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株式会社トーメンデバイス
カブシキガイシャ トーメンデバイス上場卸売業2737EDINET: E02946TOMEN DEVICES CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
4217億円
13.76%営業利益 (FY25)
102億円
7.27%経常利益 (FY25)
73.8億円
18.93%純利益 (FY25)
55.9億円
166.60%総資産
1140億円
12.47%自己資本比率
43.5%
—ROE
11.7%
7.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
トーメンデバイスは豊田通商グループ傘下のサムスン製半導体・電子部品専門商社であり、メモリー(売上の約82%)を中核にシステムLSI・ディスプレイを取り扱う。国内では日本サムスンから、海外では上海三星半導体等からの仕入が主体で、仕入先のサムスングループ依存度はFY2025に84.2%まで上昇している。売上高は2019年の2,176億円から2022年に4,628億円のピークをつけた後、半導体市況悪化で2024年3,707億円まで落ち込んだが、FY2025はAIサーバー向けメモリー需要拡大と車載OLEDの伸長により4,217億円へ回復し、純利益は前年比+166.6%増の56億円を達成した。中期経営計画(2023年4月〜2026年3月)の最終年度はトランプ関税等の不透明感が残るものの、生成AIサーバービジネスの開拓・車載向け販売強化・新興国モバイル向け拡大を成長ドライバーと位置づけ、ROE目標の達成に向けて取り組む。薄い営業利益率(約2.4%)と特定サプライヤー依存の構造的制約が投資上の留意点である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: メモリー製品が売上3,471億円(全体の82%)を占め、システムLSI・ディスプレイが補完する薄利多売型商社モデルである。
- 2顧客: 国内外の電機・自動車・サーバーメーカー等に販売し、上位10社が売上の約67%を占める高依存構造である。
- 3価値提案: サムスングループ製品の専門知識と豊田通商グループのグローバル物流・与信網を組み合わせたトータルソリューションを提供する。
- 4コスト構造: 仕入原価が売上の97%超を占め、販管費45億円(売上比約1.1%)は低水準だが支払利息・債権売却損が利益を圧迫する。
Risks · リスク要因
- 1仕入先のサムスングループ依存度84.2%(FY2025)と異常に高く、同社の戦略変更や韓国の地政学リスクが直接業績直撃につながる。
- 2メモリー価格は需給で大幅変動し、FY2022→FY2024で売上が4,628億円から3,707億円へ急落した実績があり、市況リスクが高い。
- 3海外売上比率約70%・ドル建て取引中心のため、急激な円高や米中貿易摩擦・輸出規制強化が収益を直撃するリスクがある。
- 4上位10社で売上の約67%を占める販売先集中リスクがあり、FY2024には取引先の民事再生で特別損失を計上した信用リスクの前例がある。
Strengths · 強み
- 1サムスング専門商社としての深い製品知識と優先的な製品アクセス権が、競合他社との差別化要因となっている。
- 2豊田通商グループとの連携により、車載分野での顧客開拓・与信管理・グローバル物流で大手商社の基盤を活用できる。
- 3中国・東南アジア等の海外拠点網(売上の約70%が海外)により、成長新興国向けモバイル・サーバー需要を直接取り込める。
- 4メモリー市況上昇局面ではFY2025純利益+166.6%増のように業績レバレッジが高く、回復期に大幅な利益改善が期待できる。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1生成AIサーバービジネスを最重点分野と位置づけ、HBM等最先端メモリー提案を強化し、FY2026中期経営計画定量目標の達成を目指す。
- 2車載向けでOLED・ADASセンサー等の取扱品目を拡充し、電動化・自動運転の需要増を取り込むべく専担販売体制を強化する。
- 3新興国向けモバイル端末・デジタル家電市場でグローバル拠点を活用した新規顧客開拓を加速し、海外セグメント収益性を改善する。
- 4サムスング依存低減に向けた第2の柱となる商材・ビジネスモデルの発掘を継続し、ROEで資本コストを上回る水準の維持を目標とする。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高4,217億円(前年比+13.8%)、純利益56億円(同+166.6%増)と歴代2位の業績を達成し、中期計画2年目は順調推移した。
サーバー・ストレージ向けメモリーとOLED車載パネルが牽引し、ディスプレイ部門売上は前年比+87.7%増の129億円と急拡大した。
一方、SiP・ファウンドリービジネスおよびバックライトLEDが不振でシステムLSI部門は前年比13.9%減の584億円に落ち込んだ。
短期借入金を155億円圧縮(残高140億円)し財務健全化が進んだが、FY2026はトランプ関税等の影響で厳しい環境を想定している。
02
業績推移
売上高
4,217億円▲13.8%FY25
営業利益
102億円▲7.3%FY25
純利益
55.9億円▲166.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2176 | 2604 | 3024 | 4628 | 4176 | 3707 | 4217 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 106 | 122 | 94.8 | 102 |
| 経常利益 | 26.4 | 43.7 | 45.6 | 84.8 | 65.9 | 62.0 | 73.8 |
| 純利益 | 19.0 | 33.8 | 34.5 | 63.8 | 49.1 | 21.0 | 55.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 797 | 925 | 1199 | 1170 | 1072 | 1302 | 1140 |
| 純資産 (自己資本) | 293 | 319 | 328 | 394 | 442 | 455 | 496 |
| 自己資本比率 (%) | 36.7 | 34.5 | 27.4 | 33.6 | 41.2 | 34.9 | 43.5 |
| 現金及び預金 | 67.4 | 99.0 | 95.5 | 82.2 | 121 | 209 | 132 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲5.7 | 95.5 | ▲116 | 59.0 | ▲49.6 | 44.3 | 92.1 |
| 投資CF | ▲2.3 | ▲0.2 | ▲0.3 | ▲1.8 | ▲2.6 | 4.9 | ▲0.2 |
| 財務CF | ▲10.5 | ▲63.0 | 113 | ▲76.0 | 85.8 | 29.0 | ▲169 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
821.69
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
11.7%
自己資本利益率
ROA
4.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
JAPAN0.1兆15.1%0.00兆3.5%
OVERSEAS0.3兆34.9%0.01兆2.0%
Total0.4兆50.0%0.01兆2.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
119人
平均年齢
46.4歳
平均勤続
12.4年
単体 平均年収
918万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
300.00円+100
配当性向
73.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
150
FY21
170
FY22
300
FY23
300
FY24
200
FY25
300
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。