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株式会社さいか屋

カブシキガイシャサイカヤ上場小売業8254EDINET: E03044
Saikaya Department Store Co.,Ltd.
決算期: 08月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
46.3億円
6.40%
営業利益 (FY25)
1.2億円
3.60%
経常利益 (FY25)
1.4億円
36.00%
純利益 (FY25)
1.1億円
50.68%
総資産
119億円
0.74%
自己資本比率
6.7%
ROE
13.9%
2.14%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社さいか屋は神奈川県内の川崎・横須賀・藤沢の3店舗を運営する小型百貨店グループである。2019年に184億円あった売上高はコロナ禍や構造改革を経て2025年3月期には46億円まで縮小しており、売上規模の圧縮と引き換えに採算重視の経営に転換している。従来の百貨店売場をテナントに貸し出す「百貨店+ショッピングセンター複合型」へのビジネスモデル転換を進めており、横須賀店にはパシオス・ローカストオフプライスショップ、藤沢店にはライフ・ポンパドウルなどを誘致し、テナント賃料収入は前年比9%増の9億2,900万円に達した。FY2025は売上高46億円(前年比-6.4%)ながら、営業利益は1億1,400万円(同+3.8%)、純利益は1億1,000万円(同+51.7%)と利益は改善傾向にある。横須賀店地権者区画取得による年間4,000万円超の賃料削減、ラウンドワンジャパンとの賃貸借契約締結など固定費削減策が奏功し、ROEは13.9%に達した。ただし総資産約119億円に対し純資産わずか7億9,100万円と財務基盤は脆弱であり、A種優先株式の希薄化リスクも残存する。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 百貨店直販・外商に加え、テナント賃料収入が9億2,900万円(単体売上の約20%)を占め、収益の柱になっている。
  • 2顧客: 神奈川県川崎・横須賀・藤沢エリアの地域住民および法人外商顧客、金・地金買取利用者を対象としている。
  • 3価値提案: 百貨店ゾーンと食品スーパー・ファッション等の集客テナントを同一建物に共存させ、相乗効果による来店促進を図っている。
  • 4コスト構造: ローコストオペレーションを徹底し、売上高経費率をFY2024の57.2%からFY2025の49.4%へ7.8ポイント改善している。
Risks · リスク要因
  • 1財務脆弱性: 総資産119億円に対し純資産7億9,100万円(自己資本比率約6.6%)と財務基盤が極めて薄く、業績悪化時の耐性が低い。
  • 2優先株希薄化: 2010年発行のA種優先株式(1,483,036株)が普通株に転換された場合、既存株主の持分が大幅に希薄化するリスクがある。
  • 3地域集中リスク: 全3店舗が川崎・横須賀・藤沢に集中しており、大地震等の広域災害発生時に事業継続が困難になる可能性がある。
  • 4テナント契約リスク: 売上の2割超を占めるテナント賃料収入は契約変更・解約により急減するリスクがあり、収益安定性が損なわれる可能性がある。
Strengths · 強み
  • 1不動産保有: 横須賀店の全区画を自社保有化し、年間4,000万円超の賃料削減と安定的なテナント賃料収入基盤を確立している。
  • 2テナント誘致力: ライフ・パシオス・ラウンドワンジャパンなど集客力の高い企業との契約を相次いで締結し、空き区画を収益化している。
  • 33期連続黒字: 売上縮小局面でも費用構造改革により営業利益・純利益ともに増加傾向を維持し、経営立て直しに一定の成果を出している。
  • 4外商・金買取: 高収益商材販売と金・地金買取事業が百貨店収益を補完し、単純な小売依存からの脱却を進めている。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1固定費削減の継続: ラウンドワンジャパンとの賃貸借契約(2025年9月締結)による賃料収入増加と、空き区画の賃貸化をさらに推進する方針である。
  • 2不動産事業拡大: FY2025より不動産事業(アパート事業等)を独立セグメント化し、百貨店事業を補完する安定収益源として育成する計画である。
  • 3外商・高収益商材強化: 金・地金買取の強化と法人・個人新規顧客へのアプローチ拡大により、高粗利事業の売上比率を高める方針である。
  • 4ローコストオペレーション: テナント面積拡大に伴う店舗管理コスト削減と委託業務見直しを継続し、経費率49.4%のさらなる引き下げを目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
3期連続黒字: FY2025は売上高46億円(-6.4%)ながら純利益1億1,000万円(前年比+51.7%)を達成し、ROEは13.9%に改善した。
横須賀店区画取得: 地権者区画を取得し全区画が自社保有となり、年間4,000万円超の固定費(賃料)削減を実現した。
ラウンドワンジャパン契約: 2025年9月30日付でラウンドワンジャパンと賃貸借契約を締結し、空き区画の有効活用と百貨店ゾーンとの相乗効果を狙う。
セグメント変更: FY2025より「百貨店事業」と「不動産事業(アパート事業等)」の2セグメント体制に移行し、不動産売上高は896万円を計上した。
02

業績推移

売上高
46.3億円6.4%FY25
050100150200FY20FY22FY24
営業利益
1.2億円3.6%FY25
00.40.81.11.5FY20FY22FY24
純利益
1.1億円50.7%FY25
00.40.81.11.5FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.00.81.52.33.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
06.2512.518.7525FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高18415013824.252.149.546.3
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益-0.71.41.11.2
経常利益-1.1-7.3-4.7-0.81.31.01.4
純利益-1.2-8.5-5.1-0.80.10.71.1
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産115112122122122118119
純資産 (自己資本)13.65.24.35.85.86.27.9
自己資本比率 (%)11.84.63.54.84.75.26.7
現金及び預金6.88.614.915.617.816.514.3
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF1.6▲4.5▲8.71.03.72.64.1
投資CF▲2.3▲1.0▲9.5▲0.3▲1.4▲3.9▲6.2
財務CF2.37.324.5▲0.0▲0.0▲0.0▲0.1
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
22.26
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
13.9%
自己資本利益率
ROA
0.9%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

DepartmentStoreBusiness0.099.8%0.00兆14.4%
RealEstateBusiness0.00.2%▲0.00兆-33.3%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
137
平均年齢
52.4
平均勤続
18.9
単体 平均年収
382万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス1.8百万株37.08%
#2淺山 忠彦0.6百万株13.09%
#3京浜急行電鉄株式会社0.5百万株9.35%
#4松井証券株式会社0.3百万株6.21%
#5さいか屋取引先持株会0.2百万株4.20%
#6株式会社横浜銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.1百万株2.69%
#7山田 祥美0.1百万株1.60%
#8株式会社デザインアートセンター0.0百万株0.75%
#9寺岡 聖剛0.0百万株0.67%
#10株式会社SBIネオトレード証券0.0百万株0.49%
08

配当・株主還元

配当データは準備中です。

09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。