鹿
鹿島建設株式会社
カジマケンセツカブシキガイシャ上場建設業1812EDINET: E00058KAJIMA CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 建設業
売上高 (FY25)
2.91兆円
9.25%営業利益 (FY25)
0.15兆円
11.49%経常利益 (FY25)
0.16兆円
7.03%純利益 (FY25)
0.13兆円
9.37%総資産
3.45兆円
10.19%自己資本比率
37.0%
—ROE
10.2%
0.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
鹿島建設は2025年度に売上高2.91兆円、営業利益1,519億円を記録し、堅調な回復軌跡を示している。国内建設事業(土木+建築)が売上の約50%を占め、不動産開発事業が高成長(+19.9%)、海外事業が急速に拡大(+29.7%)するなど多角的な成長を実現。建設コスト上昇や労務費増加という環境下でも、売上総利益率改善により営業利益は前年比+11.5%を達成。2024年開始の新中期経営計画では、デジタル化・自動化施工技術の導入、バイオディーゼル燃料拡大、女性採用比率向上(2029年までに30%)など、技術立社と人的資本経営の両立を標榜。一方、有利子負債は7,920億円まで増加し、自己資本比率は36.4%に低下したため、財務健全性維持が経営課題。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 建設事業(土木41.4億円+建築1,053億円)が売上の約59%を占め、不動産開発事業(977億円)と海外事業(1.11兆円)が成長エンジン。
- 2顧客基盤: 生産施設・半導体工場・道路更新など重点分野で大型工事を受注し、海外では米国医療・教育分野へM&A拡大(ロジャーズ・ビルダーズ買収)。
- 3価値提案: スマート床版更新システム(SDR)・自動化施工技術(A4CSEL)・CO2吸収コンクリート(CO2-SUICOM)などで工期短縮と環境性能を実現。
- 4地域構成: 国内建設が中核(53.6%)で、海外事業が38.3%まで拡大し、グローバル収益多角化を進行中。
Risks · リスク要因
- 1建設コスト変動: 資機材・労務費の持続的上昇により、物価スライド条項未適用契約での採算悪化リスク;コスト管理継続が必須。
- 2担い手不足: 建設技能労働者減少により施工体制維持困難化の可能性;重層下請構造改革と処遇改善が急務。
- 3海外政治経済リスク: 北米・欧州・アジア進出拡大に伴い、為替変動・規制変更・テロ・紛争による事業中断の可能性増加。
- 4保有資産減損: 販売用不動産2,807億円・賃貸不動産3,437億円・投資有価証券3,974億円の時価下落が減損損失招くリスク。
Strengths · 強み
- 1技術差別化: 特許・自動化施工システム・環境対応製品により、他社との競争優位を構築し新工法受注を獲得。
- 2事業プラットフォーム: 設計・施工・開発・不動産の一貫体制で、八重洲再開発やKALOC物流施設など大型案件の収益化を実現。
- 3海外展開加速: 米国医療・教育施設、欧州流通施設で16+3件の売却実績、投資・回収サイクル確立により営業利益+18.6%。
- 4労務環境適応: 2024年4月の時間外労働上限規制に対し働き方改革で対応し、多様な働き方整備で人材確保を強化。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中核強化: 土木・建築の生産性向上、生産施設3,000億円以上受注確保、Rapidus IIM-1(2026年3月竣工予定)施工推進で国内事業安定化。
- 2成長領域拡大: 海外開発事業の投資・回収サイクル継続、米国医療・教育分野M&A統合、アジア・欧州での流通施設開発加速(2026年度末まで)。
- 3技術立社実現: シンガポール研究開発拠点「The GEAR」での外部協働、CO2-SUICOM大型製品化、ドローン森林管理「Forest Asset」13件受託で新収益源創出。
- 4サステナビリティ推進: 脱炭素・資源循環・自然再興を掲げ、2025年大阪関西万博でCO2吸収コンクリート活用、女性採用30%・男性育休推進、政策保有株式20%未満縮減達成。
Recent Highlights · 直近の動向
2025年度売上高2.91兆円(+9.3%)、営業利益1,519億円(+11.5%)、純利益1,258億円(+9.4%)を達成;海外事業が1.11兆円で初めて売上の38%を占める。
Rapidus IIM-1半導体工場施工が2026年3月竣工に向け順調進捗;コーセー南アルプス工場など生産施設3,000億円以上を新規受注。
スマート床版更新(SDR)システムで高速道路工事工期大幅短縮実現;山岳トンネル自動化施工システム「A4CSEL」完成により施工力強化。
海外流通倉庫開発16件(米国)+3件(欧州)売却で投資・回収サイクル確立;ロジャーズ・ビルダーズ買収で北米医療・教育建設強化、有利子負債7,920億円に増加。
02
業績推移
売上高
2.91兆円▲9.3%FY25
営業利益
0.15兆円▲11.5%FY25
純利益
0.13兆円▲9.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1.97 | 2.01 | 1.91 | 2.08 | 2.39 | 2.67 | 2.91 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.12 | 0.12 | 0.14 | 0.15 |
| 経常利益 | 0.16 | 0.15 | 0.14 | 0.15 | 0.16 | 0.15 | 0.16 |
| 純利益 | 0.11 | 0.10 | 0.10 | 0.10 | 0.11 | 0.12 | 0.13 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 2.09 | 2.17 | 2.16 | 2.34 | 2.77 | 3.14 | 3.45 |
| 純資産 (自己資本) | 0.76 | 0.80 | 0.88 | 0.95 | 1.06 | 1.22 | 1.28 |
| 自己資本比率 (%) | 36.2 | 36.6 | 40.9 | 40.8 | 38.3 | 39.0 | 37.0 |
| 現金及び預金 | 0.32 | 0.26 | 0.30 | 0.27 | 0.28 | 0.35 | 0.35 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.03 | 0.05 | 0.15 | 0.03 | ▲0.03 | 0.12 | 0.03 |
| 投資CF | ▲0.03 | ▲0.10 | ▲0.07 | ▲0.05 | ▲0.08 | ▲0.06 | ▲0.10 |
| 財務CF | ▲0.08 | ▲0.01 | ▲0.04 | ▲0.02 | 0.11 | ▲0.01 | 0.06 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
266.49
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
10.2%
自己資本利益率
ROA
3.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Construction1.1兆36.2%0.05兆4.9%
Development0.1兆3.4%0.03兆28.4%
DomesticAssociateCompanies0.2兆8.3%0.02兆6.8%
Engineering0.4兆13.9%0.04兆8.8%
OverseasAssociateCompanies1.1兆38.3%0.02兆1.8%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
8,854人
平均年齢
41.9歳
平均勤続
16.4年
単体 平均年収
1,185万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
149.00円+24
配当性向
47.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
75
FY21
79
FY22
85
FY23
99
FY24
125
FY25
149
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。