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株式会社トランスジェニックグループ

カブシキガイシャトランスジェニックグループ上場サービス業2342EDINET: E05317
TRANS GENIC GROUP INC.
決算期: 03月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
130億円
0.60%
営業利益 (FY25)
-2.6億円
392.13%
経常利益 (FY25)
-3.2億円
396.30%
純利益 (FY25)
-10.9億円
27350.00%
総資産
95.9億円
2.29%
自己資本比率
50.7%
ROE
0.0%
0.10%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社トランスジェニックグループは、遺伝子改変マウスを活用した非臨床試験・臨床試験受託を柱とする「創薬支援事業」と、M&Aを活用した「投資・コンサルティング事業」を組み合わせたハイブリッド型事業会社である。売上高130億円のうち約85%を投資・コンサルティング事業が占め、創薬支援事業は約15%にとどまる。FY2025は売上高130億円(前期比0.6%減)と横ばいながら、創薬支援事業で研究所集約コストの増加・TGR試験受注の低迷・磐田研究所での試験データ不正問題が重なり、営業損失3億円・純損失11億円と大幅な赤字に転落した。一方、投資・コンサルティング事業は2024年4月に東北新和化学を連結子会社化した効果もあり増収増益を達成し、グループ全体の損失拡大を部分的に抑制した。FY2026は売上高135億円・営業利益1.5億円への回復を目標に掲げるが、創薬支援の信頼回復・収益力改善が最大の課題であり、不正再発防止策の実効性と受注回復の速度が投資判断の焦点となる。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 売上高130億円のうち投資・コンサルティング事業が約111億円(85%)、創薬支援事業が約19億円(15%)を占める。
  • 2顧客: 創薬支援は製薬企業・アカデミア、投資・コンサルは事業承継先や中小企業を主要顧客とする。
  • 3価値提案: 遺伝子改変マウスを用いたTGR試験など差別化試験と、M&A投資による短期収益をハイブリッドで組み合わせる。
  • 4コスト構造: 非臨床試験は動物飼育・設備に固定費が重く、エネルギー価格や動物調達コストの影響を強く受ける。
Risks · リスク要因
  • 1試験データ不正問題: 磐田研究所での試験データ不正が発覚し、顧客・規制当局の信頼低下が創薬支援事業の受注回復を大幅に遅らせるリスクがある。
  • 2のれん減損リスク: M&A積み上げで計上されたのれんが、FY2025に既に2.3億円の減損を計上しており、追加減損が財務を更に悪化させる可能性がある。
  • 3為替・調達コスト上昇: 投資・コンサルティング事業の子会社は海外調達比率が高く、円安継続によるコスト増が収益を圧迫するリスクを抱える。
  • 4製薬企業の研究開発費削減: 薬価改定・後発薬普及で国内製薬企業の研究開発予算が縮小傾向にあり、創薬支援事業の受注環境が中長期的に悪化するリスクがある。
Strengths · 強み
  • 1TGR試験の国際競争力: 遺伝子改変マウスを用いた遺伝毒性試験(TGR試験)は国内外で高い競争力を有し、代替困難な専門技術を保有している。
  • 2ワンストップ創薬支援: 探索基礎研究から非臨床・臨床試験まで一気通貫でサービスを提供できる体制を2024年10月の合併で強化した。
  • 3M&A成長エンジン: 投資・コンサルティング事業で事業承継案件を積極取得し、東北新和化学など複数社をグループ化して業績貢献を実現している。
  • 4受注残の積み上げ: FY2025末の受注残高は約30億円(前期比53%増)と高水準で、FY2026以降の売上を一定程度下支えする状況にある。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1創薬支援の収益構造改革: 2024年10月の経営統合を通じた合理化を継続し、中期発がん性試験など高付加価値サービスへの集中でFY2026に営業黒字転換を目指す。
  • 2信頼回復プログラムの実行: DI対応システム導入と標準作業手順書改訂を柱とする再発防止策を2025年6月に策定し、顧客・規制当局への信頼回復を最優先課題と位置づける。
  • 3投資・コンサルティング事業の拡大: 後継者不足による事業承継案件が増加する環境を活かし、リスク分散を配慮しながら優良投資先の発掘・M&Aを継続する。
  • 4ハイブリッド経営の深化: 短期収益を投資事業で確保しつつ、中長期的な高収益が期待される創薬支援への先行投資を継続する両輪経営を維持する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績急悪化: 売上高130億円(前期比0.6%減)、営業損失3億円・純損失11億円と前期の黒字から大幅に転落し、繰延税金資産の取崩し等が損失を拡大させた。
磐田研究所での試験データ不正: 子会社の一部職員による試験データ不正が発覚し、2025年6月に再発防止策を策定、信頼回復が最大の経営課題となっている。
子会社合併と研究所集約: 2024年10月に新薬リサーチセンターと安評センターを合併し株式会社トランスジェニックを設立、恵庭研究所を磐田に集約したが想定外コストが発生した。
東北新和化学の連結子会社化: 2024年4月に東北新和化学を取得し、投資・コンサルティング事業の売上が前期比3.2%増の111億円に拡大、グループの損失拡大を部分的に抑制した。
02

業績推移

売上高
130億円0.6%FY25
037.575113150FY20FY22FY24
営業利益
-2.6億円392.1%FY25
05101520FY20FY22FY24
純利益
-10.9億円27350.0%FY25
05101520FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.03.87.511.315.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
037.575112.5150FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高86.8110110126114131130
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益18.4-0.30.9-2.6
経常利益2.61.08.918.22.01.1-3.2
純利益2.0-4.45.518.8-4.10.0-10.9
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産64.875.789.210410798.195.9
純資産 (自己資本)48.944.250.466.461.260.048.6
自己資本比率 (%)75.558.356.563.657.461.150.7
現金及び預金12.816.030.346.234.624.725.4
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF1.5▲0.212.217.9▲14.3▲3.90.9
投資CF▲8.3▲3.20.59.8▲2.2▲2.8▲2.9
財務CF1.96.70.1▲11.84.9▲3.42.6
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
自己資本利益率
ROA
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

DrugDiscoverySupportBusiness0.014.5%▲0.00兆-25.8%
InvestmentsAndConsultingBusiness0.085.5%0.00兆3.9%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
5
平均年齢
46.7
平均勤続
7.9
単体 平均年収
700万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1株式会社SBI証券0.4百万株2.56%
#2楽天証券株式会社0.3百万株1.74%
#3福永 健司0.2百万株1.12%
#4藤井 正樹0.2百万株1.03%
#5株式会社ムトウ0.2百万株0.96%
#6原田 育生0.1百万株0.90%
#7水越 敦0.1百万株0.82%
#8JPモルガン証券株式会社0.1百万株0.78%
#9山崎 学0.1百万株0.72%
#10株式会社リムジンインタナショナル0.1百万株0.68%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY24 実績
1株配当 (年間)
3.00-2
配当性向
%
1株配当 推移 (円・生値)
FY21
3
FY22
6
FY23
5
FY24
3
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。