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株式会社クシム

カブシキガイシャクシム上場情報・通信業2345EDINET: E05320
Kushim, Inc.
決算期: 10月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
0.3億円
98.33%
営業利益 (FY25)
-4.9億円
56.79%
経常利益 (FY25)
-4.5億円
60.56%
純利益 (FY25)
-13.7億円
30.26%
総資産
5.3億円
99.38%
自己資本比率
80.3%
ROE
-150.4%
59.00%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社クシムは、かつてブロックチェーン・暗号資産関連事業を手掛けていた東証上場企業だが、FY2025において旧経営陣による子会社・資産の不当譲渡という深刻な事案が発生した。ZEDホールディングス、Zaif(暗号資産交換業)、クシムソフト、チューリンガム等の主要子会社が実質支配力を喪失し連結除外となった結果、売上高は前期比98.4%減の26百万円、営業損失489百万円、親会社株主帰属純損失1,366百万円を計上した。総資産もピーク時から大幅に縮小し、FY2025末時点で533百万円、現金及び現金同等物は222百万円にとどまる。継続企業の前提に重要な疑義が付記されている状況下、新経営陣はイーサリアムを基盤とするブロックチェーン開発・コンサルティング事業の再構築と、ETHを保有するデジタルアセットトレジャリー(DAT)事業の立ち上げを軸に再生を目指している。2025年6月に開始したブロックチェーン開発事業では既にエンジニア稼働率が高水準と説明するが、収益化は緒に就いたばかりであり、資産回収訴訟の長期化リスクや追加資金調達の不確実性が投資家にとって最大の懸念事項である。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 2025年6月開始のブロックチェーン開発・コンサルティング事業が唯一の売上源で、FY2025実績は26百万円にとどまる。
  • 2価値提案: イーサリアム専門のエンジニア集団が企業のオンチェーン化・スマートコントラクト実装を支援し技術的差別化を図る。
  • 3将来の収益軸: ETH現物を保有・運用するDAT事業を構築し、ステーキング等から安定的なキャッシュフロー創出を狙う。
  • 4コスト構造: 販売費及び一般管理費514百万円が主なコストで、人件費・支払手数料が中心、売上規模に対し固定費が過大である。
Risks · リスク要因
  • 1継続企業の疑義: 売上26百万円・純損失14億円・現金残高222百万円と財務が極度に毀損し、GC注記が付されている。
  • 2旧経営陣訴訟の長期化: 子会社・資産回収に係る法的対応が長期化すれば訴訟費用が追加発生し、業績をさらに圧迫するリスクがある。
  • 3資金調達リスク: 資金繰り逼迫により追加エクイティファイナンスを余儀なくされた場合、既存株主の持分比率が大幅に希薄化される可能性がある。
  • 4暗号資産価格変動: ETHを保有するDAT事業の収益はETH価格に直結し、暗号資産市場の急落が財務・評価損に直接影響を与える。
Strengths · 強み
  • 1技術人材: ブロックチェーン・イーサリアム専門エンジニアを擁し、FY2025開始直後からエンジニア稼働率が高水準と報告されている。
  • 2ネットワーク: INTMAX等イーサリアム関連コミュニティとの提携を通じ、国内外の最先端技術知見へのアクセスを確保している。
  • 3技術実績: 過去に多数のブロックチェーンプロジェクトを実装してきた知見とノウハウが残存し営業活動に活用されている。
  • 4市場タイミング: BlackRock BUIDLやイーサリアム現物ETF承認など、機関投資家のオンチェーン化需要拡大という追い風が存在する。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1ブロックチェーン開発事業の拡大: 積極的な営業活動でクライアントを増やし、イーサリアム開発・コンサルティングによる収益基盤を早期に確立する。
  • 2DAT事業の本格化: 試験運用中の20ETH(取得価格924万円)を拡張し、ETHステーキングを活用した安定収益モデルを構築する方針である。
  • 3資産・子会社の法的回収: 旧経営陣に不当譲渡された子会社・資産の取り戻しを通じ、事業基盤と財務基盤の回復を優先課題として取り組む。
  • 4技術力強化: INTMAX提携によりイーサリアムのプライバシー保護レイヤー2技術を取り込み、Kushim Labsを通じて差別化技術力を蓄積する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績急落: 売上高26百万円(前期比-98.4%)、純損失1,366百万円を計上し、ROE-150.4%と財務が著しく毀損した。
子会社全喪失: Zaif・クシムソフト等6社が連結除外となり、総資産は前期比860億円減少して533百万円まで縮小した。
新事業始動: 2025年6月にブロックチェーン開発事業を開始、同11月にINTMAXと提携し、同12月にETH20枚を取得・試験運用を開始した。
第三者割当増資: FY2025に199百万円の第三者割当増資を実施し、枯渇寸前の運転資金を一時的に補填した。
02

業績推移

売上高
0.3億円98.3%FY25
05101520FY20FY22FY24
営業利益
-4.9億円56.8%FY25
00.511.52FY20FY22FY24
純利益
-13.7億円30.3%FY25
02468FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.010.020.030.040.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
012.52537.550FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高7.518.616.216.09.616.10.3
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益2.0-12.7-11.3-4.9
経常利益-0.10.4-1.11.8-14.0-11.5-4.5
純利益-0.21.6-3.66.0-27.4-19.6-13.7
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産18.623.837.964.36068655.3
純資産 (自己資本)13.515.530.758.429.314.34.3
自己資本比率 (%)72.765.080.890.74.81.780.3
現金及び預金10.75.516.911.715.315.42.2
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF▲0.51.1▲0.5▲10.0▲2.0▲6.3▲6.4
投資CF1.2▲5.6▲3.80.76.1▲3.0▲2.5
財務CF0.8▲0.715.73.5▲0.59.42.0
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
自己資本利益率
ROA
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

BlockchainService0.045.3%▲0.00兆-105.8%
Incu0.024.2%▲0.00兆-5.1%
SystemEngineering0.030.5%▲0.00兆-8.3%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
7
平均年齢
34.0
平均勤続
1.0
単体 平均年収
600万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1山中 夕典0.9百万株4.77%
#2株式会社a'gil0.9百万株4.63%
#3坂元政弘0.7百万株3.87%
#4楽天証券株式会社0.7百万株3.79%
#5DEUTSCHE BANK (SCHWEIZ) AG0.4百万株2.19%
#6吉田昌勇0.4百万株2.15%
#7田原弘貴0.3百万株1.69%
#8冨田加奈子0.3百万株1.39%
#9山下博0.2百万株1.22%
#10NOMURA INTERNATIONAL PLC A/C JAPAN0.2百万株1.20%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY20 実績
1株配当 (年間)
7.00+4
配当性向
139.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
4
FY20
7
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。