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いちご株式会社
イチゴカブシキガイシャ上場サービス業2337EDINET: E05314Ichigo Inc.
決算期: 02月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
836億円
1.00%営業利益 (FY25)
163億円
25.84%経常利益 (FY25)
138億円
32.46%純利益 (FY25)
152億円
25.43%総資産
4067億円
10.82%自己資本比率
30.2%
—ROE
14.1%
2.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
いちご株式会社は、既存不動産に独自の「心築」ノウハウで価値向上を施し、賃貸収益(ストック)と売却益(フロー)を組み合わせて収益を得る不動産会社である。事業セグメントは心築・いちごオーナーズ・ホテル・アセットマネジメント・クリーンエネルギーの5本柱で構成され、3つのJ-REIT(いちごオフィス・いちごホテル・いちごグリーン)のスポンサーとしてAUM3,849億円(前期比+12%)を擁するノンアセット型収益基盤も持つ。FY2025は売上836億円(前年比+1.0%)、純利益152億円、ROE14.1%と安定した収益を確保した。ホテル事業では訪日外客3,600万人超のインバウンド需要を追い風にRevPARが14,218円(前期比+21%)と急拡大し、ストック収益の過去最高益更新を牽引した。クリーンエネルギーは太陽光・風力64発電所・約188MWまで拡大し、バイオマス発電の多様化も計画中である。長期VISION「いちご2030」ではキャッシュROE18%以上・ストック収益比率60%以上・DOE4%以上を掲げ、累進配当政策と機動的な自社株買いで株主還元を強化している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 賃貸・売電のストック収益と不動産売却フロー収益、およびAUM3,849億円のAMフィーの3層構造で収益を得ている。
- 2顧客: 機関投資家向けJ-REIT3本・私募ファンドと、個人・事業主向けセキュリティ・トークン「いちご・レジデンス・トークン」に販売チャネルを多様化している。
- 3価値提案: 心築ノウハウとAIレベニューマネジメントシステム「PROPERA」を活用し、既存不動産の稼働率・賃料を引き上げて資産価値を高めている。
- 4コスト構造: 建設は外部デベロッパーに委託するファブレス型で資産回転率を高め、太陽光・風力のFIT売電により固定費を賄うストック基盤を構築している。
Risks · リスク要因
- 1不動産市況悪化リスク: 金利上昇や景気後退で売却価格・賃料が下落した場合、フロー収益が急減し業績が大幅に振れる可能性がある(影響度:大)。
- 2金利上昇リスク: 不動産・発電設備の取得は金融機関借入に依存しており、金利上昇時には資金調達コスト増加と不動産評価額の下落が同時に生じる恐れがある。
- 3ホテル需要の反動リスク: インバウンド需要の急拡大が収益を牽引しているが、感染症の再拡大や円高転換で宿泊需要が急減した場合、変動賃料収入が大幅に減少する。
- 4人材依存リスク: 心築・AM・ホテルオペレーションは高度な専門人材に依存しており、中途採用競争の激化や主要人材の離職が事業遂行能力に直接影響する。
Strengths · 強み
- 13つのJ-REITスポンサー機能: AUM3,849億円を背景に物件売却先を複数確保でき、フロー収益の安定的な実現経路を有している。
- 2ホテルオペレーション内製化: 子会社ワンファイブホテルズが運営を担い、RevPAR前期比+21%の収益改善を自社で直接取り込む体制を構築している。
- 3クライメート・ポジティブ認証: CDP気候変動Aリスト・水セキュリティAリストを取得し、ESG評価を背景に機関投資家からの資金調達コストを抑制できる。
- 4累進配当政策: 2017年2月期導入のProgressive Dividend PolicyとDOE4%以上目標が株主の長期保有を促し、資本コストの安定に寄与している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 12030年ROE15%以上・キャッシュROE18%以上を目標に、ストック収益比率を現状から60%以上へ引き上げ収益の安定性を高める計画である。
- 2クリーンエネルギーは64発電所・188MWから間伐材活用の地域一体型バイオマス発電を加えて電源を多様化し、売電収益のさらなる積み上げを目指す。
- 3不動産セキュリティ・トークン「いちご・レジデンス・トークン」の第4号・第5号合計216億円規模を組成し、個人投資家チャネルの拡大とAM収益の増大を推進する。
- 4RE100は2024年8月末に完了し2026年2月期に認証取得予定、CDP Aリスト維持によりESG格付けを高め機関投資家からの資金吸引力を強化する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上836億円(前年比+1.0%)、純利益152億円、ROE14.1%と安定推移し、ストック収益は過去最高益を更新した。
ホテルRevPARが14,218円(前期比+21%)と急伸、2024年訪日外客3,600万人超のインバウンド需要がホテル変動賃料とオペレーション収益を押し上げた。
AUMが前期末比+12%の3,849億円に拡大し、いちごオフィスへ4物件91億円・いちごホテルへ2ホテル91億円を供給してJ-REIT成長を支援した。
セグメントを5区分に再編(心築・いちごオーナーズ・ホテルを独立化)し、事業別の業績可視化を強化するとともにレジデンス490億円を新規取得した。
02
業績推移
売上高
836億円▲1.0%FY25
営業利益
163億円▲25.8%FY25
純利益
152億円▲25.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 835 | 874 | 614 | 569 | 681 | 827 | 836 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 100 | 125 | 130 | 163 |
| 経常利益 | 231 | 244 | 71.8 | 74.7 | 108 | 104 | 138 |
| 純利益 | 154 | 82.0 | 50.3 | 64.7 | 94.1 | 121 | 152 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 3193 | 3337 | 3471 | 3379 | 3386 | 3670 | 4067 |
| 純資産 (自己資本) | 1029 | 1016 | 1103 | 1122 | 1144 | 1163 | 1227 |
| 自己資本比率 (%) | 32.2 | 30.4 | 31.8 | 33.2 | 33.8 | 31.7 | 30.2 |
| 現金及び預金 | 450 | 408 | 506 | 462 | 403 | 461 | 426 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 218 | 119 | 155 | 79.4 | 2.5 | ▲85.8 | ▲284 |
| 投資CF | ▲156 | ▲103 | ▲156 | 65.0 | 26.4 | ▲25.2 | 53.6 |
| 財務CF | 43.5 | 95.4 | 102 | ▲154 | ▲65.8 | 178 | 196 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
34.86
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
14.1%
自己資本利益率
ROA
3.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
AssetManagement0.0兆4.8%0.00兆65.8%
CleanEnergy0.0兆7.3%0.00兆28.1%
Hotels0.0兆19.0%0.01兆34.9%
IchigoOwners0.0兆47.2%0.00兆8.4%
ValueAdd0.0兆21.7%0.00兆17.1%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
109人
平均年齢
43.0歳
平均勤続
6.6年
単体 平均年収
1,147万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
10.50円+2
配当性向
44.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
7
FY21
7
FY22
7
FY23
8
FY24
9
FY25
11
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。