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株式会社トリドリ

カブシキガイシャトリドリ上場サービス業9337EDINET: E38162
toridori Inc.
決算期: 12月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
53.7億円
25.71%
営業利益 (FY25)
7.1億円
55.60%
経常利益 (FY25)
7.0億円
60.27%
純利益 (FY25)
4.4億円
68.73%
総資産
67.7億円
39.88%
自己資本比率
28.2%
ROE
27.1%
7.20%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社トリドリは、InstagramやYouTube、TikTokで活動するインフルエンサーと広告主企業をつなぐプラットフォーム「toridori base」を中核とするインフルエンス・プラットフォーム事業を展開する。同社の最大の特徴は、従来は大手代理店経由でのみ利用可能だったインフルエンサーマーケティングを、中小事業者・個人事業主でもアプリから直接・低コストで活用できる仕組みに落とし込んだ点にある。売上高はFY2019の4億円からFY2025の54億円へと6年間で約13倍に拡大しており、FY2025は前年比+25.7%・営業利益は同+55.7%の7億円と増収増益を達成した。国内インターネット広告市場が2025年に4兆459億円と過去最高を更新する追い風を受けつつ、プロダクト領域(中小企業向け)とマーケティングパートナー領域(中堅・大手向け)の2軸で顧客層を拡大している。中期経営計画(2025-2027年度)ではAIを活用した運用型インフルエンサー広告「Vooster」の育成、インフルエンサーデータベースの高度化、M&Aによるケイパビリティ拡充を掲げ、市場構造変化を取り込んだ持続成長を目指している。一方でSNSプラットフォームの規制変更や競合激化、継続的な新規顧客獲得コストの増加が業績変動リスクとして存在する。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 主力の「toridori base」月額課金と、成果報酬型「toridori ad」・タイアップ型「toridori promotion」で構成し、売上54億円を生み出している。
  • 2顧客: 店舗・EC事業者などの中小企業から中堅・大手企業まで幅広い広告主と、Instagram・TikTok等のインフルエンサー双方を対象としている。
  • 3価値提案: 代理店不要でアプリから直接インフルエンサーをキャスティングできる仕組みにより、高額代理店手数料を排除して低コストなSNS広告を実現している。
  • 4コスト構造: 売上原価率は約9%と極めて低く、費用の大半は人件費・広告宣伝費などの販管費であり、粗利率91%超の高マージン構造である。
Risks · リスク要因
  • 1SNSプラットフォーム依存リスク: TikTok・Instagram等の規約変更やユーザー離れが発生した場合、広告手法の根幹が機能不全に陥り業績への影響が大きい。
  • 2法規制・ステルスマーケティングリスク: 景品表示法改正やステルスマーケティング規制の強化によりインフルエンサー投稿が制限され、サービス価値が毀損される恐れがある。
  • 3「toridori base」の顧客チャーンリスク: 月額課金モデルでは目的達成後に解約するケースが存在し、継続的な新規顧客獲得が滞ると売上成長が鈍化しうる。
  • 4技術陳腐化リスク: AI活用など技術革新の速い市場で競合が優位なサービスを投入した場合、プロダクト競争力が短中期に低下するリスクがある。
Strengths · 強み
  • 1インフルエンサーデータベース: 機械学習で強化された大規模インフルエンサーDBは模倣困難な参入障壁を形成しており、データドリブンな最適マッチングを可能にしている。
  • 2中小企業開拓力: 従来インフルエンサーマーケティングを利用できなかったSMB層を開拓することで、競合が手薄な市場セグメントで高いシェアを獲得している。
  • 3高成長・高収益の両立: 売上は6年で約13倍、ROE27.1%と成長性と収益性を同時に実現しており、スケーラブルなプロダクト主導モデルが機能している。
  • 4SNS市場の構造的追い風: Z世代を中心にSNSが認知・検索の主媒体へ移行しており、同社プラットフォームの戦略的重要性は中長期にわたり高まる見通しである。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1「Vooster」の本格展開: AIによるインフルエンサー選定と成果連動型課金を実装した運用型インフルエンサー広告を育成し、2025-2027年度中期計画の新たな収益柱に育てる。
  • 2プロダクト領域の細分化: 店舗事業者向けとEC事業者向けにサービスを分割し、SMB顧客の裾野を拡大することで「toridori base」の獲得効率と利用単価を高める。
  • 3マーケティングパートナー領域のM&A強化: 中堅・大手企業向けに伴走支援型サービスのケイパビリティをM&Aで補強し、顧客課題に対するソリューションの深度を高める。
  • 4インフルエンサーデータベースの価値最大化: データ量の拡充と機械学習強化により、同DBを競合が模倣困難な中核資産として進化させ、全サービスの成果品質を向上させる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高54億円(+25.7%)、営業利益7億円(+55.7%)、純利益4億円(+68.9%)と増収増益を達成し、収益性改善が鮮明となった。
2領域の成長: プロダクト領域が34.7億円(+28.8%)、マーケティングパートナー領域が19.0億円(+20.4%)とともに2割超成長を実現している。
中期経営計画策定: 2025年2月に2025-2027年度の中期経営計画を公表し、「Vooster」育成・M&A活用・DB強化の3本柱を明示した。
財務面の変化: 総資産が67.7億円へ拡大し、借入金が6.6億円増加した一方、現金残高は19.6億円と手元流動性を維持している。
02

業績推移

売上高
53.7億円25.7%FY25
015304560FY20FY22FY24
営業利益
7.1億円55.6%FY25
02468FY20FY22FY24
純利益
4.4億円68.7%FY25
01.32.53.85FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.03.87.511.315.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
037.575112.5150FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高3.85.610.620.632.242.753.7
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益-3.71.24.57.1
経常利益-0.4-1.8-4.0-3.91.24.47.0
純利益-0.6-1.8-4.4-5.61.32.64.4
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産5.611.211.922.432.948.467.7
純資産 (自己資本)-0.13.10.310.611.914.919.1
自己資本比率 (%)-1.328.22.347.236.230.828.2
現金及び預金6.52.211.816.715.819.6
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF▲2.3▲4.2▲4.5▲0.11.04.0
投資CF▲0.2▲1.2▲0.1▲1.1▲9.1▲5.8
財務CF6.51.014.36.17.25.6
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
133.04
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
27.1%
自己資本利益率
ROA
6.5%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
53
平均年齢
32.1
平均勤続
2.2
単体 平均年収
474万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1中山 貴之1.0百万株31.39%
#2株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.3百万株9.83%
#3Global Catalyst Partners Japan2号投資事業有限責任組合0.2百万株5.45%
#4雨瀧 浩一郎0.1百万株4.24%
#5日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.1百万株3.65%
#6株式会社セレス0.1百万株3.29%
#7NOMURA INTERNATIONAL PLC A/C JAPAN FLOW(常任代理人 野村證券株式会社)0.1百万株2.87%
#8国本 貴志0.1百万株2.72%
#9GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)0.1百万株2.72%
#10BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.1百万株2.46%
08

配当・株主還元

配当データは準備中です。

09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。