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株式会社カルラ
カブシキガイシャカルラ上場小売業2789EDINET: E03422Karula Co.,LTD.
決算期: 02月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
72.6億円
6.18%営業利益 (FY25)
3.7億円
4.87%経常利益 (FY25)
3.6億円
6.19%純利益 (FY25)
3.6億円
16.93%総資産
50.2億円
9.95%自己資本比率
39.4%
—ROE
20.1%
9.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社カルラは、宮城県富谷市に本社・工場を置き、主力業態「まるまつ」(109店舗中87店舗)を核に東北6県および栃木県でロードサイド型和風ファミリーレストランを運営する外食企業である。「生産から販売までの一貫体制」を経営の根幹に据え、宮城県の自社工場で食材を製造・加工し、自社配送センターで全店に供給することで原価管理と食品安全を両立させている。平均客単価1,000円前後という日常食ニーズを狙った価格帯とHACCP対応の衛生管理が競争優位の源泉であり、東北地域に特化したドミナント展開でブランド認知度を高めている。 業績面では、コロナ禍で売上高が2022年に52億円まで落ち込んだものの、その後QSC(品質・サービス・清潔さ)向上とSNS・インバウンド対応強化により回復基調が鮮明で、FY2025は73億円(+6.2%)、営業利益3.65億円(+5.0%)を達成した。ROE20.1%は高水準だが、純利益は前期比16.9%減と一過性の要因が混在する。財務活動では借入金返済を積極的に進め、自己資本比率は39.4%まで改善。一方、物流・生産機能が宮城県に一極集中する地政学リスク、原材料・人件費・エネルギー費の高騰、中食・宅配事業者との競争激化など構造的な課題も抱えており、1,000店舗全国展開という長期目標の実現可能性は現状の財務・出店体制から見ると長期を要する見通しである。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 和風ファミリーレストラン「まるまつ」が売上の約76%を占め、客単価1,000円前後の日常食ニーズを東北エリアで取り込んでいる。
- 2顧客: 宮城県を中心に東北6県と栃木県のロードサイドで、日常的に外食する個人・ファミリー層に提供している。
- 3価値提案: 宮城県富谷市の自社工場でHACCP対応の製造・加工を行い、旬の食材を活かした和食を安全・低価格で提供している。
- 4コスト構造: 自社工場と自社配送センターによる垂直統合で原価をコントロールし、ドミナント出店による配送効率化で固定費負担を抑制している。
Risks · リスク要因
- 1地理的集中リスク: 生産・物流機能が宮城県富谷市に一極集中しており、地震・火災等の災害発生時に全109店舗の供給が停止する恐れがある。
- 2コスト上昇リスク: 円安を背景とした原材料価格の高騰、人件費・求人費・エネルギー費の上昇が継続し、利益率を圧迫し続ける可能性がある。
- 3競合激化リスク: 同業ファミレスに加え、コンビニ中食・宅配事業者との垣根を越えた競争が激化し、東北地域の既存店売上を侵食するリスクがある。
- 4有利子負債リスク: 純資産・負債合計比で有利子負債比率が42.5%と高く、今後の金利上昇局面では新規借入コストの増加が業績に影響する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1垂直統合モデル: 宮城県富谷市の自社工場・配送センターによる一貫体制が原価率の安定とHACCP対応食品安全の両立を可能にしている。
- 2東北ドミナント戦略: 宮城県売上が全体の約53%を占め、地域内認知度とリピート来店率の高さが既存店36ヶ月連続前年超えに貢献している。
- 3日常食の価格競争力: 平均客単価1,000円前後で旬の和食を提供するコンセプトが、価格感度の高いファミリー層に支持される参入障壁を形成している。
- 4財務改善の進展: 有利子負債を積極返済し自己資本比率が39.4%に上昇、ROE20.1%と収益性指標も高水準に改善されてきている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1ドミナント拡大: 東北・北関東地区での集中出店により配送効率を高め、長期目標の1,000店舗全国展開に向けた基盤を段階的に整備していく方針である。
- 2既存店収益力向上: QSC強化と内部監査による定期査察継続に加え、キャッシュレス決済の全店導入を計画し、来店頻度と顧客満足度を高める方針である。
- 3人材・生産性強化: 2028年3月末までに女性管理職比率20%以上を目標に掲げ、DX活用と作業標準化による労働時間削減で生産性を向上させる方針である。
- 4財務基盤の安定化: 金融機関との連携強化と借入金の計画的返済を継続し、新規出店・設備投資に向けた安定的な資金調達体制を構築していく方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高73億円(+6.2%)、営業利益3.65億円(+5.0%)を達成したが、純利益は3.63億円と前期比16.9%減となり税負担等の影響が顕在化した。
既存店36ヶ月連続前年超え: SNS・LINE活用やポスティング強化、インバウンド予約専属部署の設置が奏功し、2025年2月末時点で36ヶ月連続プラスを達成した。
借入金返済加速: 財務活動CFがマイナス8.68億円と大幅支出となったのは長期借入金26.65億円の返済によるもので、財務健全化を優先した資金配分となっている。
店舗数109店舗: 当期は新規出店を見送り不採算1店舗を閉店、現金及び現金同等物は前期比5.42億円減の9.06億円まで低下し流動性管理が課題となっている。
02
業績推移
売上高
72.6億円▲6.2%FY25
営業利益
3.7億円▲4.9%FY25
純利益
3.6億円▼16.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 76.3 | 77.4 | 53.0 | 52.0 | 60.4 | 68.4 | 72.6 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -4.1 | -0.1 | 3.5 | 3.7 |
| 経常利益 | 0.7 | 0.8 | -5.0 | -1.0 | 0.1 | 3.4 | 3.6 |
| 純利益 | -0.7 | -0.2 | -9.8 | -4.5 | -0.6 | 4.4 | 3.6 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 61.5 | 59.6 | 57.2 | 56.2 | 53.0 | 55.8 | 50.2 |
| 純資産 (自己資本) | 30.6 | 29.9 | 18.6 | 14.1 | 13.3 | 16.5 | 19.8 |
| 自己資本比率 (%) | 49.7 | 50.1 | 32.5 | 25.0 | 25.2 | 29.6 | 39.4 |
| 現金及び預金 | 6.8 | 5.7 | 9.1 | 13.0 | 11.7 | 14.5 | 9.1 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 1.8 | 4.3 | ▲6.8 | 1.3 | 1.9 | 5.0 | 3.8 |
| 投資CF | ▲0.7 | ▲2.2 | ▲0.4 | ▲0.3 | 0.5 | 0.0 | ▲0.6 |
| 財務CF | ▲1.2 | ▲3.3 | 10.5 | 3.0 | ▲3.7 | ▲2.2 | ▲8.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
63.03
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
20.1%
自己資本利益率
ROA
7.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
258人
平均年齢
45.5歳
平均勤続
12.0年
単体 平均年収
412万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
5.00円
配当性向
8.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
10
FY20
10
FY24
5
FY25
5
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。