キ
キオクシアホールディングス株式会社
キオクシアホールディングスカブシキガイシャ上場電気機器285AEDINET: E35948Kioxia Holdings Corporation
決算期: 03月期
業種: 電気機器
売上高 (FY25)
1.71兆円
58.51%営業利益 (FY25)
0.45兆円
278.77%経常利益 (FY25)
0.37兆円
207.96%純利益 (FY25)
0.27兆円
211.73%総資産
2.92兆円
1.91%自己資本比率
25.3%
—ROE
45.9%
89.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
キオクシアホールディングスは、NAND型フラッシュメモリの設計・製造・販売に特化した純粋なメモリ専業メーカーであり、四日市・北上の世界最大級工場を擁する。FY2025(2024年4月~2025年3月)は売上高1.71兆円(前期比+58.5%)、営業利益4,517億円を計上し、前期の営業損失2,527億円から7,044億円改善という劇的なV字回復を果たした。回復の主因は販売単価の大幅上昇、出荷量増加、円安効果(米ドル平均153円)、および前期に計上した未稼働製造費用1,882億円の消滅にある。製品別ではデータセンター・エンタープライズSSDが9,911億円(前期比+92%)と牽引し、AI投資拡大の恩恵を直接享受した。一方、PC・スマートフォン向けは年度後半に顧客在庫調整の影響を受け伸び悩んだ。財務面では純資産が7,377億円(自己資本比率25.3%)に回復し、借入金も3,336億円圧縮。ただしフラッシュメモリ市場は需給変動が激しく、中国勢の台頭や地政学リスク、価格下落サイクルといった構造的リスクを常に抱えており、高収益の持続性には不確実性が残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: NAND型フラッシュメモリ単一事業で売上高1.71兆円を計上し、SSD & ストレージが58%を占める。
- 2顧客: Apple、Sandisk、Dellが上位3社で売上の約40%を占める寡占的な大口顧客構造である。
- 3価値提案: BiCS FLASH™(3D NAND)で高密度・低コストを実現し、PCIe 5.0対応SSDで性能最前線を維持する。
- 4コスト構造: 四日市・北上の自社大規模工場で規模の経済を追求し、稼働率管理がコスト競争力の鍵を握る。
Risks · リスク要因
- 1市況の循環的変動: 2022年後半から2024年前半に売上が半減した過去が示すとおり、価格・需要の急落リスクが構造的に存在する。
- 2競合激化と中国勢の台頭: 政府補助金を受けた中国メーカーが生産効率を度外視した供給増加を図る可能性があり、価格下落を加速させうる。
- 3地政学・関税リスク: 米中貿易摩擦や輸出規制強化により、材料調達・販売地域・製造拠点に制約が生じる恐れがある。
- 4顧客集中リスク: Apple・Sandisk・Dellの上位3社で売上の約40%を占め、大口顧客の調達方針変更が業績を直撃しうる。
Strengths · 強み
- 1世界最大級のビット生産量: TechInsights調査でSandisk含むビット生産量ベース世界最大級の工場を保有し、コスト競争力が高い。
- 2独自の3D NAND技術: CBAとOPS技術を適用した第8世代BiCS FLASH™を展開し、高集積化で技術リードを維持する。
- 3AI・データセンター向けポートフォリオ: PCIe 5.0対応NVMe SSDを早期投入し、拡大するデータセンター市場を直接取り込める。
- 4政府補助金の獲得: 四日市・北上工場向けに最大約2,429億円の国内補助金を獲得予定で、設備投資負担を軽減できる。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1データセンターSSDシェア拡大: 中期的に大手データセンター・エンタープライズ顧客向けSSDのシェアを高め、長期的に市場全体でのシェア向上を目指す。
- 2第8世代BiCS FLASH™の量産展開: CBAとOPS技術適用製品を主力に据え、コスト削減と性能向上を両立した次世代品の早期大量供給を推進する。
- 3クライアントSSD事業の育成: 2020年買収のLITE-ON SSD事業を基盤にPC・タブレット向けクライアントSSD市場でのプレゼンス拡大を図る。
- 4国内補助金の活用と設備投資効率化: 最大約2,429億円の政府補助金を活用しながら四日市・北上工場の生産能力を維持・拡充していく。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025でV字回復: 売上高1.71兆円・営業利益4,517億円を達成し、前期の営業損失2,527億円から7,044億円改善した。
データセンターSSDが急拡大: SSD & ストレージ売上が前期比+4,748億円増の9,911億円となり、AI投資需要を取り込んだ。
財務体質の改善: 借入金を3,336億円圧縮し自己資本比率が15.7%から25.3%に上昇、ROEは45.9%に達した。
年度後半に再び調整局面: PC・スマートフォン顧客の在庫調整により年度後半から出荷量・価格が軟化し、需給の不安定さが再顕在化した。
02
業績推移
売上高
1.71兆円▲58.5%FY25
営業利益
0.45兆円▲278.8%FY25
純利益
0.27兆円▲211.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 0.01 | 1.53 | 1.28 | 1.08 | 1.71 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -0.25 | 0.45 |
| 経常利益 | 0.00 | 0.15 | -0.19 | -0.34 | 0.37 |
| 純利益 | 0.00 | 0.11 | -0.14 | -0.24 | 0.27 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 2.09 | 3.07 | 2.97 | 2.86 | 2.92 |
| 純資産 (自己資本) | 1.18 | 0.79 | 0.66 | 0.45 | 0.74 |
| 自己資本比率 (%) | 56.2 | 25.9 | 22.1 | 15.7 | 25.3 |
| 現金及び預金 | — | 0.47 | 0.26 | 0.19 | 0.17 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | 0.55 | 0.34 | 0.20 | 0.48 |
| 投資CF | — | ▲0.40 | ▲0.50 | ▲0.27 | ▲0.17 |
| 財務CF | — | ▲0.09 | ▲0.05 | 0.00 | ▲0.32 |
| FCF | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
519.96
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
45.9%
自己資本利益率
ROA
9.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
127人
平均年齢
46.5歳
平均勤続
14.5年
単体 平均年収
1,149万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。