東
東亜建設工業株式会社
トウアケンセツコウギョウカブシキガイシャ上場建設業1885EDINET: E00080TOA CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 建設業
売上高 (FY25)
3305億円
16.42%営業利益 (FY25)
206億円
19.67%経常利益 (FY25)
201億円
20.70%純利益 (FY25)
149億円
41.75%総資産
2989億円
9.53%自己資本比率
36.1%
—ROE
14.7%
3.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
東亜建設工業は、国内土木事業・国内建築事業・海外事業から構成される建設企業グループである。FY2025通期は売上高3,305億円(前年比16.4%増)、営業利益206億円(同19.7%増)、純利益149億円(同41.8%増)と3期連続で二桁成長を達成した。特に海外事業が売上前年比35.5%増、利益が237%増と急伸し、国内建築事業(物流施設中心)も売上31.4%増、利益42.5%増と好調である。防衛力強化インフラ整備やODA案件の拡大、物流施設需要の堅調推移が主因。中期経営計画(2023~2025年度)の最終年度として事業・人材戦略融合を推進中で、次期新中計の策定も予定されている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1事業構成:国内土木事業(141,096百万円)が売上の42.7%、国内建築事業(110,365百万円)が33.4%、海外事業(65,737百万円)が19.9%を占める。
- 2顧客層:国土交通省など官公庁が約22%、民間ディベロッパー・物流企業・造船各社など民間が約78%で多角化している。
- 3価値提案:海上土木・港湾インフラの高度な技術と保有作業船を活用し、防災・減災対策、防衛関連施設、物流倉庫の特命・企画提案型受注を強化している。
- 4地域別:国内を中心としながら東南アジア(タイ・バングラデシュ)や南アジア、アフリカ等で多国籍受注を拡大し、ODA案件外の民間工事も増加させている。
Risks · リスク要因
- 1建設資材・労務費高騰:資機材価格と労務費の継続的な上昇により工事採算が圧迫される可能性があり、調達力強化が急務である。
- 2海外事業の政治・為替リスク:東南アジア・アフリカでの政情変化・規制変更・為替変動により赤字案件発生のリスクがあり、過去に不採算案件も発生している。
- 3信用・回収リスク:建設工事の長期性と高額性から発注者信用リスク、協力業者経営悪化による工事進捗停滞の可能性がある。
- 4ガバナンス・コンプライアンス:信幸建設で従業員による架空工事代金着服事件が発生(2023年12月公表)し、グループ全体の内部統制強化が重要課題である。
Strengths · 強み
- 1海上土木と作業船保有:港湾・海岸インフラに特化した技術と自社作業船群により、競争差別化が強く高採算案件獲得が容易である。
- 2物流施設企画提案力:倉庫物流分野での特命受注比率が建築事業で69.5%と高く、顧客との信頼関係と設計施工一括対応能力が優位性となっている。
- 3防衛・国土強靭化需要:五年加速化対策や防衛力強化に伴うインフラ整備需要が堅調であり、官公庁受注基盤が安定している。
- 4海外事業の急成長:東南アジア・南アジアでのODA案件と民間案件獲得が加速し、受注高が前年比56.2%増と拡大傾向にある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1海外事業の多工種化・現地資本化:ODA案外の民間工事・設計施工・PPP事業を推進し、現地法人設立により受注拡大を図る。
- 2物流施設域外拡大:医療・福祉・オフィス分野へ事業領域を拡大し、設計施工・BIM活用による生産性向上を実施している。
- 3防衛・防災需要対応:防衛力強化関連インフラと国土強靭化対策に継続的に取り組み、手持工事の安定化を維持する。
- 4デジタル化・人材育成:働き方改革とICT活用による生産性向上、計画的な新卒・キャリア採用と多様な育成体系で技術継承を加速させる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績:売上3,305億円(+16.4%)、営業利益206億円(+19.7%)、純利益149億円(+41.8%)と全利益指標で二桁成長達成。
海外事業好調:売上65,737百万円(+35.5%)、利益4,230百万円(+237.0%)で急伸。受注高119,548百万円(+56.2%)とパイプライン充実。
国内建築拡大:売上110,365百万円(+31.4%)、利益6,421百万円(+42.5%)で物流施設の高採算案件が牽引。医療福祉分野への新規進出も進行。
ガバナンス強化:信幸建設の不正事案後、内部統制・コンプライアンス体制を強化。2026年以降の新中期経営計画策定中で来期末に公表予定。
02
業績推移
売上高
3,305億円▲16.4%FY25
営業利益
206億円▲19.7%FY25
純利益
149億円▲41.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1737 | 1903 | 1897 | 2198 | 2136 | 2839 | 3305 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 98.7 | 65.5 | 172 | 206 |
| 経常利益 | 39.4 | 76.0 | 92.5 | 101 | 66.1 | 166 | 201 |
| 純利益 | 30.7 | 50.1 | 68.6 | 73.8 | 48.4 | 105 | 149 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 2025 | 2027 | 2042 | 2129 | 2269 | 2729 | 2989 |
| 純資産 (自己資本) | 688 | 692 | 762 | 867 | 894 | 967 | 1079 |
| 自己資本比率 (%) | 34.0 | 34.1 | 37.3 | 40.7 | 39.4 | 35.4 | 36.1 |
| 現金及び預金 | 318 | 437 | 323 | 320 | 283 | 570 | 416 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲23.5 | 115 | 14.7 | ▲26.7 | ▲139 | 394 | ▲143 |
| 投資CF | ▲15.0 | ▲28.5 | ▲47.3 | ▲23.9 | ▲25.8 | ▲26.4 | 0.9 |
| 財務CF | ▲10.4 | 33.7 | ▲82.5 | 45.5 | 127 | ▲84.9 | ▲12.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
187.94
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
14.7%
自己資本利益率
ROA
5.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
DomesticBuildingConstruction0.1兆33.4%0.01兆5.8%
DomesticCivilEngineering0.1兆42.7%0.01兆9.3%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆4.0%0.00兆15.9%
Overseas0.1兆19.9%0.00兆6.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,772人
平均年齢
44.0歳
平均勤続
18.3年
単体 平均年収
975万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
76.00円-84
配当性向
44.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
50
FY21
80
FY22
90
FY23
90
FY24
160
FY25
76
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。