可能性がある。
Strengths · 強み
  • 1機能包材の独自ブランド: 「掴めるくん」「吸湿くん」「楽チンさん」等の登録商標製品で機能差別化を実現し、価格交渉力を維持している。
  • 2安定した売上基盤: 食品・医薬品向けという需要の安定したセクターに注力し、2019年以降165億~181億円の範囲で売上を安定維持している。
  • 3財務健全性: 純資産94億円・長期借入金を返済中で固定負債が前期比6.7億円減少するなど、財務レバレッジを着実に低減している。
  • 4最新設備への継続投資: 最新鋭IJPを活用した生産技術で初期コスト削減と品質向上を両立し、国内外での受注拡大につなげている。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1機能包材の拡充: 「楽チンさん」(2024年5月発売)のように消費者の利便性ニーズに対応した新機能包材を継続開発し、製品ラインナップを拡大する。
  • 2生産技術革新: 最新鋭IJPを活用した生産技術確立と工程自動化を推進し、原材料高騰を内部吸収できるコスト競争力の強化を目指す。
  • 3価格改定の継続推進: 原材料・ユーティリティコスト上昇分を反映した価格改定交渉を顧客と継続し、利益率の回復を図る。
  • 4サステナビリティ対応: 現状は基本方針未策定だが、「MARUTOエコプロダクツ」環境対応品の拡充を進め、ESG開示体制の整備を検討している。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益は前期比19.8%減の3.4億円で、原材料高騰・ユーティリティコスト上昇分を価格改定で吸収しきれず収益が大幅に悪化した。
複合フィルムの受注高は前期比9.2%増・受注残高は前期比25.8%増と需要は堅調で、売上は124.6億円(前期比1.9%増)に拡大した。
2024年9月にランサムウェア攻撃を受けサーバーのデータが暗号化される被害が発生し、外部専門家の支援のもとシステム環境を再構築した。
電子レンジ対応包材「楽チンさん」を2024年5月に発売し、少子化・核家族化による簡便調理需要の取り込みで新たな収益源の育成を開始した。
02

業績推移

売上高
180億円1.1%FY25
050100150200FY20FY22FY24
営業利益
3.4億円19.8%FY25
02468FY20FY22FY24
純利益
3億円19.3%FY25
02468FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.32.53.85.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
0125250375500FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高165167166168181179180
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益7.54.84.23.4
経常利益9.68.310.38.66.15.44.0
純利益6.55.47.15.94.23.73.0
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産126134157151169182184
純資産 (自己資本)64.468.776.480.885.790.794.1
自己資本比率 (%)51.251.248.753.550.750.051.1
現金及び預金19.824.235.528.527.433.934.0
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF10.612.08.58.85.49.412.3
投資CF▲4.9▲4.3▲4.3▲13.0▲20.0▲14.0▲5.1
財務CF▲5.9▲3.47.1▲2.813.310.9▲8.1
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
186.61
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
3.2%
自己資本利益率
ROA
1.6%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
328
平均年齢
41.2
平均勤続
15.9
単体 平均年収
484万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1久光製薬株式会社0.6百万株39.80%
#2TOPPANホールディングス株式会社0.3百万株18.90%
#3日本ポリエチレン株式会社0.1百万株5.20%
#4丸東産業従業員持株会0.0百万株2.70%
#5株式会社佐賀銀行0.0百万株1.90%
#6株式会社西日本シティ銀行0.0百万株1.70%
#7株式会社福岡銀行0.0百万株1.60%
#8株式会社みずほ銀行0.0百万株1.50%
#9原 口 雅 行0.0百万株1.30%
#10原 口 耕 一0.0百万株1.30%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
40.00
配当性向
15.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
40
FY21
40
FY22
40
FY23
40
FY24
40
FY25
40
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。