黒
黒田グループ株式会社
クロダグループカブシキカイシャ上場その他製品287AEDINET: E40213Kuroda Group Co., Ltd.
決算期: 03月期
業種: その他製品
売上高 (FY25)
1213億円
4.23%営業利益 (FY25)
59.3億円
199.24%経常利益 (FY25)
55.4億円
374.66%純利益 (FY25)
39.1億円
935.45%総資産
958億円
2.58%自己資本比率
40.1%
—ROE
10.8%
9.70%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
黒田グループ株式会社は、商社事業(売上の約76%)と製造事業(同約24%)の2本柱で運営する複合企業体である。商社事業では車載関連電子部品・プリント基板を中心にデンソーグループへのグローバル供給が核となっており、同グループ向け売上比率はFY2025に39.5%へ上昇した。製造事業では液晶用配向膜印刷版、HDD部品、アルミダイカスト、電設資材など多様なニッチ製品を手掛け、生成AI需要によるHDD部品の拡大やアルミダイカストの好調が収益を牽引した。FY2025の売上収益は1,213億円と前期比4.2%減ながら、前期に計上した事業譲渡損失・減損損失の消滅により営業利益は59億円(前期比約3倍)、純利益は39億円(同約10倍)と急回復した。財務面では自己資本比率が40.1%へ改善し、有利子負債は284億円(うちLBOローンをコーポレートローンへ借換え済み)と安定化しつつある。2025年2月策定の3カ年計画(FY2026-FY2028)では「製造1:商社2の売上構成」を基本方針とし、ポートフォリオ最適化と製造事業の新規組み入れを成長戦略の柱に据えている。筆頭株主はMBKパートナーズ系ファンドであり、ガバナンス・エグジット動向が引き続き投資家の注視点となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 商社事業が売上の約76%を占め、製造事業の約24%と合算し売上1,213億円を構成している。
- 2顧客: デンソーグループ向けが売上の39.5%(480億円)と最大顧客で、車載電子部品を軸にグローバル供給する。
- 3価値提案: 各国現地化による顧客密着型サービスとニッチ製造技術を組み合わせ、部品調達から製造支援まで一括対応する。
- 4コスト構造: 商社は運転資本効率化で在庫・債権圧縮を推進し、製造は固有技術活用による高付加価値品で利益率13.4%を確保する。
Risks · リスク要因
- 1特定顧客集中リスク: デンソーグループ1社で売上の約40%を占めるため、同社の購買方針変更や生産停止が業績に直撃する可能性がある。
- 2のれん減損リスク: MBK買収に伴うのれん190億円を計上しており、収益性低下時に大規模減損が発生し財務を毀損する恐れがある。
- 3大株主ファンドのガバナンスリスク: MBKパートナーズ系が支配株主であり、エグジット方針次第で株主構成・経営方針が大きく変わりうる。
- 4金利上昇・財務制限条項リスク: 有利子負債284億円のシンジケートローンに財務制限条項が付き、金利上昇や条項抵触時に資金繰りが悪化する。
Strengths · 強み
- 1デンソーグループとの深耕関係: 売上の約40%を占める単一顧客基盤を持ち、グローバルで均質なサービス提供能力が参入障壁となっている。
- 2製造事業のニッチ技術: 液晶配向膜印刷版・HDD部品・アルミダイカストで固有技術を保有し、製造利益率13.4%を実現している。
- 3現地化経営体制: 多国にグループ子会社を配置し、現地権限での迅速判断により顧客ニーズ変化への機動的対応を可能にしている。
- 4財務健全性の回復: 自己資本比率40.1%・ROE10.8%を達成し、LBOローンのコーポレートローン借換えで財務リスクを低減した。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1製造1:商社2の売上構成目標: FY2026-FY2028の3カ年計画で製造事業比率を高め、新規製造事業の組み入れにより収益多様化を図る。
- 2ポートフォリオマネジメント推進: 収益性・成長性・資本効率を総合評価し、ROICを重要指標として経営資源の最適配分を実行する。
- 3デジタル対応・情報セキュリティ強化: 自動車工業会セキュリティガイドラインレベル3対応とISO27001の取得部門拡大を継続推進する。
- 4製造力底上げと顧客対応力向上: グループ統一生産システムを構築し、製造DX・技術開発部門の設立により付加価値と品質を強化する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績急回復: 売上1,213億円(前期比-4.2%)ながら、営業利益59億円(+199%)・純利益39億円(+936%)と前期の特損消滅で大幅改善した。
HDD部品が業績牽引: 生成AI普及によるデータセンター向けニアラインHDD増産を背景に、シール・ラベル等の売上が大幅増加し収益に貢献した。
LBOローン借換え完了: 2018年のMBO時に組成したLBOローンを2024年9月にコーポレートローンへ借換え、財務リスクと金利負担を低減した。
3カ年経営計画を策定: 2025年2月に「製造1:商社2」の売上構成を基本とするFY2026-FY2028計画を策定し、新規製造事業の組み入れを開始した。
02
業績推移
売上高
1,213億円▼4.2%FY25
営業利益
59.3億円▲199.2%FY25
純利益
39.1億円▲935.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 4.0 | 40.9 | 1393 | 1267 | 1213 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 19.8 | 59.3 |
| 経常利益 | -2.9 | 36.0 | 40.7 | 11.7 | 55.4 |
| 純利益 | -2.9 | 29.0 | 26.0 | 3.8 | 39.1 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 803 | 805 | 1018 | 983 | 958 |
| 純資産 (自己資本) | 199 | 228 | 346 | 341 | 384 |
| 自己資本比率 (%) | 24.7 | 28.3 | 34.0 | 34.7 | 40.1 |
| 現金及び預金 | — | — | 102 | 151 | 155 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | — | 70.2 | 104 | 69.9 |
| 投資CF | — | — | 7.8 | ▲1.4 | ▲34.8 |
| 財務CF | — | — | ▲64.8 | ▲58.7 | ▲30.2 |
| FCF | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
92.20
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
10.8%
自己資本利益率
ROA
4.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
56人
平均年齢
46.2歳
平均勤続
9.0年
単体 平均年収
941万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
60.00円
配当性向
103.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY25
60
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。