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株式会社イオレ

カブシキカイシャイオレ上場サービス業2334EDINET: E33595
eole Inc.
決算期: 03月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
35.5億円
7.05%
営業利益 (FY25)
-0.2億円
147.62%
経常利益 (FY25)
-0.2億円
154.55%
純利益 (FY25)
-4.9億円
1432.43%
総資産
10.5億円
21.69%
自己資本比率
29.7%
ROE
0.0%
4.90%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

イオレは「らくらく連絡網」(会員691万人・有効団体38万)で蓄積した団体活動ビッグデータを基盤に、データベースマーケティングとHR広告の2軸で収益を得るインターネット企業である。売上の約66%をHRデータ事業(HR Ads Platform・ジョブオレ等)が占め、次いでコミュニケーションデータ事業(pinpoint・らくらく連絡網広告)が約16%を構成する。残りはWeb3・旅行・ペットの新規事業群が担う。FY2025(2025年3月期)は売上高35億円(前期比-7.0%)、営業損失2,000万円、純損失5億円と大幅に収益が悪化した。コミュニケーションデータ事業は上位顧客の剥落で売上-27.6%、HRデータ事業も-5.9%と主力2事業がともに減収となり、新規事業の投資コストが重なった。純損失5億円の大部分は資産の評価損等に起因するとみられ、財務的には2億円の長期借入も実施した。今後は新規事業の選択と集中(ペット・旅行の2026年度内黒字化目標)、HR Ads Platformの代理店拡充、らくらく連絡網のコスト構造最適化が喫緊の経営課題であり、中小規模企業ゆえの資金余力の薄さが回復シナリオの実現可能性を左右する。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: HRデータ事業が売上の約66%(23.6億円)を占め、データ広告・Web3・旅行が残りを補完する。
  • 2顧客: 求人企業・求人メディア・広告主企業を主顧客とし、らくらく連絡網の691万会員をデータ基盤として提供する。
  • 3価値提案: 約2,000万人の匿名加工済みDMPを用いた高精度ターゲティングで、運用型求人広告の費用対効果を高める。
  • 4コスト構造: 売上原価率71.3%と高く、仕入(広告仕入)が大部分を占め、販管費比率も29.3%と固定費負担が重い。
Risks · リスク要因
  • 1個人情報漏洩リスク: 691万人の個人情報を保有しており、情報漏洩発生時には損害賠償・ブランド毀損・広告主離れが業績に直結する。
  • 2主力顧客集中リスク: コミュニケーションデータ事業は上位顧客の剥落だけで売上-27.6%となった実績があり、顧客分散が進んでいない。
  • 3競合激化リスク: IndeedやリクルートなどHR領域の大手が類似の運用型求人広告に参入しており、資金力・ブランド力で劣る当社の優位性が侵食される恐れがある。
  • 4財務余力の薄さ: 純損失5億円計上・現金残高3.8億円・2億円借入という財務状況であり、赤字継続時の資金調達は株式希薄化リスクを伴う。
Strengths · 強み
  • 1データ資産: らくらく連絡網由来の約2,000万人DMPは団体活動の行動属性を含み、競合が容易に複製できない独自データである。
  • 2HR領域の先行者優位: HR Ads Platformは日本初(2020年10月開始)の運用型求人広告プラットフォームで、導入企業1,000社・求人原稿90万件超を有する。
  • 3ATS連携エコシステム: ジョブオレは求人原稿181万件・導入企業1,500社超に達し、HR Ads Platformへの集客導線として機能するエコシステムを形成している。
  • 4Web3収益の黒字化: DEA社との提携によるNFT販売・ギルド運営のWeb3事業は黒字を維持し、売上+8.3%と成長しており新たな収益柱となりつつある。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1HR事業の拡大: HR Ads Platformの新規代理店追加と、ジョブオレを「採用に強い多機能ATS」へ進化させ、2026年3月期の収益改善を目指す。
  • 2コミュニケーションデータ事業の再建: pinpointで新卒支援代理店との連携強化(前期比引合数+387%)を継続し、売上回復と費用削減を並行推進する。
  • 3新規事業の選択と集中: ペット・旅行事業は2026年度内黒字化を必達目標とし、黒字のWeb3事業は代理店拡充と商品ラインナップ拡充で更なる成長を狙う。
  • 4コスト構造最適化: らくらく連絡網はデータセンター見直し・外注最適化で投資計画を大半凍結し、固定費圧縮による事業体質強化を優先する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績悪化: 売上高35億円(-7.0%)・営業損失2,000万円・純損失5億円と、前期(営業利益4,200万円・純利益3,700万円)から大幅に業績が反転した。
ジョブオレの急成長: 求人原稿数が前年比+199.4%増の181万件に拡大し、HR Ads Platform(導入企業1,000社・求人原稿90万件超)のエコシステム強化が進んだ。
新規事業の整理加速: 2025年3月にペット総合メディア「perrole」を終了、OTA開発を2024年9月に中断するなど、不採算事業の撤退を断行した。
財務対応: 2億円の長期借入を実施し期末現金は3.8億円(前期比+45.9%)を確保したが、営業CFはマイナス1,800万円と資金繰りの緊張感が高まっている。
02

業績推移

売上高
35.5億円7.0%FY25
010203040FY20FY22FY24
営業利益
-0.2億円147.6%FY25
00.20.30.50.6FY20FY22FY24
純利益
-4.9億円1432.4%FY25
00.20.30.50.6FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.02.03.04.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
07.51522.530FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高19.618.414.420.935.638.235.5
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益-0.40.60.4-0.2
経常利益0.80.3-2.7-0.40.50.4-0.2
純利益0.60.0-6.3-1.50.40.4-4.9
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産14.714.37.77.514.513.410.5
純資産 (自己資本)11.411.55.44.46.98.03.1
自己資本比率 (%)77.780.870.458.247.860.129.7
現金及び預金6.67.04.23.94.62.63.8
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF1.61.9▲2.50.01.31.0▲0.2
投資CF2.0▲1.4▲0.4▲0.7▲2.7▲3.4▲0.8
財務CF▲0.9▲0.10.10.42.10.52.2
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
自己資本利益率
ROA
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
100
平均年齢
35.9
平均勤続
5.1
単体 平均年収
539万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1吉田直人0.6百万株21.30%
#2株式会社五六0.1百万株5.26%
#3宮崎羅貴0.1百万株4.35%
#4冨塚優0.1百万株2.74%
#5株式会社アルファステップ0.1百万株2.55%
#6楽天証券株式会社0.1百万株2.43%
#7JPモルガン証券株式会社0.0百万株1.52%
#8佐藤昭子0.0百万株1.46%
#9Hongoholdings株式会社0.0百万株1.46%
#10株式会社Tommy0.0百万株1.31%
08

配当・株主還元

配当データは準備中です。

09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。