第
第一カッター興業株式会社
ダイイチカッターコウギョウカブシキガイシャ上場建設業1716EDINET: E00320DAI-ICHI CUTTER KOGYO K.K.
決算期: 06月期
業種: 建設業
売上高 (FY25)
202億円
3.29%営業利益 (FY25)
16.5億円
32.94%経常利益 (FY25)
17.9億円
36.66%純利益 (FY25)
13.3億円
32.69%総資産
222億円
1.78%自己資本比率
87.0%
—ROE
7.1%
4.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
第一カッター興業は、建設インフラの老朽化対策や改修工事に特化した下請専門企業である。切断・穿孔工事が売上の96.9% を占め、ダイヤモンド工法やウォータージェット工法などの環境配慮型技術で高速道路・鉄道・産業インフラ向けに施工を展開している。FY2025 は売上202億円 (前年209億円)、営業利益16億円 (前年24億円) と減少したが、これは高速道路リニューアル工事の受注減と連結子会社の除外が主因である。一方、自己資本比率86.4%、純資産193億円の強固なバランスシートを維持しており、公共投資の堅調さを背景に中長期的なインフラ改修需要が基盤となっている。人材採用・育成と研究開発を経営の重点課題と位置づけ、業界の人材不足下での差別化強化を図っている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1受注構造: 総合建設業者や道路建設業者との下請契約が大半で、公共事業関連工事中心の営業基盤を構成している。
- 2工法・技術: ダイヤモンド工法・ウォータージェット工法などの高度な切断・穿孔技術により、建築・土木・産業施設の改修工事を施工する。
- 3事業領域: 切断・穿孔工事事業 (売上96.9%) とビルメンテナンス事業 (売上3.1%) の二本柱で、化学工場・石油プラント・発電所等のメンテナンスにも対応している。
- 4資金調達モデル: 運転資金・設備投資を自己資金で賄い、内部留保により経営環境の変化に対応する方針を採っている。
Risks · リスク要因
- 1公共事業依存: 切断・穿孔工事事業が公共事業関連 (特に高速道路) 中心であり、公共投資削減や予算執行の変動が業績に直結するリスクがある。
- 2季節変動と利益率: 公共工事の年度始まり (4月) に伴う第4四半期 (4-6月) の工事量減少で、固定費負担により利益率が悪化するリスクがある。
- 3人材確保と労務費上昇: 建設業界の慢性的な人材不足下で、技術者の確保・育成が計画通り進まない場合、業績悪化と機会損失が生じるリスクがある。
- 4安全事故と信頼喪失: 高所作業・重機操作など事故リスクの高い現場環境で、作業員や協力業者による事故が発生すれば、顧客信頼の喪失と業績悪化につながる可能性がある。
Strengths · 強み
- 1技術差別化: ダイヤモンド工法・ウォータージェット工法などの環境配慮型工法で競争優位を確保し、顧客の信頼を獲得している。
- 2供給力: 旭ダイヤモンド工業との安定的な調達関係 (原材料仕入の46.4%) により、安定した品質と納期を実現している。
- 3財務体力: 自己資本比率86.4%、現金預金82億円の潤沢な資金で、設備投資や人材育成に柔軟に対応できる。
- 4人材育成体系: 「技術力向上→資格取得→技術領域拡張→人間力向上」の人材育成ロードマップで、業界内での差別化と競争力強化を実現している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1西日本エリアへの投資拡大: 既存事業の拡張と新規顧客開拓に向け、西日本地域への営業・施工体制の強化を積極的に推進する。
- 2高速道路・鉄道などのインフラ重点化: 市況影響の少ない輸送インフラと長寿命化が不可欠な産業インフラをターゲット営業とし、計画的な売上確保を図る。
- 3ウォータージェット工法の拡大: 建設工事以外のメンテナンス・洗浄領域 (化学工場・石油プラント・発電所等) を伸ばし、四半期業績の平準化を目指す。
- 4人材基盤整備と組織体制強化: 技術伝承・DX推進・新規事業チームの育成を通じ、2025年以降の長期的な競争優位性と成長基盤を確立する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025減益: 営業利益16億円 (前年24億円、-32.9%) で、高速道路リニューアル工事の受注減と原価経費増加が主因となった。
ビルメンテナンス事業の成長: 首都圏を中心に大手デベロッパーとの新規案件開拓に成功し、売上614百万円 (+18.9%) で利益は56百万円 (+124.8%) に拡大した。
受注残高の改善: 受注残高687億円 (前年同期457億円、+150.1%) で、今後の売上確保への期待が高まっている。
コンプライアンス強化継続: 2021年の子会社不正事件を踏まえ、コンプライアンス教育・ガバナンス研修・内部統制システム再構築に注力している。
02
業績推移
売上高
202億円▼3.3%FY25
営業利益
16.5億円▼32.9%FY25
純利益
13.3億円▼32.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 149 | 174 | 193 | 209 | 222 | 209 | 202 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 25.0 | 26.3 | 24.6 | 16.5 |
| 経常利益 | 18.4 | 24.8 | 29.4 | 27.0 | 28.6 | 28.3 | 17.9 |
| 純利益 | 12.5 | 15.2 | 17.4 | 15.8 | 19.5 | 19.7 | 13.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 133 | 155 | 180 | 194 | 216 | 219 | 222 |
| 純資産 (自己資本) | 110 | 125 | 143 | 159 | 172 | 183 | 194 |
| 自己資本比率 (%) | 82.3 | 80.8 | 79.6 | 81.7 | 79.9 | 83.6 | 87.0 |
| 現金及び預金 | 57.0 | 63.2 | 66.1 | 77.5 | 94.2 | 94.6 | 82.1 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 12.3 | 25.1 | 19.6 | 22.4 | 27.4 | 21.7 | 17.0 |
| 投資CF | ▲6.5 | ▲17.0 | ▲15.9 | ▲8.5 | ▲5.6 | ▲16.5 | ▲24.4 |
| 財務CF | ▲1.8 | ▲2.0 | ▲0.7 | ▲2.9 | ▲5.1 | ▲4.8 | ▲5.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
117.71
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
7.1%
自己資本利益率
ROA
6.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
BuildingMaintenance0.0兆3.0%0.00兆9.3%
CuttingAndDrillWork0.0兆97.0%0.00兆14.1%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
526人
平均年齢
38.8歳
平均勤続
10.7年
単体 平均年収
675万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
40.00円+2
配当性向
42.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
25
FY21
18
FY22
28
FY23
35
FY24
38
FY25
40
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。