円
円谷フィールズホールディングス株式会社
ツブラヤフィールズホールディングスカブシキガイシャ上場卸売業2767EDINET: E03407TSUBURAYA FIELDS HOLDINGS INC.
決算期: 03月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
1406億円
0.95%営業利益 (FY25)
153億円
29.32%経常利益 (FY25)
165億円
27.15%純利益 (FY25)
112億円
4.59%総資産
990億円
0.57%自己資本比率
56.8%
—ROE
22.6%
4.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
円谷フィールズホールディングスは、(株)円谷プロダクションが保有する「ウルトラマン」等のグローバルIPを軸とした「コンテンツ&デジタル事業」と、フィールズ(株)・エース電研を中核とするパチンコ・パチスロ販売・周辺設備の「アミューズメント機器事業」の2セグメントで構成される持株会社である。FY2025の売上高は1,406億円(前期比0.9%減)と微減ながら、営業利益は1,530億円と前期比29.3%増の大幅改善を果たし、営業利益率は10.9%まで改善した。売上規模はFY2021の388億円から3年余りで約3.6倍に拡大しており、エース電研の連結加入やアミューズメント機器事業における利益率向上が主な要因である。コンテンツ事業ではウルトラマンの中国を中心とした海外ライセンス収入が前期比22.1%増の58億円に達し、ウルトラマン カードゲームの新規展開やNetflix向けVFX制作も成長を牽引した。一方、カードゲーム事業立ち上げコスト約10億円の負担等により、コンテンツ事業の営業利益は25%減少するなど、成長投資フェーズの先行コスト負担も顕在化している。ROE22.6%、自己株式取得63億円と積極的な株主還元を実施しており、資本効率重視の経営姿勢が明確である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: アミューズメント機器事業が売上高の87.6%を占め、コンテンツ&デジタル事業11.7%が成長ドライバーを担っている。
- 2顧客: 遊技機販売はパチンコホール向け、IPライセンスは中国・アジア含む海外企業および国内メーカー向けが主体である。
- 3価値提案: 有力IP(ウルトラマン・エヴァ・東京喰種等)を遊技機・カードゲーム・ライセンス等に多元展開し、IPの商業価値を最大化している。
- 4コスト構造: 遊技機は企画・開発・流通が主コストで、コンテンツ事業は海外拠点構築・人材獲得・プロモーション費用が増加トレンドにある。
Risks · リスク要因
- 1パチンコ・パチスロ規制リスク: 風適法や型式検定規則の改定は遊技機販売台数・価格に直結し、当局の規制強化が売上87.6%を占める主力事業を直撃する恐れがある。
- 2中国依存の地政学リスク: 海外ライセンス収入の約90%が中国向けであり、規制変更・景気悪化・模倣品問題・政治的緊張が収益を急変させるリスクが高い。
- 3IP投資・M&Aの失敗リスク: 新規IPの取得や合弁事業が所期の収益を生まない場合、多額の減損やのれん償却が発生し業績を押し下げる可能性がある。
- 4情報セキュリティリスク: サイバー攻撃や個人情報漏洩が発生した場合、ブランド毀損・損害賠償・事業停止が当社グループの信用と業績に深刻な影響を与えうる。
Strengths · 強み
- 1ウルトラマンIPの独占保有: 70年超の歴史を持つ「ウルトラマン」ブランドは中国で特に強く、海外ライセンス収入が前期比22.1%増と高成長を持続している。
- 22事業の収益相補構造: 安定高収益のアミューズメント機器事業がキャッシュを生み、コンテンツ事業の成長投資を支える財務的バランスが取れている。
- 3遊技機流通での業界地位: エース電研の加入でパーラー向け工事・周辺設備まで手がけ、遊技機メーカーから施工まで一貫したサービス提供が可能となっている。
- 4高いROEと積極還元: ROE22.6%、自己株取得63億円実施と資本効率経営を徹底し、投資家への利益還元と企業価値向上を同時に追求している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1円谷プロの5ヵ年中期計画: 2024年5月策定の計画に基づき、海外拠点構築・ライセンス流通拡大・人材強化を推進し、グローバルIPビジネスの収益規模拡大を目指している。
- 2ウルトラマン カードゲームの四半期展開: 2024年下半期から四半期毎に新商品をグローバル投入し、MD収入をFY2025の13.9億円から継続的に拡大する計画である。
- 3アミューズメント機器事業の領域拡張: エース電研を活用し遊技機販売にとどまらず周辺設備・工事まで一体提供し、業界シェアと収益性をさらに高める方針である。
- 4ガバナンス強化と資本効率向上: 監査等委員会設置会社への移行を予定し、営業CF配分を成長投資と株主還元に最適化してROE水準の維持・向上を目指している。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益が前期比29.3%増の153億円に拡大: アミューズメント機器事業の営業利益が46.7%増の152億円と大幅改善し、全社利益を牽引した。
自己株式取得63億円を実施: 財務活動CFは135億円の支出超過となり、積極的な株主還元と有利子負債の構造変化(短期→長期シフト)が並行して進んだ。
ウルトラマン中国ライセンス収入が前期比23.8%増の52億円: ブロック玩具・文具・アパレル等が好調で、海外ライセンス合計も22.1%増に達している。
エース電研のグループ入り(FY2025より連結): パーラー向け機器設置工事の大手を取り込み、アミューズメント機器事業の事業範囲と収益基盤が拡張された。
02
業績推移
売上高
1,406億円▼0.9%FY25
営業利益
153億円▲29.3%FY25
純利益
112億円▼4.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 508 | 666 | 388 | 949 | 1171 | 1419 | 1406 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 34.4 | 110 | 118 | 153 |
| 経常利益 | -18.6 | 9.4 | -20.3 | 36.3 | 112 | 129 | 165 |
| 純利益 | -6.1 | 4.9 | -34.5 | 24.7 | 82.2 | 117 | 112 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 675 | 643 | 524 | 700 | 809 | 984 | 990 |
| 純資産 (自己資本) | 346 | 343 | 304 | 316 | 418 | 560 | 562 |
| 自己資本比率 (%) | 51.4 | 53.3 | 58.1 | 45.1 | 51.7 | 56.9 | 56.8 |
| 現金及び預金 | 288 | 247 | 245 | 323 | 365 | 348 | 309 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 21.8 | ▲24.3 | 36.9 | 79.8 | 126 | 55.6 | 77.8 |
| 投資CF | 32.2 | 8.8 | ▲10.7 | ▲15.9 | ▲76.4 | ▲41.0 | 11.0 |
| 財務CF | ▲9.6 | ▲25.4 | ▲28.3 | 13.8 | ▲7.2 | ▲31.4 | ▲135 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
178.78
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
22.6%
自己資本利益率
ROA
11.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
AmusementEquipmentBusiness0.1兆87.4%0.02兆12.4%
ContentAndDigital0.0兆11.4%0.00兆17.7%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆1.2%0.00兆0.3%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
117人
平均年齢
43.6歳
平均勤続
12.5年
単体 平均年収
728万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
50.00円+10
配当性向
57.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
10
FY21
10
FY22
20
FY23
30
FY24
40
FY25
50
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。