株
株式会社イチケン
カブシキガイシャイチケン上場建設業1847EDINET: E00117ICHIKEN Co., Ltd.
決算期: 03月期
業種: 建設業
売上高 (FY25)
990億円
2.72%営業利益 (FY25)
68.7億円
67.46%経常利益 (FY25)
68.0億円
69.15%純利益 (FY25)
47.0億円
59.87%総資産
676億円
5.76%自己資本比率
50.4%
—ROE
13.8%
3.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社イチケンは商業施設建築を中核とする準大手ゼネコン。FY2025通期売上990億円(前年964億円、+2.7%)、営業利益69億円、経常利益68億円、純利益47億円(ROE 13.8%)を達成。建設事業セグメント売上987億円(営利率8.9%)が99%を占め、民間向け商業施設・宿泊施設が主力。受注高1036億円、繰越工事高902億円と堅調な受注環境を反映。2024年7月に土木専業の片岡工業を子会社化し、事業領域を拡大。2030年ビジョン(売上1000億円、営利率5%程度、ROE 8%以上)達成に向け、M&A 100億円・不動産 100億円・海外(ベトナム) 30億円・人材 40億円・デジタル化 30億円の計300億円投資計画を推進中。労働力不足対策としてBIM活用やベトナムでのDX支援を強化している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 建設事業が売上987億円(99.7%)で大半を占め、不動産事業が2.7億円の補助的位置づけである。
- 2顧客構成: 民間向けが売上の99.6%(96.0億円)で、官公庁向けが0.4%と圧倒的に民間依存である。
- 3事業領域: 商業施設・宿泊施設建築が主力で、2024年片岡工業子会社化により土木・インフラ工事を新たに追加展開している。
- 4工事パイプライン: 当期受注1036億円、繰越工事902億円により2-3年の売上を確保し、安定した事業規模を維持している。
Risks · リスク要因
- 1受注競争激化と資材価格変動: 商業施設需要の成長率鈍化下で他社との受注競争が激化し、資材費・労務費高騰により工事採算性が悪化するリスクが高い。
- 2労働力不足と生産性限界: 建設業の深刻な人手不足により、現場要員確保コストが上昇し、BIM導入等のDX投資効果実現までの間、生産性向上が制約される。
- 3大型工事のキャッシュフロー圧力: 請負金額の全額回収までに長期間を要する大型工事(繰越902億円)増加時、営業CF逼迫や資金調達コスト増加の可能性がある。
- 4取引先信用リスクと景気減速: 民間顧客99.6%集中により景気後退時の発注縮小リスクが高く、不動産不況時の顧客信用不安が経営成績に直結する。
Strengths · 強み
- 1商業施設特化による専門性: 店舗・施設の新築・内装・リニューアルで培ったノウハウと企画提案力が、民間顧客との強固な関係基盤となっている。
- 2安定した受注と利益: 受注高1036億円(売上の104.7%)、繰越工事902億円で先行受注が充実し、3年連続で売上900億円超を達成している。
- 3営利性の高さ: 営業利益率7.0%で建設業平均を上回り、民間工事中心による原価管理効率とスケールメリットが実現している。
- 4事業領域拡大による成長基盤: 片岡工業の土木事業取得により、インフラ老朽化対策や国土強靱化需要を捕捉し、新規客層へのアクセスを確保している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 12030年ビジョン達成: 売上1000億円・営利率5%程度・ROE 8%以上・自己資本比率50%超を目標に、総額300億円投資(M&A 100億円・不動産 100億円・海外 30億円)を実行する。
- 2土木・インフラ領域への進出: 片岡工業との連携強化により、インフラ老朽化対策や国土強靱化需要を取り込み、建築から土木への事業多角化を2025年度以降加速する。
- 3デジタル化による競争力強化: BIM(3次元モデル)導用による現場業務効率化と、ベトナムオペレーターのスキル向上支援により、コスト削減と海外拡大を両立させる。
- 4人材戦略の抜本強化: 採用強化・研修制度見直し・長時間労働削減・女性活躍推進等に40億円投資し、2030年度800名体制での生産性向上型組織を構築する。
Recent Highlights · 直近の動向
通期実績好調: FY2025売上990億円(+2.7%)、営業利益69億円、経常利益68億円を達成し、ROE 13.8%と目標値(8%)を大きく上回った。
片岡工業子会社化: 2024年7月土木工事中心の片岡工業を子会社化し、事業領域拡大とインフラ需要取込を実現、建築990億円から土木への転換を開始した。
受注堅調と繰越充実: 受注高1036億円、繰越工事高902億円により、中期営利率5%達成に向けた供給基盤を構築、2026年3月期売上970億円以上を見通している。
ビジョン2030投資本格化: M&A・不動産・海外・人材・DX計300億円投資を進行中で、特にBIM導入による現場効率化と海外(ベトナム)BIMセンター機能強化に注力している。
02
業績推移
売上高
990億円▲2.7%FY25
営業利益
68.7億円▲67.5%FY25
純利益
47億円▲59.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 938 | 865 | 886 | 838 | 881 | 964 | 990 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 46.7 | 26.7 | 41.0 | 68.7 |
| 経常利益 | 45.9 | 42.4 | 46.7 | 46.4 | 25.9 | 40.2 | 68.0 |
| 純利益 | 31.6 | 29.2 | 31.6 | 29.8 | 17.1 | 29.4 | 47.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 587 | 527 | 540 | 576 | 557 | 639 | 676 |
| 純資産 (自己資本) | 198 | 219 | 246 | 268 | 275 | 301 | 341 |
| 自己資本比率 (%) | 33.7 | 41.5 | 45.6 | 46.5 | 49.4 | 47.1 | 50.4 |
| 現金及び預金 | 118 | 122 | 118 | 117 | 117 | 130 | 199 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲80.8 | 36.2 | 5.4 | 7.6 | 12.8 | 18.8 | 81.4 |
| 投資CF | ▲11.7 | ▲54.5 | ▲0.6 | ▲1.4 | ▲1.2 | 4.2 | ▲13.5 |
| 財務CF | ▲5.8 | 22.1 | ▲8.0 | ▲8.0 | ▲11.6 | ▲9.3 | 0.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
647.19
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
13.8%
自己資本利益率
ROA
6.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
CNS0.1兆99.7%0.01兆8.9%
CTE0.0兆0.3%0.00兆36.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
650人
平均年齢
44.1歳
平均勤続
16.8年
単体 平均年収
805万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
190.00円+35
配当性向
21.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
90
FY21
90
FY22
100
FY23
140
FY24
155
FY25
190
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。