株
株式会社エスプール
カブシキガイシャエスプール上場サービス業2471EDINET: E05555S-Pool,Inc.
決算期: 11月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
260億円
1.86%営業利益 (FY25)
24.2億円
13.12%経常利益 (FY25)
21.2億円
17.36%純利益 (FY25)
14.4億円
31.21%総資産
417億円
4.92%自己資本比率
24.5%
—ROE
14.4%
8.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社エスプールは、社会課題解決型のアウトソーシング企業である。ビジネスソリューション事業(売上64%)で障がい者雇用支援・環境経営支援・広域行政BPOを展開し、人材ソリューション事業(売上36%)ではコールセンター派遣を中心に事業を運営している。FY2025は売上260億円で前年比1.9%増だが、営業利益は24億円で13.1%減。主力2事業が営業利益の87%を占める高い集中度がある。中期経営計画(2029年11月期)では売上360億円・営業利益45億円を目指し、AI/DXの活用と新規事業創出を軸に、既存事業の高付加価値化を推進している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1事業構成: ビジネスソリューション事業が売上16,554百万円(63.6%)、人材ソリューション事業が9,579百万円(36.8%)で、複数セグメントによるポートフォリオ型経営である。
- 2顧客層: 企業および自治体向けにアウトソーシング・BPOサービスを提供し、個人(派遣スタッフ)を就業先にマッチングさせる二層構造である。
- 3価値提案: 障がい者・シニアなど潜在労働力を活用支援し、企業の採用課題・業務効率化課題・環境経営課題の解決を実現している。
- 4収益構造: 人材派遣・業務請負による労務単価と稼働人数で決定され、障がい者農園設備貸出・環境コンサルティング、カーボンクレジット販売が成長軸である。
Risks · リスク要因
- 1特定事業への高い依存: 障がい者雇用支援と人材派遣2事業で営業利益の87%を占め、コールセンター派遣需要縮小(AI/DX加速)により主力事業が大幅減収(-9.8%)し、利益面の脆弱性がある。
- 2許認可リスク: 労働者派遣法・職業安定法に基づく許可取得企業であり、法令違反時には事業許可取消・全部一部停止が発生し、営業利益の大幅悪化リスクがある。
- 3障害者雇用促進法改正リスク: 障がい者法定雇用率引上げに依存するビジネスモデルで、法改正による雇用義務緩和・廃止時には事業運営に重大影響を受ける可能性がある。
- 4農園施設リスク: 台風・地震等自然災害および事故、設備トラブルで農園稼働停止時には信頼性低下・顧客維持困難となり、営業利益の主要源である障がい者支援サービス売上が脅かされる。
Strengths · 強み
- 1障がい者雇用支援の独自ビジネスモデル: 知的障がい者向け農園を貸農園化し、企業への採用支援から定着まで一貫支援する差別化されたサービスで、堅調な引き合いと新農園展開を実現している。
- 2優良顧客基盤と多角化: 環境経営支援サービスで企業向けGHG算定・カーボンクレジット販売が好調、自治体向け広域行政BPOも市場拡大が期待でき、単一事業依存を軽減している。
- 3高い営業利益率と現金生成: 営業利益率9.3%、営業CFが5,620百万円と堅調で、ROE14.4%を確保し、配当性向30%以上を目指す株主還元能力がある。
- 4人材確保と組織体制: 従業員持株会奨励金付与率100%・健康経営推進により定着率向上を実現し、カンパニー制導入で次世代人材育成体制を構築している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1既存事業の高付加価値化と差別化: コールセンター派遣のフィールドコンサルタント専門性強化と定着率向上、高スキル業務シフトで粗利率改善、建設派遣の早期立上げを目指す(FY2025実績で施工管理技士派遣が黒字化達成)。
- 2注力3事業での成長加速: 障がい者雇用支援は千葉以外の東京・神奈川など地域分散で採用力強化、環境経営支援はコンサルティング・カーボンクレジット販売拡大、広域行政BPOで自治体数増加を目指す。
- 3グループシナジーと営業最大化: 各事業の顧客基盤・強みを活用した新サービス展開で事業領域拡大、グループ間連携で営業効率化し、現在の営業利益87%集中を軽減する。
- 4AI/DX投資による経営効率向上: バックオフィス業務の自動化・デジタル化、AI活用による営業戦略立案と顧客分析の革新を全社推進し、2029年11月期には営業利益45億円(現24億円から+87%)を達成する。
Recent Highlights · 直近の動向
売上横ばい・利益減少: FY2025売上260億円(+1.9%)は前年256億円から微増だが、営業利益24億円(-13.1%)・純利益14億円(-31.2%)と大幅減益で、収益性悪化が顕著である。
コールセンター派遣の縮小継続: 人材ソリューション事業売上9,579百万円(-9.8%)で、定型業務縮小が続く一方、施工管理技士派遣が第1四半期で黒字化し新事業の貢献が始まった。
採用支援・物流サービスの課題: ロジスティクスアウトソーシングで流山への拠点統合に伴い減損損失計上・赤字転落、採用支援(健康診断業務)では納品遅延と運営混乱で原価上昇圧迫が発生。
中期経営計画発表(2025年1月): 2029年11月期の売上360億円・営業利益45億円を数値目標に設定、配当性向30%以上を方針として掲げ、AI/DX活用による全社的効率化と新規事業創出を重点施策とした。
02
業績推移
売上高
260億円▲1.9%FY25
営業利益
24.2億円▼13.1%FY25
純利益
14.4億円▼31.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 175 | 210 | 249 | 267 | 258 | 256 | 260 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 31.4 | 27.8 | 27.8 | 24.2 |
| 経常利益 | 16.3 | 22.3 | 26.7 | 30.5 | 26.5 | 25.7 | 21.2 |
| 純利益 | 10.8 | 15.8 | 18.8 | 19.5 | 17.3 | 21.0 | 14.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 86.6 | 113 | 212 | 255 | 334 | 397 | 417 |
| 純資産 (自己資本) | 30.3 | 44.7 | 60.9 | 74.3 | 85.0 | 98.4 | 102 |
| 自己資本比率 (%) | 35.1 | 39.5 | 28.8 | 29.2 | 25.5 | 24.8 | 24.5 |
| 現金及び預金 | 21.2 | 25.1 | 39.4 | 32.1 | 33.8 | 38.1 | 35.8 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 17.0 | 22.3 | 21.9 | 41.7 | 41.0 | 50.7 | 56.2 |
| 投資CF | ▲14.7 | ▲20.5 | ▲25.1 | ▲28.5 | ▲45.7 | ▲33.9 | ▲21.0 |
| 財務CF | 8.1 | 2.1 | 17.4 | ▲20.4 | 6.4 | ▲12.4 | ▲37.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
18.44
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
14.4%
自己資本利益率
ROA
3.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
168人
平均年齢
34.0歳
平均勤続
4.0年
単体 平均年収
575万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
10.00円
配当性向
83.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
3
FY21
6
FY22
8
FY23
10
FY24
10
FY25
10
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。