株
株式会社システナ
カブシキガイシャシステナ上場情報・通信業2317EDINET: E05283Systena Corporation
決算期: 03月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
836億円
8.68%営業利益 (FY25)
121億円
24.24%経常利益 (FY25)
119億円
19.24%純利益 (FY25)
84.8億円
17.26%総資産
518億円
4.21%自己資本比率
63.7%
—ROE
24.0%
4.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
システナは「ソリューションデザイン」「次世代モビリティ」「フレームワークデザイン」「IT&DXサービス」「ビジネスソリューション」「DX&ストック型ビジネス」の6セグメントを持つ独立系ITサービス企業である。FY2025の売上高は836億円(前期比+8.7%)、営業利益は121億円(同+24.2%)と過去最高水準を更新し、ROEは24.0%と業界平均を大幅に上回る。特に次世代モビリティ事業が売上高+100.8%・営業利益+177.1%と急拡大し、車載ソフト開発の新たな柱となりつつある。フレームワークデザイン事業も公共・金融DX需要の追い風を受け売上高+22.9%と力強い伸びを示した。一方で、通信事業の成熟化を背景にソリューションデザイン事業は売上高-5.8%と縮小局面にあり、事業ドメインの再構築が喫緊の課題となっている。離職率10%超と高インフレ下の人材確保コスト上昇も収益圧迫リスクとして認識されており、今後3年で賃金をさらに23%引き上げる方針を掲げている。ストック型ビジネス(自社プラットフォーム「Canbus.」等)の拡充と即戦力採用へのシフトが中期成長の鍵を握る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ソフトウェア開発・ITアウトソーシング・ハードウェア販売の3本柱で構成し、ビジネスソリューション事業(売上297億円)が最大セグメントである。
- 2顧客: 通信・自動車・金融・公共・法人など幅広い業種の企業に対し、上流コンサルから運用保守まで一貫して提供している。
- 3価値提案: PMO・コンサルティングから実装・検証までを内製化し、DX推進を伴走支援することで高付加価値ポジションを確立している。
- 4コスト構造: 人件費が原価の大半を占める労働集約型であり、離職率低減と価格転嫁により利益率を維持・改善する構造である。
Risks · リスク要因
- 1高離職率と人件費膨張: 離職率10%超が続く中、今後3年でさらに賃金を23%引き上げる方針であり、人件費上昇が利益率を圧迫するリスクがある。
- 2情報セキュリティ: ISO27001取得済みだが、顧客の機密情報を多数扱うため情報漏洩発生時には損害賠償・受注減という重大な事業リスクが生じる。
- 3労働者派遣法規制: 主力ビジネスが派遣・準委任形態を含むため、法令違反や規制強化により事業許可取り消し・停止のリスクを内包している。
- 4ソリューションデザイン事業の縮小: 移動体通信市場の成熟化により同事業売上がFY2025に-5.8%と減少しており、代替成長領域の育成が急務である。
Strengths · 強み
- 1多セグメント分散: 通信・モビリティ・金融・公共など6事業に分散することで特定業界の需要変動リスクを吸収できる収益構造を持っている。
- 2次世代モビリティの高成長: 車載コクピット向けソフト開発がFY2025に売上倍増(50億円)を達成し、SDV対応で新規完成車メーカー受注も獲得している。
- 3高ROE経営: FY2025のROEは24.0%と高水準を維持しており、売上成長と利益率改善を両立した効率的な資本活用が評価できる。
- 4自社プラットフォーム保有: ノーコードDXプラットフォーム「Canbus.」によるストック型収益を育成中であり、将来の安定収益源となり得る。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1採用戦略の転換: 新卒中心から即戦力中途採用へシフトし、専門性の高いスペシャリスト確保によって事業ドメイン再構築を加速する方針である。
- 2賃金引き上げと離職率低減: 過去2年の+17%に続き今後3年でさらに+23%の賃上げを実施し、優秀人材の定着と採用競争力の強化を図る。
- 3ストック型ビジネスの中核化: 自社プラットフォーム「Canbus.」とディレクションサービスを組み合わせたサブスクリプション型収益を中核事業と位置付ける。
- 4SDV・DX分野への深耕: 次世代モビリティ事業でSDV対応を強化しつつ、フレームワークデザイン事業で公共・金融DXの上流工程受注を拡大する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績が過去最高水準: 売上高836億円(+8.7%)・営業利益121億円(+24.2%)・ROE24.0%を達成し、増収増益の勢いが継続している。
次世代モビリティが急拡大: 新規完成車メーカー受注獲得等により売上高50億円(前期比+100.8%)・営業利益18億円(+177.1%)と倍増を達成した。
フレームワークデザインが躍進: マイナンバー関連の中央省庁案件や金融DXが牽引し、売上高85億円(+22.9%)と全セグメント中最高の成長率を記録した。
ソリューションデザイン事業を再編: 成熟化する通信市場から経営資源を移管した結果、同事業の売上は-5.8%に縮小し事業ドメイン再構築を本格着手した。
02
業績推移
売上高
836億円▲8.7%FY25
営業利益
121億円▲24.2%FY25
純利益
84.8億円▲17.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 597 | 646 | 609 | 653 | 745 | 769 | 836 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 91.1 | 98.4 | 97.1 | 121 |
| 経常利益 | 67.1 | 78.7 | 75.1 | 85.8 | 99.5 | 99.4 | 119 |
| 純利益 | 45.8 | 54.7 | 49.7 | 59.9 | 73.2 | 72.3 | 84.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 339 | 360 | 389 | 435 | 489 | 540 | 518 |
| 純資産 (自己資本) | 206 | 230 | 260 | 302 | 347 | 386 | 330 |
| 自己資本比率 (%) | 60.7 | 63.8 | 66.9 | 69.4 | 70.9 | 71.4 | 63.7 |
| 現金及び預金 | 142 | 152 | 189 | 220 | 248 | 301 | 215 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 70.3 | 48.3 | 72.0 | 55.4 | 76.5 | 90.4 | 79.8 |
| 投資CF | ▲9.7 | ▲6.4 | ▲15.6 | ▲5.6 | ▲20.2 | ▲2.5 | ▲25.8 |
| 財務CF | ▲12.5 | ▲31.4 | ▲19.8 | ▲19.1 | ▲28.5 | ▲35.0 | ▲140 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
23.17
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
24.0%
自己資本利益率
ROA
16.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
BusinessSolutionBusiness0.0兆35.5%0.00兆7.6%
DXandSubscriptionBusiness0.0兆3.3%0.00兆16.9%
FinancialApplicationInfrastructureSystemBusiness0.0兆10.1%0.00兆22.2%
ITandDXServicesBusiness0.0兆23.2%0.00兆13.6%
NextGenerationMobilityBusiness0.0兆6.0%0.00兆35.3%
SolutionDesignBusiness0.0兆21.0%0.00兆17.4%
その他0.0兆0.8%▲0.00兆-2.8%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
3,955人
平均年齢
30.7歳
平均勤続
6.0年
単体 平均年収
474万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
18.00円+3
配当性向
54.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
30
FY21
30
FY22
9
FY23
12
FY24
15
FY25
18
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。