リ
リガク・ホールディングス株式会社
リガクホールディングスカブシキカイシャ上場精密機器268AEDINET: E39892決算期: 12月期
業種: 精密機器
売上高 (FY25)
942億円
3.91%営業利益 (FY25)
167億円
9.03%経常利益 (FY25)
75.5億円
150.43%純利益 (FY25)
114億円
16.26%総資産
1852億円
4.32%自己資本比率
47.7%
—ROE
13.4%
5.10%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
リガク・ホールディングスは、X線回折(XRD)・蛍光X線分析(XRF)・半導体プロセスコントロール機器を3本柱とする理科学機器の専門メーカーである。1951年設立の老舗ながら、2022年の持株会社化を経て本格的な連結経営に移行し、売上高は2022年の627億円から2025年の942億円へと急成長を遂げた。X線回折機器で国内シェア76%(1位)・グローバルシェア26%(2位)、半導体X線計測ではグローバルシェア38%のマーケットリーダーの地位を確立している。 FY2025は通期売上+3.9%と成長を維持した一方、営業利益は16,709百万円と前期比9.0%減少した。要因は、EUV用多層膜ミラーの需要低下、米国アカデミア向けのトランプ政策影響、製造キャパシティ増強に伴うコスト増などが重なったことによる。ただし半導体プロセスコントロール機器は+19.0%と高成長を継続しており、AI・データセンター需要を背景とした半導体計測市場(2024-2027年CAGR 8.9%予測)での拡大が中期的な成長ドライバーとなる見通しである。自己資本比率47.7%と財務健全性は高く、ROE13.4%を維持している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 多目的分析機器・半導体プロセスコントロール機器・部品サービスの3カテゴリーで売上942億円を構成する。
- 2顧客: 半導体メーカー・アカデミア・産業分野の研究開発・品質管理部門に世界170カ国超で販売する。
- 3価値提案: X線発生装置・光学素子・検出器を自社開発・内製化し、競合他社と差別化した高性能ソリューションを提供する。
- 4コスト構造: 約300名のX線技術者を抱えたR&D投資と山梨工場増設など製造キャパシティ拡充が主要コストドライバーである。
Risks · リスク要因
- 1地政学・輸出規制リスク: 米中摩擦激化や日本の2025年10月輸出管理強化により、中国向け販売制限など事業制約が拡大する恐れがある。
- 2米国政策リスク: トランプ政権による学術資金削減がアカデミア向け分析機器需要を直撃し、FY2025の米国多目的分析機器売上が減少した。
- 3半導体市況依存: 売上の約2割を占める半導体プロセスコントロール機器は半導体サイクルの影響を大きく受け、景気変動で業績が振れやすい。
- 4収益性低下リスク: EUV多層膜ミラーの需要減や製造キャパシティ投資拡大が重なり、調整後営業利益率がFY2024の23.1%からFY2025の19.8%に低下した。
Strengths · 強み
- 1市場シェア: 半導体X線計測でグローバルシェア38%首位、XRDで国内76%・グローバル26%と主要市場で圧倒的地位を持つ。
- 2要素技術内製化: X線発生装置・光学素子・検出器を自社生産し、製品性能・開発スピード・コスト競争力で優位性を確保している。
- 3EUV関連技術: 先端多層膜ミラーをASMLなど半導体製造装置メーカーに供給し、AI時代の製造インフラに不可欠な位置を占めている。
- 4顧客ロックイン: 一度採用されると保守・アップグレードで継続取引が構築されるため、安定した部品・サービス収益を生み出す構造である。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1半導体計測強化: 2027年までに643百万ドルへ拡大予測の半導体X線計測市場(CAGR 8.9%)でシェア首位を維持・拡大する方針である。
- 2製造能力拡充: 山梨工場の増設投資を推進し、有形固定資産取得に年間約58億円を投じて需要拡大への対応力を強化する。
- 3M&A・パートナーシップ: X線技術の深掘りと周辺領域の新技術獲得に向け、外部パートナーシップ確立やM&A投資を選別的に実施する。
- 4グローバルシェア拡大: 欧州・日本・その他アジアでの販売体制強化を通じ、XRDグローバルシェア26%から首位奪還を目指す成長戦略を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上942億円(+3.9%)を達成したが、営業利益167億円(-9.0%)・純利益114億円(-16.3%)と収益性は前期比で悪化した。
半導体プロセスコントロール好調: AI・データセンター需要を背景にDRAM・3D NAND向け計測機器が伸長し、同事業売上は前期比+19.0%を達成した。
株主還元強化: FY2025に自己株式4,030百万円取得・配当金2,827百万円支払いを初実施し、財務活動CF支出が前期比で大幅に増加した。
Q4に業績集中: 第3四半期累計で前年同期比マイナスだった売上が、第4四半期の大幅増収により通期で+3.9%に回復するという偏重構造が生じた。
02
業績推移
売上高
942億円▲3.9%FY25
営業利益
167億円▼9.0%FY25
純利益
114億円▼16.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 9.2 | 627 | 799 | 907 | 942 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | 63.3 | 153 | 184 | 167 |
| 経常利益 | -44.2 | -14.9 | 19.7 | 30.1 | 75.5 |
| 純利益 | -34.1 | 9.1 | 109 | 136 | 114 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1172 | 1485 | 1631 | 1775 | 1852 |
| 純資産 (自己資本) | 522 | 530 | 653 | 818 | 884 |
| 自己資本比率 (%) | 44.5 | 35.7 | 40.1 | 46.1 | 47.7 |
| 現金及び預金 | — | 144 | 205 | 280 | 243 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | 73.6 | 117 | 146 | 93.9 |
| 投資CF | — | ▲26.0 | ▲23.6 | ▲60.5 | ▲66.3 |
| 財務CF | — | ▲36.3 | ▲40.2 | ▲24.4 | ▲66.0 |
| FCF | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
50.19
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
13.4%
自己資本利益率
ROA
6.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
126人
平均年齢
48.4歳
平均勤続
9.5年
単体 平均年収
1,008万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
28.20円+25
配当性向
59.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY24
3
FY25
28
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。