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株式会社メディネット
カブシキガイシャメディネット上場サービス業2370EDINET: E05351MEDINET Co., Ltd.
決算期: 09月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
8.1億円
5.33%営業利益 (FY25)
-14.5億円
4.33%経常利益 (FY25)
-13.4億円
6.18%純利益 (FY25)
-13.6億円
6.66%総資産
42.5億円
25.37%自己資本比率
88.8%
—ROE
-30.4%
5.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社メディネットは、免疫細胞治療向け特定細胞加工物の製造受託を主力とする国内草分け的な細胞加工CDMO企業である。1999年より累計約20万件の細胞加工実績を持ち、羽田空港近隣の品川CPFに特定細胞加工物製造業許可と再生医療等製品製造業許可の両許可を保有する点が参入障壁となっている。FY2025(2025年9月期)の売上高は810百万円(前期比+5.4%)と微増したものの、営業損失は1,445百万円と前期比で損失が拡大し、当期純損失も1,362百万円に達した。売上の55.1%を医療法人社団滉志会1社に依存する顧客集中リスクが構造的課題として残る。収益の柱は特定細胞加工物製造業(売上の68.5%)だが、免疫細胞とS-DSC®の加工件数が計画を下回り同セグメントは前期比8.8%減となった。一方、CDMO事業はヤンセンファーマへの継続受託にティーセルヌーヴォーからの新規案件が加わり前期比73.9%増と成長の芽が見え始めている。手元現金2,670百万円・自己資本比率88.8%と財務基盤は当面の赤字に耐えられる水準だが、年間約14億円の現金流出ペースを考慮すると資本政策の選択肢は限られる。VISION2030に向けた再生医療等製品の製造販売承認取得が実現するか否かが株式価値を大きく左右する。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 医療機関向け特定細胞加工物製造受託が売上の約68%、CDMO(企業向け)が21%、バリューチェーン事業が10%を占める。
- 2顧客: 医療機関(滉志会55%、変動課金制)と製薬企業(ヤンセンファーマ13%、一時金+継続受託)が主要2軸である。
- 3価値提案: 品川CPFに再生医療等製品製造業許可と特定細胞加工物製造許可の両許可を保有し、治験から商業生産までワンストップで受託できる。
- 4コスト構造: 研究開発費が売上比55.8%(452百万円)と高水準で、先行投資型の構造が慢性的な赤字を生み出している。
Risks · リスク要因
- 1医療法人社団滉志会1社への売上依存度が55.1%と極めて高く、同法人の方針変更や関係悪化が業績に直撃するリスクが恒常的に存在する。
- 2免疫チェックポイント阻害薬など保険適用される新薬の普及が免疫細胞治療の需要を代替し、主力事業の市場規模を縮小させる競合リスクがある。
- 3α-GalCer/DCの開発中止(2024年11月)やNeoCartの米国開発遅延など、パイプラインの失敗・遅延が業績と資金繰りに重大な影響を及ぼす。
- 4年間約14億円の営業キャッシュアウトが継続しており、現時点の手元資金(2,670百万円)は約2年分に相当し、追加資本調達リスクが高まっている。
Strengths · 強み
- 1累計約20万件の細胞加工実績と1999年からの業歴により、品質管理・技術ノウハウで後発参入企業に対し高い参入障壁を形成している。
- 2品川CPFが特定細胞加工物製造業許可と再生医療等製品製造業許可を同一施設で保有し、治験製品から商業生産まで対応できる国内有数の施設である。
- 32025年9月期のCDMO事業売上が前期比73.9%増と急伸しており、ヤンセンファーマに加えティーセルヌーヴォー等の新規受託で多様化が進んでいる。
- 4自己資本比率88.8%、手元現金2,670百万円と無借金経営を維持しており、当面の研究開発投資と先行コストを自力で賄える財務基盤を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1特定細胞加工物製造受託の拡大: 新メニューの脂肪由来間葉系間質細胞(ASC)の提供開始を急ぎ、免疫細胞・S-DSC®と合わせ件数増加を目指す。
- 2CDMO事業の基盤強化: ティーセルヌーヴォー等の大学発ベンチャー企業との受託契約を積み上げ、製薬企業向け治験製品・再生医療等製品の製造受託を拡充する。
- 3再生医療等製品のパイプライン再構築: α-GalCer/DC開発中止を受け、海外企業と積極交渉し代替候補品を早期獲得、MDNT01(NeoCart)の国内開発方針を決定する。
- 4VISION2030の実現: 「Healthcare Innovating Company」を旗印に、Well-Being社会への貢献を軸に健康維持・改善領域へ事業を拡張し早期黒字化を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は810百万円(前期比+5.4%)と微増したが、営業損失は1,445百万円と前期(1,384百万円)から損失が拡大し赤字構造が継続している。
2024年11月に再生医療等製品α-GalCer/DCの開発中止を決定し、代替パイプラインを海外企業と交渉中であるが具体的な候補品は未確定である。
CDMO事業でティーセルヌーヴォー社の新規案件を受託し技術移転一時金を計上、同事業の売上は174百万円と前期比73.9%増の高成長を達成した。
期末の現金及び現金同等物は2,670百万円と前期末比1,981百万円減少し、営業CFの年間流出1,413百万円が続く中で資金余力の低下が投資家注目点となっている。
02
業績推移
売上高
8.1億円▲5.3%FY25
営業利益
-14.5億円▼4.3%FY25
純利益
-13.6億円▼6.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 10.6 | 7.8 | 6.8 | 6.3 | 6.6 | 7.7 | 8.1 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -13.3 | -14.3 | -13.8 | -14.5 |
| 経常利益 | -9.9 | -8.4 | -8.7 | -13.1 | -14.2 | -12.6 | -13.4 |
| 純利益 | -8.0 | -8.4 | -8.4 | -12.5 | -14.4 | -12.8 | -13.6 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 30.8 | 52.5 | 53.8 | 60.8 | 56.3 | 57.0 | 42.5 |
| 純資産 (自己資本) | 25.9 | 48.1 | 49.0 | 55.1 | 50.4 | 51.9 | 37.8 |
| 自己資本比率 (%) | 84.0 | 91.6 | 91.2 | 90.7 | 89.5 | 91.1 | 88.8 |
| 現金及び預金 | 14.0 | 36.4 | 41.0 | 45.0 | 44.0 | 46.5 | 26.7 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲9.4 | ▲6.3 | ▲9.8 | ▲11.6 | ▲12.6 | ▲12.7 | ▲14.1 |
| 投資CF | 0.5 | 0.9 | 3.4 | ▲0.2 | 0.0 | 0.6 | ▲5.6 |
| 財務CF | 0.9 | 27.9 | 10.8 | 15.8 | 11.6 | 14.6 | ▲0.0 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
107人
平均年齢
39.5歳
平均勤続
8.7年
単体 平均年収
565万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。