カ
カネ美食品株式会社
カネミショクヒンカブシキガイシャ上場小売業2669EDINET: E03358Kanemi Co.,Ltd.
決算期: 02月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
905億円
3.87%営業利益 (FY25)
30.8億円
2.66%経常利益 (FY25)
31.1億円
3.36%純利益 (FY25)
19.5億円
5.01%総資産
374億円
4.09%自己資本比率
77.7%
—ROE
6.9%
0.06%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
カネ美食品は愛知県を本拠とする中食専業企業で、ユニー店舗内テナント(惣菜・寿司・弁当)を展開するテナント事業と、ファミリーマート等コンビニ向けに工場から直接納品する外販事業を二軸に持つ。FY2025の売上高は905億円(前期比+3.8%)と7期ぶりの最高水準を更新したが、経常利益は31億円(同-3.3%)と原材料・人件費の高騰が利益を圧迫した。売上の約69%がユニー(31.8%)とファミリーマート(37.1%)の2社に集中しており、これら取引先の出店政策への依存度が極めて高い。財務面は自己資本比率77.7%、現金189億円と無借金経営で財務健全性は高い。成長戦略上の課題はトップライン拡大であり、PPIHグループとの連携強化や新業態「Re'z deli」の展開、DX・AI需要予測の導入を通じて収益基盤の再構築を目指している。ROE6.9%は低水準にとどまっており、資本効率の改善も課題である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: テナント事業(売上458億円、50.7%)と外販事業(売上446億円、49.3%)がほぼ均等に構成する。
- 2顧客: 主要2社がユニー(31.8%)とファミリーマート(37.1%)で、両社合計で売上の約69%を占める。
- 3価値提案: 惣菜・弁当・おにぎり・寿司の日配品を「品質・清潔・接客」を軸に製造し即食ニーズに応える。
- 4コスト構造: 生鮮原材料の毎日仕入が基本で、上位3仕入先集中度が80.6%と高く、スケール調達が困難な構造である。
Risks · リスク要因
- 1取引先集中リスク: ユニーとファミリーマートの2社で売上の約69%を占め、両社の出店縮小や方針変更が業績に直撃するリスクがある。
- 2コスト高騰リスク: 原材料価格・物流費・人件費の上昇が続き、FY2025の外販セグメント利益は前年比25.6%減と利益圧迫が顕在化している。
- 3食品衛生リスク: 食中毒や異物混入など食の安全問題が発生した場合、社会的信用失墜と営業停止により業績へ重大な影響を与える。
- 4人財確保リスク: 労働集約的な惣菜製造業態で採用競争が激化しており、人員不足が成長戦略の実行を制約する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1PPIHグループとの関係: 親会社格のPPIHグループ傘下ユニー店舗へのテナント出店権を実質的に確保し安定的な売場面積を獲得している。
- 2財務健全性: 自己資本比率77.7%、借入金ゼロ、現金189億円を保有し景気悪化時にも独立した投資余力を維持している。
- 3製品品質の外部評価: からあげグランプリ最高金賞・惣菜グランプリ優秀賞など対外的な受賞実績が集客・販売数増加に直結している。
- 42事業の相互補完: テナントと外販がほぼ均等な売上構成で、一方の需要低迷を他方でカバーできるリスク分散構造である。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1テナント事業への積極投資: 「Re'z deli」新業態を含む新規出店10店舗・改装18店舗を推進し、FY2026も売上874億円を目標として出店ペースを継続する。
- 2PPIHグループ連携深化: ドン・キホーテ・ユニー向けに惣菜ブランド「偏愛めし」等の納品アイテムを拡充し外販事業の売上基盤を広げる。
- 3DX・AI活用による生産効率化: POSデータ活用のAI需要予測システム導入を検討し、フードロス削減と製造計画の最適化を同時に追求する。
- 4不採算部門の収益改善: 資本投下を伴わない収益性向上施策を並行推進し、ROE6.9%からの資本効率改善を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高905億円(前期比+3.8%)で過去最高を更新したが、経常利益は31億円(同-3.3%)とコスト増で減益となった。
外販事業セグメント利益が前年比25.6%減の9億45百万円に落ち込み、生産体制変更に伴う一時的なコスト増が主因である。
2024年3月に「リスクマネジメント本部」を新設し、全社レベルのリスク管理とサステナビリティ推進の体制を強化した。
からあげグランプリ最高金賞・惣菜グランプリ優秀賞を受賞し、商品力の対外評価がテナント事業の売上4.8%増に貢献した。
02
業績推移
売上高
905億円▲3.9%FY25
営業利益
30.8億円▼2.7%FY25
純利益
19.5億円▲5.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 824 | 847 | 755 | 776 | 811 | 871 | 905 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 19.4 | 26.9 | 31.6 | 30.8 |
| 経常利益 | 6.8 | 18.0 | 5.3 | 20.7 | 27.4 | 32.2 | 31.1 |
| 純利益 | -8.4 | 12.8 | 2.0 | 13.2 | 17.2 | 18.6 | 19.5 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 314 | 313 | 301 | 318 | 334 | 359 | 374 |
| 純資産 (自己資本) | 232 | 233 | 232 | 244 | 259 | 275 | 291 |
| 自己資本比率 (%) | 74.0 | 74.5 | 77.0 | 77.0 | 77.6 | 76.5 | 77.7 |
| 現金及び預金 | 117 | 128 | 127 | 151 | 170 | 184 | 189 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 46.4 | 21.5 | 9.7 | 31.9 | 25.8 | 31.5 | 29.2 |
| 投資CF | ▲4.0 | 0.7 | ▲7.6 | ▲6.0 | ▲5.0 | ▲12.6 | ▲20.7 |
| 財務CF | ▲5.9 | ▲11.0 | ▲3.4 | ▲1.5 | ▲2.3 | ▲4.0 | ▲3.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
201.33
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
6.9%
自己資本利益率
ROA
5.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,153人
平均年齢
41.0歳
平均勤続
16.0年
単体 平均年収
559万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
57.00円
配当性向
18.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
95
FY21
7
FY22
25
FY23
50
FY24
57
FY25
57
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。