大
大黒天物産株式会社
ダイコクテンブッサンカブシキガイシャ上場小売業2791EDINET: E03423DAIKOKUTENBUSSAN CO.,LTD.
決算期: 05月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
2929億円
8.47%営業利益 (FY25)
98.1億円
4.92%経常利益 (FY25)
101億円
5.71%純利益 (FY25)
67.7億円
7.42%総資産
1164億円
11.55%自己資本比率
52.5%
—ROE
11.7%
0.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
大黒天物産は岡山県南部を発祥とし、「ラ・ムー」「ディオ」の2業態で中国・四国・関西・九州・北陸・東海など西日本全域に展開するディスカウント食品スーパーである。ESLP(エブリデイ・セーム・ロープライス)を核に「どこよりも安く」を徹底し、消費者の節約志向が高まる環境下で顧客支持を拡大してきた。FY2025(2025年5月期)の売上高は2,929億円(前年比+8.5%)、経常利益は101億円(同+5.7%)と6期連続で増収増益を達成。当期は滋賀3店・愛知2店など計19店を新規出店し、累計233店舗に達した。また富山県への初出店など出店エリアも着実に拡大している。 収益構造上の特徴は、岡山・関西の2大プロセスセンター(PC)と自社物流を組み合わせた100%センター供給フォーマット(SFO)の導入で、出店コストと運営コストの低減を同時に追求している点にある。目標KPIとしてROE10%以上・ROA15%以上を掲げており、FY2025はROE11.7%を達成した一方、ROAは経常利益率の低さから目標に未達であり、規模拡大と収益率改善の両立が引き続き課題となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 食品スーパー小売事業が売上高2,929億円の約99.6%を占め、一般食品1,717億円・生鮮品1,109億円が2本柱である。
- 2顧客: 西日本を中心とする節約志向の個人消費者に、ESLP(毎日最安値)と24時間営業162店舗で利便性と低価格を提供する。
- 3価値提案: PB「D-PRIDE」や自社製造・自社物流による産地直送で、高品質かつ低価格の生鮮食品・惣菜を競合より安く提供する。
- 4コスト構造: 賃借・定期借地による低投資出店とSFOフォーマット展開でキャピタルコストを抑制し、PC稼働率向上でスケールメリットを追求する。
Risks · リスク要因
- 1人材確保リスク: 高速多店舗化に伴い正社員・パート双方の採用難が深刻化しており、人員不足が出店計画の遅延や店舗運営品質の低下につながる恐れがある。
- 2コスト上昇リスク: 人件費・物流費・エネルギー価格の高騰が販管費を押し上げており、営業利益率は3.3%と薄利構造のため、コスト増が利益を直撃しやすい。
- 3出店規制・競合リスク: 大規模小売店舗立地法の規制対象が189店に達しており、新規出店地の確保困難や競合激化が中長期の成長を制約する可能性がある。
- 4固定資産減損・自然災害リスク: 建替え・改装を含む有形固定資産取得支出が年間163億円規模に拡大しており、店舗業績悪化や災害被災時の減損リスクが増大している。
Strengths · 強み
- 1ESLP価格競争力: 産地直送の最短定温物流と2大PCからの集中供給で、競合他社より低い価格水準を恒常的に維持できる仕組みを構築している。
- 224時間営業モデル: 全233店舗中162店舗が24時間営業し、深夜時間帯の人員・搬入を効率活用することで投資回転率を高めている。
- 3継続的な出店余力: 賃借・定期借地方式で設備投資を抑制しつつ毎期15店超を新規出店、FY2025も19店出店して売上成長を牽引している。
- 4ROE規律: 目標ROE10%以上を掲げFY2025は11.7%を達成、自己株式取得(8億円)や増配も実施して資本効率を意識した経営を継続している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1高速多店舗化: 毎期15店以上の新規出店を継続し、九州・北陸・東海など新エリアへも積極展開して2,929億円からさらなる規模拡大を目指す。
- 2SFO拡大: 100%センター供給フォーマット店舗を拡大し、出店コスト・運営コストを削減しながらPC稼働率を高めてスケールメリットを追求する。
- 3自社物流構築: 産地からの最短定温物流を実現する自社物流網を整備し、物流コスト削減と生鮮鮮度向上を同時に実現する計画を推進する。
- 4人財・組織構想: 「大黒天大学」による階層別教育とジョブローテーションで多機能人財を育成し、2050年ネットゼロも視野に入れたサステナ経営基盤を整備する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高2,929億円(+8.5%)、経常利益101億円(+5.7%)、純利益68億円(+7.4%)と6期連続増収増益を達成した。
19店舗新規出店: 滋賀3店・愛知2店など計19店を出店し、富山県への初出店で北陸エリアの空白を埋め累計233店舗に達した。
投資拡大とCF悪化: 有形固定資産取得163億円が先行し、投資CFは168億円の支出、現金残高は35億円減少して85億円となった。
自己株式取得: FY2025に8億円の自己株式取得を実施し、資本効率向上と株主還元強化の姿勢を示した。
02
業績推移
売上高
2,929億円▲8.5%FY25
営業利益
98.1億円▲4.9%FY25
純利益
67.7億円▲7.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1835 | 2121 | 2216 | 2242 | 2422 | 2701 | 2929 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 85.4 | 45.0 | 93.5 | 98.1 |
| 経常利益 | 29.2 | 61.5 | 88.3 | 89.2 | 48.4 | 95.4 | 101 |
| 純利益 | 2.8 | 37.4 | 55.2 | 56.2 | 31.2 | 63.1 | 67.7 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 724 | 735 | 756 | 819 | 972 | 1044 | 1164 |
| 純資産 (自己資本) | 332 | 363 | 415 | 468 | 495 | 555 | 611 |
| 自己資本比率 (%) | 45.9 | 49.4 | 54.9 | 57.1 | 50.9 | 53.2 | 52.5 |
| 現金及び預金 | 73.6 | 74.5 | 78.6 | 95.4 | 86.3 | 120 | 84.9 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 71.5 | 133 | 98.5 | 104 | 76.1 | 214 | 114 |
| 投資CF | ▲85.0 | ▲56.7 | ▲70.1 | ▲96.2 | ▲179 | ▲130 | ▲168 |
| 財務CF | 23.3 | ▲75.1 | ▲24.4 | 9.0 | 93.7 | ▲49.9 | 17.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
486.03
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
11.7%
自己資本利益率
ROA
5.8%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,509人
平均年齢
38.8歳
平均勤続
8.1年
単体 平均年収
486万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
39.00円+6
配当性向
8.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
27
FY21
29
FY22
29
FY23
29
FY24
33
FY25
39
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。