グ
グロービング株式会社
グロービングカブシキガイシャ上場サービス業277AEDINET: E40147決算期: 05月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
82.6億円
97.75%営業利益 (FY25)
28.0億円
657.03%経常利益 (FY25)
27.8億円
634.30%純利益 (FY25)
17.7億円
577.39%総資産
87.7億円
238.01%自己資本比率
66.9%
—ROE
48.8%
29.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
グロービング株式会社は、戦略策定からDX推進・AI導入支援まで一体提供する独立系コンサルティングファームである。最大の特徴は「Joint Initiative(JI)」と呼ぶ深耕型エンゲージメントモデルで、クライアントのCxOクラスへの直接報告や予算立案への関与を通じ、単発プロジェクト型の競合と一線を画す高い顧客粘着性を実現している。FY2025(2024年6月~2025年5月)は売上高83億円(前年比+97.7%)、営業利益28億円(同+657.7%)と爆発的な成長を遂げ、ROEは48.8%に達した。2021年10億円から2025年83億円へとわずか4年で8倍超に拡大した成長軌跡は際立っており、コンサルタント人員数も119名から178名へ拡充した。2024年5月にはAI専門のJV「X-AI.Labo」を設立し、AI関連売上高は24.8億円・比率30.0%まで急拡大している。一方、本田技研工業(15.4%)・MTG(11.9%)など上位5社で売上の47.9%を占める顧客集中リスクと、コンサルティング事業への99.9%依存、優秀人材の獲得競争激化が主要なリスク要因として残る。2024年11月の公募増資で手元資金66億円を確保し、次の非連続成長に向けた投資余力は十分である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: コンサルティング事業が売上の99.9%を占め、準委任契約の工数課金モデルで安定した収益を確保している。
- 2顧客: 本田技研工業(15.4%)・MTG(11.9%)など大手企業を中心に、上位10社で売上の60.8%を構成している。
- 3価値提案: JI型で顧客内部に入り込み、CxOへ直接報告する「外部視点を持ったインサイダー」として高粘着サービスを提供している。
- 4コスト構造: 売上原価の大半は人件費で、FY2025の売上原価26.5億円は前年比+73.7%と増員・ベースアップが主因となっている。
Risks · リスク要因
- 1顧客集中リスク: 本田技研工業15.4%・MTG11.9%など上位5社で売上の47.9%を占め、1社の契約終了が業績に直撃しうる構造的リスクがある。
- 2人材獲得競争の激化: コンサルタントが唯一の収益資産であり、採用難や離職率上昇は即座に受注能力の低下と採用コスト増大に直結する。
- 3ストックオプション希薄化: 潜在株式数3,487,900株は発行済株式数の12.1%に相当し、2026年9月以降の権利行使により株式価値の希薄化が生じうる。
- 4クラウドプロダクト事業の先行損失: クラウドプロダクト事業は売上4.8百万円に対しセグメント損失1.3億円が続いており、投資回収の見通しが不透明な段階にある。
Strengths · 強み
- 1JIモデルによる顧客粘着性: JI売上高比率が29.9%(FY2024)から43.6%(FY2025)へ上昇し、CxO直結の長期深耕型契約が解約障壁を高めている。
- 2高い利益率: 売上総利益率67.9%・営業利益率33.9%を誇り、大手コンサルに匹敵する収益性をスタートアップ段階で実現している。
- 3AI関連売上の急拡大: X-AI.Labo設立を含むAI戦略により、AI関連売上高が4.7億円から24.8億円へ約5倍増し、差別化軸が確立しつつある。
- 4超高ROEと資本効率: ROE48.8%は同業比で突出しており、少ない資本で高収益を生む知識集約型モデルの強みが数値に表れている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1JI売上高比率の継続向上: 戦略アカウント拡大とCxO直結型エンゲージメントを深化させ、JI売上高比率43.6%からの更なる上昇を目指す。
- 2AI事業の社会実装: X-AI.LaboによるAIトランスフォーメーション(AI-X)を推進し、AI関連売上高比率30.0%からの拡大を中期成長の柱に据える。
- 3コンサルタント採用の加速: リファラル採用強化と定着率向上で178名体制(FY2025)を継続拡充し、平均年収2,012万円水準を維持しながら採用力を高める。
- 4非連続成長の実現: 公募増資で調達した資本(資本金・資本準備金各11億円増)を活用し、クラウドプロダクト事業や海外展開(中国子会社)で第2の収益柱を構築する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績が急拡大: 売上高83億円(前年比+97.7%)・営業利益28億円(同+657.7%)・純利益18億円(同+578.8%)と全指標で過去最高を更新した。
2024年11月に公募増資を実施: 株式発行による収入22億円を含む財務CF25.7億円を確保し、期末現金残高は66億円へ急増した。
X-AI.Labo設立でAI事業を本格化: 2024年5月にLaboro.AIとのJVを設立し、AI関連売上高が4.7億円→24.8億円(比率11.3%→30.0%)へ急伸した。
ソフトウェア減損1.1億円を計上: クラウドプロダクト事業の一部ソフトウェアに減損損失を認識し、同事業のセグメント損失は1.3億円と投資先行状態が続いている。
02
業績推移
売上高
82.6億円▲97.7%FY25
営業利益
28億円▲657.0%FY25
純利益
17.7億円▲577.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 10.2 | 4.2 | 26.1 | 41.8 | 82.6 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 3.7 | 28.0 |
| 経常利益 | 2.3 | 1.1 | 7.4 | 3.8 | 27.8 |
| 純利益 | 1.2 | 0.8 | 4.7 | 2.6 | 17.7 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 4.4 | 4.3 | 22.0 | 25.9 | 87.7 |
| 純資産 (自己資本) | 1.4 | 2.1 | 12.5 | 15.5 | 58.7 |
| 自己資本比率 (%) | 30.9 | 49.8 | 56.7 | 59.8 | 66.9 |
| 現金及び預金 | — | — | 16.4 | 13.9 | 66.1 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | — | 10.8 | ▲0.7 | 31.0 |
| 投資CF | — | — | ▲1.9 | ▲2.2 | ▲4.5 |
| 財務CF | — | — | 5.2 | 0.4 | 25.7 |
| FCF | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
64.50
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
48.8%
自己資本利益率
ROA
20.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
CloudProducts0.0兆0.1%▲0.00兆-2620.0%
ConsultingBusiness0.0兆99.9%0.00兆45.6%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
230人
平均年齢
34.7歳
平均勤続
1.3年
単体 平均年収
1,521万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。