ユ
ユタカフーズ株式会社
ユタカフーズカブシキガイシャ上場食料品2806EDINET: E00465YUTAKA FOODS CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 食料品
売上高 (FY25)
145億円
4.72%営業利益 (FY25)
6.8億円
16.21%経常利益 (FY25)
8.0億円
14.78%純利益 (FY25)
5.5億円
20.48%総資産
258億円
3.55%自己資本比率
87.4%
—ROE
2.5%
0.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ユタカフーズは東洋水産グループの食品製造子会社的な位置づけにある。売上高145億円のうち約67%にあたる97億円が東洋水産向けの即席麺・チルド食品の受託製造で構成される。残る液体部門・粉体部門では1952年来の醸造ノウハウを活かし、業界トップクラスの生産量を誇るうなぎのたれをはじめ、つゆ・白だし・粉末調味料などの自社開発製品をBtoBで展開する。売上規模は2019年の213億円から2025年の145億円へ大幅に縮小してきたが、直近2年は底打ち・回復局面にある。FY2025はすべてのセグメントで増収を達成し、営業利益は前年比+16.2%の7億円、当期純利益は+20.4%の6億円と収益改善が加速している。財務体質は自己資本比率87.4%と極めて健全で、チルド新工場建設のため建設仮勘定が52億円計上され、大型投資が進行中である。一方でROEは2.5%にとどまり資本効率の改善が課題。東洋水産への売上依存という集中リスクを抱えながらも、液体・粉体の自社製品拡大による収益多様化を中期戦略の柱に据えている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 東洋水産向け即席麺・チルド食品の受託製造が売上の67%を占め、安定収益の基盤となっている。
- 2顧客: 残り33%は液体・粉体の自社開発調味料をBtoBで食品メーカー等に販売している。
- 3価値提案: 1952年来の醸造技術を活かしたうなぎのたれ等独自製品で、粘度・色合い・味をカスタマイズ提供している。
- 4コスト構造: 2019年に鳥取工場へ事業集約し製販一体体制を構築、設備投資とローコストオペレーションで利益率改善を図っている。
Risks · リスク要因
- 1特定顧客依存リスク: 売上の67%が東洋水産1社向けであり、同社の生産拠点再編や調達戦略変更が業績に直撃する構造的リスクがある。
- 2原材料・物流コスト上昇リスク: 円安による輸入コスト増や人手不足起因の物流費・人件費上昇が利益率を継続的に圧迫している。
- 3人材確保リスク: 味覚・嗅覚に依拠する調味料製造では熟練技術者が不可欠で、労働市場の競争激化により計画的な人材確保が困難になりうる。
- 4大型設備投資リスク: チルド新工場建設で建設仮勘定52億円が積み上がっており、稼働後の受託量拡大が想定を下回れば収益悪化の要因となる。
Strengths · 強み
- 1醸造技術の蓄積: 1952年以来70年超の醸造ノウハウを持ち、うなぎのたれで業界トップクラスの生産量を誇っている。
- 2東洋水産との取引関係: 中部地区のチルド食品生産拠点として同グループに不可欠な役割を担い、売上67%の安定受注を確保している。
- 3健全な財務基盤: 自己資本比率87.4%・有利子負債ほぼゼロの無借金経営で、大型投資を自己資金で賄える財務余力がある。
- 4食品安全認証: FSSC22000取得による厳格な品質管理体制が顧客からの信頼維持と新規受注獲得に寄与している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1チルド新工場稼働: 建設中のチルド新工場を早期に稼働させ、東洋水産向け受託量を拡大し新たな収益の柱として確立する。
- 2液体・粉体の自社製品強化: メーカー機能を整備・拡大し、自社開発製品の売上高比率を引き上げて東洋水産依存体質からの脱却を目指す。
- 3EPS・ROE向上: 部門別利益管理とコストダウンを徹底し、EPSの継続的増加とROE改善を重点KPIとして資本効率を高める。
- 4CO2削減目標: 2030年度までにスコープ1+2のCO2排出量原単位を20%削減する目標を設定し、省エネチーム発足・再生可能エネルギー導入を進める。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収増益: 売上高145億円(+4.7%)、営業利益7億円(+16.2%)、当期純利益6億円(+20.4%)と全セグメントで増収を達成した。
液体部門の大幅回復: 受託数増加により売上47億円(+9.5%)・セグメント利益1.3億円(+146.9%)と最も高い伸び率を記録した。
大型設備投資の実行: 有形固定資産取得に50億円を支出し建設仮勘定が52億円に膨らんだ結果、現金同等物が前年比-54.2%の25億円に減少した。
東洋水産向け売上拡大: 主要顧客である東洋水産向け売上高が前年の92億円から97億円へ増加し、売上比率67%を維持している。
02
業績推移
売上高
145億円▲4.7%FY25
営業利益
6.8億円▲16.2%FY25
純利益
5.5億円▲20.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 213 | 203 | 153 | 150 | 137 | 138 | 145 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 13.6 | 8.9 | 5.9 | 6.8 |
| 経常利益 | 12.8 | 11.2 | 14.8 | 14.6 | 10.1 | 7.0 | 8.0 |
| 純利益 | 10.3 | 9.8 | 9.9 | 10.1 | 6.8 | 4.6 | 5.5 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 227 | 228 | 239 | 245 | 245 | 249 | 258 |
| 純資産 (自己資本) | 192 | 197 | 205 | 212 | 217 | 222 | 225 |
| 自己資本比率 (%) | 84.7 | 86.3 | 85.9 | 86.5 | 88.3 | 89.1 | 87.4 |
| 現金及び預金 | 70.6 | 68.9 | 84.0 | 92.3 | 92.8 | 55.2 | 25.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 17.4 | 14.1 | 20.3 | 14.3 | 10.6 | 9.1 | 14.1 |
| 投資CF | ▲2.5 | ▲13.0 | ▲2.4 | ▲3.2 | ▲7.3 | ▲43.9 | ▲41.2 |
| 財務CF | ▲2.8 | ▲2.8 | ▲2.8 | ▲2.8 | ▲2.8 | ▲2.8 | ▲2.8 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
79.68
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
2.5%
自己資本利益率
ROA
2.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
278人
平均年齢
39.1歳
平均勤続
16.5年
単体 平均年収
593万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
60.00円
配当性向
50.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
60
FY21
60
FY22
60
FY23
60
FY24
60
FY25
60
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。