株
株式会社YE DIGITAL
カブシキガイシャワイイーデジタル上場情報・通信業2354EDINET: E05328YE DIGITAL Corporation
決算期: 02月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
199億円
2.26%営業利益 (FY25)
14.1億円
5.44%経常利益 (FY25)
15.3億円
1.92%純利益 (FY25)
10.4億円
4.85%総資産
132億円
7.34%自己資本比率
54.8%
—ROE
16.5%
4.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
YE DIGITALは、製造業の「ものづくり」エンジニアリング手法をソフトウェア開発に応用するITサービス企業で、ERP導入支援や企業DX推進を担うビジネスソリューション事業(売上の約79%)と、倉庫実行システム「MMLogiStation」・畜産DX「Milfee」・スマートシティ向けIoT製品を展開するIoTソリューション事業(約21%)の2本柱で構成される。売上高は2019年125億円から2025年199億円へ6年で約60%成長しており、成長持続性は高い。ただし、最大株主でもある安川電機グループへの売上依存度が50%超に達し、同社の経営方針変更が業績に直結するという集中リスクが最大の課題である。FY2025は物流DX事業での品質問題が後半に発生し、IoTソリューション事業の売上が前年比8.3%減となったことで営業利益は14億円(前年比5.4%減)と計画15億円を下回った。新中期経営計画(2025-2027)では、伴走型DX支援へのビジネスモデルシフト、ストック収益の拡大、生成AI活用による生産性向上を軸に、2028年2月期に売上250億円・営業利益率12%・ROE25%の達成を掲げており、現状からの大幅な収益性改善が求められる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ビジネスソリューション事業が売上158億円(約79%)、IoTソリューション事業が41億円(約21%)を構成する。
- 2顧客: 安川電機グループが売上の50.2%、富士通グループが11.0%を占め、製造業・物流・畜産・自治体向けにサービスを提供する。
- 3価値提案: ERPや企業DX推進の受託開発に加え、自社IoTプロダクト(MMLogiStation・Milfee等)で顧客の業務変革を支援する。
- 4コスト構造: 売上原価率73.7%と人件費比率が高く、販管費率19.2%を合わせた構造でソフトウェア開発労働集約型のモデルである。
Risks · リスク要因
- 1特定顧客への過大依存: 安川電機グループが売上の50.2%を占め、同社の経営方針変更やIT投資抑制が直接業績悪化につながる構造的リスクがある。
- 2製品・サービスの品質問題: FY2025後半に物流DX事業で品質問題が発生しIoT事業売上が8.3%減少した実績があり、再発時の損害賠償・信頼失墜リスクが残存する。
- 3人材確保リスク: IT業界全体で人材流動化が進む中、計画どおりの採用・育成が困難になると事業拡大計画や開発品質の維持に直接影響が及ぶ。
- 4新製品開発力の持続: IoTソリューション事業の成長は自社プロダクトの継続的革新に依存しており、技術変化の予測失敗が将来収益性を大きく損なうリスクがある。
Strengths · 強み
- 1安川電機との資本関係: 議決権37.9%を安川電機が保有し、同社DXプロジェクト(YDX)のプライム受託による安定受注基盤と実績蓄積が続いている。
- 2製造業由来の開発品質: 「ものづくり」工学手法をソフト開発に適用し、品質保証本部を設置することで大規模プロジェクトの品質管理体制を確立している。
- 3自社IoTプロダクトの実績: MMLogiStationは旺盛な物流自動化需要を取り込み受注拡大、Milfeeは提供開始2年で1,000農場超に導入し市場浸透が加速している。
- 4ストックビジネスの拡充: 物流DXサービスセンター開設によりサービス化・保守比率を高め、安定的な高収益ストック収益モデルへの転換を進めている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中計売上目標: 新中期経営計画(2025-2027)で2028年2月期に売上高250億円・営業利益率12%・ROE25%の達成を目指し、3年間で売上を約25%拡大する。
- 2伴走型DXへの転換: システム導入から運用・データ活用・ビジネス変革までのトータル支援モデルに移行し、継続的な顧客ロイヤルティとストック収益率の向上を図る。
- 3IoTプロダクト拡販: MMLogiStationの大規模倉庫向け拡販・畜産DX「Milfee」の面攻勢継続・スマートシティ自治体営業強化により、IoTソリューション事業の回復と成長を加速する。
- 4生成AI・データドリブン経営: 開発工程での生成AI活用による生産性向上と、経営管理システム刷新によるデータドリブン経営推進で収益性改善を実現する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高199億円(前年比+2.3%)と計画180億円を超過達成したが、物流DX品質問題により営業利益は14億円(同5.4%減)と計画15億円を未達となった。
IoTソリューション事業の品質問題: FY2025後半に物流DX事業で品質性能問題が発生し受注高は前年比12.8%減、売上高も8.3%減と大幅に悪化、現在は収束し再加速に取り組んでいる。
安川電機向け売上が45.2%に拡大: FY2025の安川電機グループ向け売上は90億円(前年比+3.6%)と増加し、依存度が44.6%から45.2%へ上昇している。
Milfee導入1,000農場突破: 畜産DX向け飼料タンク残量管理システム「Milfee」がサービス提供開始から2年で1,000農場以上への導入を達成し、大口案件の引合いも増加している。
02
業績推移
売上高
199億円▲2.3%FY25
営業利益
14.1億円▼5.4%FY25
純利益
10.4億円▼4.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 125 | 138 | 145 | 137 | 162 | 195 | 199 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 8.4 | 9.1 | 14.9 | 14.1 |
| 経常利益 | 4.7 | 5.9 | 8.2 | 7.2 | 8.4 | 15.6 | 15.3 |
| 純利益 | 2.0 | 3.8 | 6.4 | 4.0 | 7.8 | 10.9 | 10.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 88.0 | 95.2 | 116 | 101 | 116 | 123 | 132 |
| 純資産 (自己資本) | 29.7 | 33.2 | 41.6 | 46.0 | 50.5 | 61.7 | 72.5 |
| 自己資本比率 (%) | 33.8 | 34.9 | 36.0 | 45.6 | 43.3 | 50.1 | 54.8 |
| 現金及び預金 | 20.3 | 18.0 | 26.5 | 27.4 | 26.4 | 24.9 | 32.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 3.5 | 2.8 | 8.4 | 4.9 | 5.6 | 5.5 | 12.9 |
| 投資CF | ▲3.5 | ▲4.2 | 1.2 | ▲2.1 | ▲4.8 | ▲5.0 | ▲2.4 |
| 財務CF | ▲1.1 | ▲1.1 | ▲1.1 | ▲1.9 | ▲1.9 | ▲1.9 | ▲3.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
56.84
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
16.5%
自己資本利益率
ROA
7.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
538人
平均年齢
41.3歳
平均勤続
14.3年
単体 平均年収
804万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
30.00円+13
配当性向
37.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
9
FY21
11
FY22
15
FY23
15
FY24
17
FY25
30
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。