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株式会社フジオフードグループ本社
カブシキガイシャフジオフードグループホンシャ上場小売業2752EDINET: E03400FUJIO FOOD GROUP INC.
決算期: 12月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
319億円
1.94%営業利益 (FY25)
7.2億円
40.43%経常利益 (FY25)
6.0億円
42.14%純利益 (FY25)
0.9億円
80.39%総資産
244億円
7.15%自己資本比率
35.6%
—ROE
1.0%
8.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
フジオフードグループ本社は、「まいどおおきに食堂」「神楽食堂 串家物語」「麺乃庄 つるまる」「さち福や」「天麩羅 えびのや」等の複数ブランドを展開する大衆外食チェーンである。国内直営店393店舗・FC店205店舗・委託店80店舗のほか海外に24店舗を持ち、合計702店舗体制を構築している。売上高はコロナ禍の2021年に255億円まで落ち込んだ後、段階的に回復し、FY2025は319億円(前期比+1.9%)と改善が続いている。ただし、コスト高騰(食材・エネルギー・人件費)の影響で営業利益は7億円と前期比40%減、ROEはわずか1.0%にとどまり、目標とする経常利益率10%・ROE15%との乖離が大きい。戦略面では、直営店の収益力向上と並行して直営店をFCや業務委託に転換するストック型ビジネスへの移行を推進しており、安定的なロイヤリティ・加盟金収入の積み上げを目指している。人材確保・育成や既存店QSC(品質・接客・清潔さ)の底上げが短期的な収益改善の鍵を握っている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 直営事業が売上高の95%(303億円)を占め、FC事業のロイヤリティ・加盟金等15.9億円が安定収益として補完している。
- 2顧客: 日常食・大衆食を求める国内外の一般消費者を対象に、関西中心(売上比61%)の全国店舗網で取り込んでいる。
- 3価値提案: 店内調理による「手作り感」と安心安全な食をリーズナブルな価格で提供し、「人のぬくもり」ある接客を差別化軸としている。
- 4コスト構造: 食材・人件費・エネルギーが主要コストであり、店舗賃借方式を基本とするため固定費は重く、コスト上昇が利益を直撃する構造である。
Risks · リスク要因
- 1コスト高騰リスク: 食材・エネルギー・人件費の上昇が直撃し、FY2025の営業利益は前期比40.4%減の7億円にまで圧縮されており、さらなる悪化の可能性がある。
- 2食品衛生・法規制リスク: 食中毒や衛生問題が発生した場合、営業停止・損害賠償・ブランド毀損により直営売上とFC収益が同時に急減するリスクがある。
- 3人材確保リスク: 外食業界の慢性的な人手不足を背景に、パート・アルバイト比率が高く、社会保険適用拡大による人件費増が収益をさらに圧迫する恐れがある。
- 4財務レバレッジリスク: 有利子負債(借入金・リース債務)が負債・資本合計の36.3%を占め、金利上昇局面では調達コスト増加が経営成績に直接影響を与えかねない。
Strengths · 強み
- 1多業態マルチ戦略: ブランド・立地・価格帯を分散させることで特定業態の業績悪化が全体に波及しにくいリスク分散体制を持っている。
- 2FCネットワーク: 国内FC205店舗・委託80店舗を持ち、ロイヤリティ収入はFC事業セグメント利益11.5億円(前期比+3%増)と安定成長している。
- 3関西地盤の高密度展開: 直営店売上の61%を関西地区が占め、地域密着の知名度と物流・運営効率で競合との差別化を図っている。
- 4独立支援制度: 社員が店主として独立できる「夢を持てるキャリアアッププラン制度」が人材定着とFC網拡大を同時に促進する仕組みとなっている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1ストック型ビジネスへの転換: 直営店のFCや業務委託への売却・転換を積極推進し、ロイヤリティ等の安定収益比率を高めて収益構造を改善することを優先している。
- 2既存店QSC強化: 「凡事徹底」を全店共通方針とし、品質・接客・清潔さのレベルアップによる既存店収益力向上を通じて経常利益率10%・ROE15%の目標達成を目指している。
- 3新業態・メニュー開発: 多様化する消費者ニーズに対応した新業態をスピーディーに開発・パッケージ化し、競合他社との差別化を経営の生命線と位置付けている。
- 4海外FC展開: 台湾での合弁会社設立や上海5店舗直営を足がかりに、海外FCを19店舗から拡大しカントリーリスクを分散しながら国際展開を継続する方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績悪化: 売上高319億円(+1.9%)と増収ながら、コスト高騰で営業利益7億円(-40.4%)・純利益90百万円(-80.3%)と大幅減益となった。
新規出店20店舗: 国内直営16店舗・国内FC3店舗・海外FC1店舗を新規出店し、総店舗数は702店舗(前期比微増)を維持した。
現金残高の急減: 信託受益権取得に69億円を投じた結果、現金及び預金が47.6億円減少し、投資CFはマイナス37.7億円と前期(-7.3億円)から大幅に悪化した。
減損損失4.4億円計上: 不採算店舗の固定資産に4億36百万円の減損損失を計上し、利益の押し下げ要因となったことを経営陣が課題として認識している。
02
業績推移
売上高
319億円▲1.9%FY25
営業利益
7.2億円▼40.4%FY25
純利益
0.9億円▼80.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 384 | 268 | 255 | 265 | 298 | 313 | 319 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -18.9 | 3.9 | 12.2 | 7.2 |
| 経常利益 | 8.8 | -28.8 | 17.8 | -7.2 | 3.0 | 10.3 | 6.0 |
| 純利益 | -1.0 | -50.0 | -4.9 | -34.0 | -7.1 | 4.6 | 0.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 262 | 244 | 268 | 215 | 203 | 263 | 244 |
| 純資産 (自己資本) | 90.9 | 35.6 | 39.3 | 5.8 | 14.3 | 85.8 | 86.8 |
| 自己資本比率 (%) | 34.7 | 14.6 | 14.6 | 2.7 | 7.1 | 32.6 | 35.6 |
| 現金及び預金 | 28.9 | 22.5 | 78.9 | 55.9 | 60.9 | 124 | 76.2 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 27.4 | ▲25.2 | 30.1 | 8.2 | 17.4 | 21.5 | 9.8 |
| 投資CF | ▲48.0 | ▲24.6 | 2.6 | ▲8.1 | ▲5.9 | ▲7.3 | ▲37.7 |
| 財務CF | 33.1 | 43.0 | 23.4 | ▲23.3 | ▲7.5 | 48.9 | ▲20.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
1.76
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
1.0%
自己資本利益率
ROA
0.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
FranchiseBusiness0.0兆5.0%0.00兆72.4%
TheBusinessDirectlyOperated0.0兆95.0%0.00兆10.0%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
27人
平均年齢
48.2歳
平均勤続
9.2年
単体 平均年収
630万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
3.00円+1
配当性向
51.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
22
FY20
3
FY21
3
FY24
2
FY25
3
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。