株
株式会社エービーシー・マート
カブシキガイシャエービーシーマート上場小売業2670EDINET: E02925ABC-MART,INC.
決算期: 02月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
3722億円
8.14%営業利益 (FY25)
626億円
12.36%経常利益 (FY25)
646億円
11.73%純利益 (FY25)
454億円
13.37%総資産
4187億円
8.10%自己資本比率
88.3%
—ROE
12.8%
0.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ABC-マートは「世界共通の品質を世界共通の価格で」を理念に掲げ、国内外1,499店舗でシューズ・スポーツアパレルを販売するSPA型小売企業である。国内では1兆2,000億円のシューズ市場で約20%のシェアを握る圧倒的首位で、旗艦業態「GRAND STAGE」(109店)やスポーツ専門「ABC-MART SPORTS」(126店)を軸に増床・複合業態展開を加速している。自社ブランド「HAWKINS」「Danner」「LaCrosse」等を保有し製造から販売まで一貫するビジネスモデルが高粗利を支える。FY2025は売上高3,722億円(前期比+8.1%)、営業利益625億円(同+12.4%)と増収増益を達成し、営業利益率16.8%・ROE12.8%と高い収益性を維持した。海外は韓国・台湾・ベトナム・米国合計400店舗を展開し売上の約31%を占めるが、海外セグメント利益は物価高の影響で前期比4.3%減と苦戦している。国内インバウンド需要とハンズフリーシューズ旺盛需要が追い風となる一方、円安による仕入コスト上昇や米国関税政策・地政学リスクが中期的な収益変動要因として浮上している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 国内1,099店舗が売上の約69%を占め、残り31%は韓国・台湾・米国・ベトナム400店舗の海外収益が補完する。
- 2顧客: スポーツ・カジュアルシューズを中心に幅広い年齢層へ対面販売し、インバウンド旅行者も重要顧客層として取り込む。
- 3価値提案: NAブランド限定品・自社企画商品(売上の約20%)を組み合わせ、トレンドと価格競争力を両立した商品提案を行う。
- 4コスト構造: 年間100店舗出店を維持する一方、増床改装と複合業態で坪効率を高め、1㎡当たり年間売上高760千円を実現する。
Risks · リスク要因
- 1為替リスク: 輸入商品の大半が米ドル決済で年間1.5億~2億ドルの外貨需要があり、1円の円安で仕入原価が最大2億円増加する。
- 2海外情勢リスク: 売上の約20%を占める韓国で政治混乱・感染症・日本製品不買運動等が再燃した場合、業績が大きく悪化しうる。
- 3米国関税政策リスク: 2025年の米国保護主義強化により、中国・東南アジア(各約5割)の委託生産品への追加関税が仕入コストを押し上げる。
- 4国内人口減少: 中長期的な人口減少・超高齢化でシューズ市場が縮小に向かう可能性があり、出店戦略と既存店売上に影響を与えうる。
Strengths · 強み
- 1国内市場支配力: シューズ市場で約20%のシェアを持ち、国内1,081店舗で他社を大きく引き離すスケールメリットを有する。
- 2高い営業利益率: 自社ブランド保有とNAブランド限定商品による粗利押し上げで、FY2025営業利益率16.8%を達成している。
- 3多業態展開力: GRAND STAGE・ABC-MART SPORTS・複合業態(124店)で客単価を引き上げ、アパレル等非シューズ売上も15.6%増と拡大する。
- 4韓国での圧倒的地位: ABC-MART KOREAが韓国シューズ市場をリードし、競合撤退が相次ぐ中で326店舗・売上728億円を確保している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1年間100店舗出店継続: 国内外で新規出店と改装を合計年100店舗ペースで維持し、GRAND STAGEと複合業態店舗を重点拡大する。
- 2デジタルコマース強化: 自社オンラインサイトの利用促進と店舗受取サービスを拡充し、オムニチャネルによる顧客接点を深化させる。
- 3東南アジア第2ヵ国進出: 韓国・台湾・ベトナムに続き、日本と親和性の高い東南アジア新市場への進出を準備中である。
- 4ブランドM&Aと育成: Danner等の成功を踏まえ、新規ブランド取得とPB拡充を継続し、売上総利益率の向上と競合差別化を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収増益達成: 売上高3,722億円(前期比+8.1%)、営業利益625億円(同+12.4%)、純利益453億円(同+13.4%)と過去最高水準を更新した。
ハンズフリーシューズ急拡大: 需要が急速に拡大したハンズフリーシューズの品揃えを強化し、国内客単価を前期比7.3%増に押し上げた。
スポーツアパレル売上急増: ウェアその他カテゴリーが前期比15.6%増の244億円となり、シューズ以外の売上拡大が利益成長を加速させた。
海外セグメント苦戦: 海外売上高は前期比8.4%増の1,166億円を確保したが、物価高の影響でセグメント利益は前期比4.3%減の94億円に留まった。
02
業績推移
売上高
3,722億円▲8.1%FY25
営業利益
626億円▲12.4%FY25
純利益
454億円▲13.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2667 | 2724 | 2203 | 2439 | 2901 | 3442 | 3722 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 274 | 423 | 557 | 626 |
| 経常利益 | 451 | 443 | 213 | 283 | 434 | 578 | 646 |
| 純利益 | 303 | 297 | 192 | 174 | 303 | 400 | 454 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 2969 | 3111 | 3178 | 3177 | 3559 | 3873 | 4187 |
| 純資産 (自己資本) | 2593 | 2718 | 2789 | 2849 | 3110 | 3417 | 3697 |
| 自己資本比率 (%) | 87.3 | 87.4 | 87.8 | 89.7 | 87.4 | 88.2 | 88.3 |
| 現金及び預金 | 1397 | 1492 | 1465 | 1518 | 1482 | 1728 | 1976 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 349 | 345 | 235 | 252 | 109 | 512 | 561 |
| 投資CF | ▲97.6 | ▲90.3 | ▲113 | ▲74.6 | ▲90.0 | ▲114 | ▲151 |
| 財務CF | ▲117 | ▲157 | ▲150 | ▲139 | ▲93.6 | ▲186 | ▲171 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
183.18
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
12.8%
自己資本利益率
ROA
10.8%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Domestic0.3兆69.3%0.05兆20.6%
Overseas0.1兆30.7%0.01兆8.3%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
3,911人
平均年齢
32.0歳
平均勤続
9.0年
単体 平均年収
425万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
103.00円+9
配当性向
45.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
255
FY21
255
FY22
255
FY23
255
FY24
94
FY25
103
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。