三
三晃金属工業株式会社
サンコウキンゾクコウギョウカブシキガイシャ上場建設業1972EDINET: E00109Sanko Metal Industrial Co., Ltd.
決算期: 03月期
業種: 建設業
売上高 (FY25)
454億円
5.70%営業利益 (FY25)
41.1億円
10.81%経常利益 (FY25)
41.4億円
11.59%純利益 (FY25)
29.4億円
13.42%総資産
414億円
3.15%自己資本比率
65.4%
—ROE
11.3%
0.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
三晃金属工業は長尺屋根工事、ハイタフ工事、R-T工事などを手掛ける非住宅鉄骨造屋根工事の専業大手企業である。FY2025は売上454億円、営業利益41億円で過去最高水準を達成し、前期比で売上+5.7%、営業利益+10.8%の増収増益を実現した。屋根事業が売上41.9億円(92.4%)、建材事業が3.4億円(7.4%)と屋根事業に特化している。受注残35.6億円は前期比+7.8%で高水準を維持し、先行きの売上安定性が高い。自己資本比率65.4%、流動比率294.1%と財務健全性が高く、現金14.6億円を保有し有利子負債ゼロである。一方で新築需要減少、建設コスト高騰、人手不足といった業界構造課題に直面しており、これらへの対応が中期的な課題となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1事業構成: 屋根工事(長尺・ハイタフ・R-T・ソーラー・塗装)が売上の92.4%、建材販売7.4%、太陽光売電0.2%からなる。
- 2施工体制: 協力会社「三友会」を中心とした施工管理型ビジネス。自社は設計・施工管理・品質保証を担当し、実工事は協力会社が実行する。
- 3顧客・市場: 工場・倉庫・物流施設等の非住宅鉄骨造建築物。新築・改修工事の両方に対応。国内市場が主体である。
- 4収益源泉: 工事請負による完成工事高38.8億円(85.5%)と屋根成型品・建材販売6.5億円(14.5%)の二本柱。
Risks · リスク要因
- 1建設市場の構造的な需要減少: 全国非住宅鉄骨造着工床面積は前年比9.3%減少。工場・倉庫も12.8%減少。長期的な市場縮小が経営の天井を形成する。
- 2受注競争の激化と価格下落リスク: 需要縮小下での受注競争激化により、工事受注単価が下落した場合、利益率が圧迫される可能性がある。
- 3資材価格高騰と価格転嫁困難: 鋼材・建材価格が高い水準で推移。受注価格に反映困難な場合、原価低減だけでは対応できず収益悪化の恐れがある。
- 4協力会社の確保・育成困難: 建設業人手不足が深刻化。主要協力会社の経営難や人員確保困難が起きれば、受注機会喪失や納期遅延が発生する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1業界トップクラスの受注・施工実績: 年間施工実績39.4億円、受注残35.6億円と業界内で最大級規模。特に長尺屋根33.3億円施工で圧倒的シェア。
- 2高い工事品質・技術力: 施工管理力・施工技術で競争優位。安全・品質教育体制が充実し、重大事故・品質クレーム発生率が業界平均より低い。
- 3強固な協力会社ネットワーク: 「三友会」加盟の優秀協力会社と長期安定取引。施工能力・供給能力が安定し、受注機会を取りこぼさない。
- 4優良な財務体質: 自己資本比率65.4%、流動比率294.1%、現金14.6億円保有、有利子負債ゼロ。配当性向50%で株主還元も実施可能な余裕がある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1ソーラーパネル設置工事等の新領域拡大: ソーラー工事受注2.6億円(+169.6%)と急速に成長。今後、太陽光発電との組み合わせ提案で新しい収益源化を目指す。
- 2改修・メンテナンス工事シフト: 竣工後20年以上経過の既設建屋の改修ニーズを積極捕捉。改修工事の比率を高め、新築需要減少に対応する。
- 3施工体制・技術力の継続的強化: 設備投資(FY2025は有形資産取得456百万円)で成型機等の製造設備充実。施工品質・生産性向上で競争力維持。
- 4働き方改革・DX推進: 業務の抜本的見直し、データ共有化によって個別協力会社の生産性向上とノウハウ標準化を図り、事業全体の効率化と高度化を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025過去最高水準達成: 売上454億円(+5.7%)、営業利益41億円(+10.8%)、純利益29億円(+13.4%)。受注残35.6億円で来期以降も売上確保。
配当政策の拡充: 配当性向を30%から50%に引き上げ、FY2025配当380円(前期200円から+180円増配)を実施。株主還元に軸足を強化。
ソーラー工事の急成長: 屋根上太陽光パネル設置工事が前年比+169.6%の受注増。新領域として注力する成長施策。
ROE向上傾向: ROE 11.3%(前期10.6%)へ改善。自己資本比率65.4%(前期62.2%)の上昇により、資本効率が向上している。
02
業績推移
売上高
454億円▲5.7%FY25
営業利益
41.1億円▲10.8%FY25
純利益
29.4億円▲13.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 361 | 340 | 322 | 348 | 398 | 429 | 454 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 24.3 | 33.8 | 37.1 | 41.1 |
| 経常利益 | 28.7 | 23.7 | 25.0 | 24.2 | 33.7 | 37.1 | 41.4 |
| 純利益 | 19.4 | 12.4 | 16.9 | 16.5 | 23.7 | 25.9 | 29.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 331 | 310 | 304 | 335 | 367 | 402 | 414 |
| 純資産 (自己資本) | 180 | 187 | 200 | 211 | 230 | 250 | 271 |
| 自己資本比率 (%) | 54.4 | 60.2 | 65.6 | 63.1 | 62.6 | 62.2 | 65.4 |
| 現金及び預金 | 75.0 | 84.7 | 93.0 | 104 | 102 | 126 | 146 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 21.5 | 33.6 | 15.6 | 19.0 | 8.2 | 41.1 | 35.6 |
| 投資CF | ▲13.5 | ▲7.7 | ▲3.1 | ▲3.0 | ▲4.7 | ▲9.3 | ▲7.9 |
| 財務CF | ▲7.0 | ▲16.1 | ▲4.2 | ▲5.4 | ▲5.3 | ▲7.3 | ▲7.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
762.84
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
11.3%
自己資本利益率
ROA
7.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
502人
平均年齢
43.4歳
平均勤続
17.9年
単体 平均年収
847万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
380.00円+180
配当性向
49.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
100
FY21
130
FY22
130
FY23
185
FY24
200
FY25
380
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。