株
株式会社ウッドワン
カブシキガイシャウッドワン上場その他製品7898EDINET: E00630WOOD ONE CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: その他製品
売上高 (FY25)
652億円
0.58%営業利益 (FY25)
13.1億円
239.51%経常利益 (FY25)
5.4億円
141.76%純利益 (FY25)
17.8億円
176.76%総資産
1021億円
0.35%自己資本比率
44.7%
—ROE
4.0%
9.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ウッドワンはニュージーランドで約40,000haの自社林を経営し、ラジアータパインの植林・育林・伐採から内装建材の製造・販売まで垂直統合するユニークなビジネスモデルを持つ。国内では無垢フローリング・ドア・収納など木質建材を主力とし、新築戸建市場を中心に住宅メーカー・工務店向けに供給する。海外はニュージーランド・インドネシア・フィリピン・香港・中国に拠点を持ち、NZ子会社が原材料の安定供給源かつ輸出販売主体として機能する。 FY2025(2025年3月期)は売上652億円(+0.6%)と横ばいながら、前期に営業損失939百万円を計上した反動と国内・インドネシア子会社の好調、NZ子会社のギスボン工場閉鎖など事業再編効果が重なり、営業利益13億円・純利益18億円へ黒字転換した。ただし特別利益に土地売却益21億円・受取保険金5億円が含まれ、実力ベースの収益力は依然として低い。ROEは4.0%にとどまり、連結売上1,000億円という長期目標には大きな乖離がある。国内新築着工減少・円安・コスト高という逆風が続く中、リフォーム・非住宅・アジア市場への多角化とDX推進が喫緊の課題である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 国内住宅建材設備事業が主体で、無垢フローリング・ドア・収納など木質建材の製造販売が売上の大半を占める。
- 2原材料: NZ子会社がラジアータパイン自社林約40,000haを経営し、グループへ安定供給する垂直統合型の調達体制を持つ。
- 3顧客: 国内住宅メーカー・工務店・リフォーム業者に加え、インドネシア子会社が欧米・国内向け突板ドアを製造販売する。
- 4コスト構造: NZ林業投資・国内製造固定費が重く、為替・木材市況・エネルギー価格の変動がマージンに直結する構造である。
Risks · リスク要因
- 1新築着工減少: 日本の人口減少に伴い新設住宅着工戸数は長期低落傾向で、主力の国内戸建市場が縮小し売上・利益を押し下げる恐れがある。
- 2NZ子会社の継続リスク: 2022年3月期から4期連続で経常損失を計上しており、市況・為替悪化や再編コストが再発した場合グループ業績への影響が大きい。
- 3為替・原材料変動: NZドルや米ドル等の為替変動がNZ子会社収益に直撃し、木材・エネルギーコスト高騰が製品マージンを圧迫するリスクがある。
- 4財務制限条項: 借入金の一部に財務制限条項が付されており、業績悪化時に期限の利益喪失が生じ財務柔軟性が大幅に低下する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1自社林による原料確保: NZ約40,000haの自社林でCO2年間約68.9万トン吸収、30年サイクル法正林施業で原材料の価格・調達リスクを低減する。
- 2垂直統合と認証取得: 植林から製品まで一貫体制を持ち、NZ全森林・全工場ほか海外4拠点・国内工場で森林認証を取得済みである。
- 3無垢材ブランド: 深澤直人氏監修の新シリーズ「WO Timeless standard collection」など高付加価値ブランド商品で差別化を図っている。
- 4バイオマス発電: 木くずを活用した自社バイオマス発電で国内全製造拠点のCO2排出量を実質ゼロとし、脱炭素需要に対応した訴求力を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1国内新市場開拓: 2024年4月設置の特建グループ主導で商業・医療・教育施設向け非住宅市場、および大都市圏リフォーム市場に経営資源を重点シフトする。
- 2海外拡販: インドネシア子会社の突板ドア生産体制を大幅強化し、欧米・インドネシア国内市場での販売拡大で国内需要依存を低減する方針である。
- 3DX推進: 2024年6月に営業DX新体制を始動し、製造現場でもリアルタイム在庫管理・生産計画最適化のプロジェクトを推進してコスト削減を図る。
- 4長期目標: 連結売上高1,000億円(現状比約+53%)を掲げ、ROE向上と自己資本比率維持を経営指標として収益体質の改善を継続する。
Recent Highlights · 直近の動向
黒字転換: FY2025は営業利益13億円・純利益18億円と前期の営業損失939百万円・純損失23億円から大幅改善し、3期ぶりの黒字を達成した。
特別利益押し上げ: NZギスボン工場閉鎖に伴う固定資産売却益21億円・火災保険金5億円・中国子会社清算益2億円など一時要因が純利益を底上げした。
ESG評価: 2025年2月に環境省主催「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」でサーキュラーエコノミー賞を受賞し、みずほ銀行とポジティブ・インパクトファイナンスを締結した。
新工場稼働: 国内子会社フォレストワンが広島県庄原市に新工場を建設し、2025年4月から庄原産桧無垢フローリング「コンビットソリッドJ」の受注を開始した。
02
業績推移
売上高
652億円▲0.6%FY25
営業利益
13.1億円▲239.5%FY25
純利益
17.8億円▲176.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 630 | 636 | 591 | 666 | 658 | 648 | 652 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 23.5 | 7.7 | -9.4 | 13.1 |
| 経常利益 | -1.5 | 10.2 | 20.7 | 21.5 | 6.7 | -12.9 | 5.4 |
| 純利益 | 2.2 | 8.3 | 11.7 | 13.1 | 3.6 | -23.1 | 17.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 839 | 807 | 911 | 951 | 970 | 1018 | 1021 |
| 純資産 (自己資本) | 390 | 365 | 411 | 442 | 444 | 447 | 456 |
| 自己資本比率 (%) | 46.5 | 45.2 | 45.1 | 46.5 | 45.8 | 43.9 | 44.7 |
| 現金及び預金 | 35.7 | 65.8 | 83.4 | 54.8 | 45.5 | 51.6 | 54.4 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 18.3 | 40.4 | 40.9 | 46.0 | 1.1 | 40.3 | 39.8 |
| 投資CF | ▲24.1 | ▲3.0 | ▲52.7 | ▲39.3 | ▲29.4 | ▲50.7 | ▲36.3 |
| 財務CF | ▲13.6 | ▲7.4 | 28.3 | ▲38.0 | 19.4 | 15.3 | 0.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
190.97
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
4.0%
自己資本利益率
ROA
1.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
HouseBuildingMaterialsAndHousingEquipment0.1兆98.4%0.00兆2.0%
PowerGeneration0.0兆1.6%0.00兆5.6%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,179人
平均年齢
43.7歳
平均勤続
20.0年
単体 平均年収
493万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
36.00円
配当性向
20.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
56
FY21
36
FY22
36
FY23
36
FY24
36
FY25
36
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。