京
京阪神ビルディング株式会社
ケイハンシンビルディングカブシキガイシャ上場不動産業8818EDINET: E03867Keihanshin Building Co., Ltd.
決算期: 03月期
業種: 不動産業
売上高 (FY25)
196億円
1.42%営業利益 (FY25)
49.8億円
1.95%経常利益 (FY25)
48.3億円
0.25%純利益 (FY25)
43.9億円
15.66%総資産
1771億円
6.29%自己資本比率
43.1%
—ROE
5.8%
0.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
京阪神ビルディングは1948年創業の上場不動産賃貸会社で、大阪都心部を中心にオフィスビル8棟・データセンタービル8棟・ウインズビル5棟・商業施設/物流倉庫8棟の計29棟を保有・賃貸する。売上高の53.4%をデータセンタービル事業が占め、エクイニクス・ジャパンやソフトバンクとの長期契約が収益を下支えする。FY2025(2025年3月期)の売上高は196億円(前期比+1.4%)、純利益は44億円(同+15.7%)と増収増益を達成し、期末空室率は0.64%と極めて低位に抑えた。一方、修繕費の前倒し計上により営業利益は前期比2.0%減の約50億円に留まった。 2023年5月に策定した長期経営計画(2024-2033年度)では、10年間で累計2,500億円の投資(うちフェーズI 770億円)を実行し、2028年3月期に事業利益80億円・ROE7%以上、2033年3月期に事業利益140億円・ROE8%以上を目指す。首都圏オフィス・物流倉庫・データセンター開発用地の取得やエクイティ投資・海外投資(米国マイアミ集合住宅へ出資)など投資手法の多様化を加速しており、売上の約79%を占める関西圏集中リスクの分散も重要課題として認識されている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 土地建物賃貸の単一セグメントで、データセンタービル53.4%・オフィス22.9%・ウインズビル17.1%・商業施設/物流倉庫6.6%の構成である。
- 2顧客: エクイニクス・ジャパン(売上比18.2%)・JRA(17.0%)・ソフトバンク(12.1%)など長期契約テナントが収益を安定させている。
- 3価値提案: 30年超のデータセンタービル賃貸実績に基づく免震・大型発電機・高度セキュリティで24時間稼働の信頼性を提供している。
- 4コスト構造: 有形固定資産の取得に長期借入・社債発行で資金調達し、有利子負債依存度は47.6%(FY2025末)と高く、減価償却費39億円が主要コストである。
Risks · リスク要因
- 1大阪地区への地理的集中: 売上の78.9%が大阪府(うち大阪市74.6%)に集中しており、関西での大規模災害や需給悪化が業績に直撃するリスクがある。
- 2上位3テナント依存: エクイニクス・JRA・ソフトバンクの3社で売上の47.3%を占め、いずれかの退去・賃料引下げが即座に業績を毀損しうる。
- 3有利子負債の膨張と金利上昇リスク: 有利子負債残高は843億円(依存度47.6%)に達し、借換え時の金利上昇が将来の財務コストを押し上げる懸念がある。
- 4不動産取得税の一時費用化リスク: 多額の不動産取得時に不動産取得税・登録免許税を即時費用処理するため、積極投資期には経営成績が大幅に変動する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1データセンター特化の希少性: 大阪都心部に8棟・30年以上の運営実績を持ち、免震・大型非常用発電機等インフラで競合参入障壁が高い。
- 2極めて低い空室率: FY2025末の空室率は0.64%と業界最低水準を維持し、安定したキャッシュフロー(営業CF 73億円)を創出している。
- 3アセット多様化によるリスク分散: オフィス・DCビル・ウインズビル・物流倉庫の4事業が景気サイクルの異なるリスクを相互に補完している。
- 4長期固定賃貸契約: 主要3テナントとの長期・定期賃貸借契約により賃料水準が安定し、売上予測の視認性が高い。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1長期経営計画フェーズI(2024-2028年度)で累計770億円を投資し、2028年3月期に事業利益80億円・ROE7%以上・ROA4%以上の達成を目指す。
- 2首都圏オフィス・物流倉庫・新データセンタービル開発用地の取得で関西集中リスクを低減し、首都圏売上比率をFY2025の14.9%から引き上げる。
- 3エクイティ投資・海外投資(フェーズI累計130億円)・法人向けレジデンス・ヘルスケア施設等へのアセット多様化でフロー事業収益も確立する。
- 42031年3月期までにGHG排出量(Scope1+2)を2020年3月期比46%削減、グリーンビル認証取得面積率50%以上を目指しESG対応を強化する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025純利益は44億円(前期比+15.7%)で着地し、投資有価証券売却による特別利益15億円が主な押上げ要因となった。
2024年8月に米国フロリダ州マイアミの集合住宅へエクイティ出資を実行し、海外投資の第一歩を踏み出した。
2025年3月に愛知県小牧市の物流倉庫を取得し、関西外への地域分散投資を着実に進めた。
前倒し資金調達として長期借入70億円・社債50億円を実施し期末現金は141億円(前期比+54億円)に積み上がったが、有利子負債残高は843億円に増加した。
02
業績推移
売上高
196億円▲1.4%FY25
営業利益
49.8億円▼1.9%FY25
純利益
43.9億円▲15.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 150 | 153 | 153 | 178 | 189 | 193 | 196 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 51.3 | 53.7 | 50.8 | 49.8 |
| 経常利益 | 52.1 | 52.1 | 50.8 | 48.8 | 50.4 | 48.4 | 48.3 |
| 純利益 | 40.0 | 39.2 | 82.5 | 51.7 | 41.9 | 37.9 | 43.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1328 | 1366 | 1540 | 1500 | 1523 | 1666 | 1771 |
| 純資産 (自己資本) | 642 | 644 | 705 | 705 | 709 | 749 | 763 |
| 自己資本比率 (%) | 48.4 | 47.1 | 45.8 | 47.0 | 46.5 | 44.9 | 43.1 |
| 現金及び預金 | 159 | 132 | 216 | 98.8 | 53.1 | 86.7 | 141 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 52.6 | 66.9 | 76.9 | 27.4 | 89.2 | 82.2 | 73.0 |
| 投資CF | ▲16.2 | ▲97.1 | ▲55.7 | ▲86.5 | ▲121 | ▲113 | ▲82.2 |
| 財務CF | 52.3 | 3.0 | 62.2 | ▲57.6 | ▲13.8 | 64.1 | 62.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
89.90
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.8%
自己資本利益率
ROA
2.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
64人
平均年齢
47.8歳
平均勤続
9.4年
単体 平均年収
1,085万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
58.50円+4
配当性向
40.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
39
FY21
45
FY22
52
FY23
54
FY24
55
FY25
59
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。