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フジッコ株式会社

フジッコカブシキガイシャ上場食料品2908EDINET: E00481
FUJICCO CO., LTD.
決算期: 03月期
業種: 食料品
売上高 (FY25)
571億円
2.44%
営業利益 (FY25)
11.3億円
26.08%
経常利益 (FY25)
15.5億円
17.38%
純利益 (FY25)
9.5億円
14.32%
総資産
794億円
1.30%
自己資本比率
86.4%
—
ROE
1.4%
0.20%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

フジッコは神戸発祥の食品メーカーで、昆布製品・豆製品・惣菜・ヨーグルト・デザートの5カテゴリーを展開する。主力の昆布製品は「ふじっ子煮」「塩こんぶ」が根強いブランド力を持ち、豆製品「おまめさん」とカスピ海ヨーグルトも認知度が高い。FY2025の売上高は571億円と前期比2.4%増ながら、ピーク時(2020年662億円)から約90億円落ち込んだ水準にとどまり、原材料・物流コスト高騰の影響で営業利益は11億円(前期比26.1%減)、ROEは1.4%と低迷している。9月に主要製品の価格改定を実施し売上回復を図ったが、プロモーション費用増もあり利益改善は限定的だった。また浜坂工場閉鎖に伴う減損損失4億95百万円も純利益を押し下げた。2025-2027中期経営計画では2028年3月期に売上高600億円台・営業利益率5%以上・ROE3%を掲げ、昆布・豆・ヨーグルトのコア強化、事業ポートフォリオ再構築、DX推進を柱に収益構造の抜本改善を目指す。自己資本比率86.4%と財務健全性は高いが、収益力の回復が急務となっている。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 昆布製品28%・豆製品18%・惣菜製品33%・ヨーグルト12%等6カテゴリーで年間571億円を稼ぐ。
  • 2顧客: スーパーマーケットを主要チャネルとし、日本アクセス経由が売上の14.4%を占める全国の消費者へ販売する。
  • 3価値提案: 「ふじっ子煮」「塩こんぶ」「おまめさん」「カスピ海ヨーグルト」など健康訴求の独自ブランドで差別化する。
  • 4コスト構造: 昆布・大豆等の農水産物原材料費と物流費が主要コストで、原材料高騰が利益率を直撃している。
Risks · リスク要因
  • 1原材料価格変動: 昆布・大豆の国内農水産物と一部海外調達原料の価格高騰が継続し、価格転嫁が利益回復の前提条件となっている。
  • 2物流コスト上昇: ドライバー不足に起因する物流費高騰が続いており、チルド便主体の配送コスト増が収益を恒常的に圧迫している。
  • 3国内市場縮小: 少子高齢化による人口減少で国内食品市場が量的に縮小しており、主力チャネルのスーパーへの依存が売上の天井となるリスクがある。
  • 4食品安全・風評: 食品業界全般の品質問題が発生した場合、直接関係がなくても風評被害により業績が影響を受けるリスクがある。
Strengths · 強み
  • 1昆布ブランド: 「ふじっ子煮」「塩こんぶ」は国内昆布加工市場で高シェアを持ち、FY2025も前年比1.3%増と安定成長を維持している。
  • 2財務安定性: 自己資本比率86.4%・純資産686億円と無借金に近い財務体質で、外部環境悪化時の耐久力が高い。
  • 3独自菌株技術: カスピ海ヨーグルトは自社菌株による差別化が可能で、植物性「まるごとSOY」など新需要の開拓につながっている。
  • 4原料調達力: 昆布産地との長期協働と備蓄戦略で価格変動を緩和し、主原料の安定調達体制を構築している。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1売上回復目標: 2025-2027中計で2028年3月期に売上600億円台・営業利益率5%以上・ROE3%・PBR1.0倍の達成を目指す。
  • 2豆事業のV字回復: 工場稼働率向上と顧客セグメント別商品開発により、縮小傾向にある煮豆市場でのシェア奪回と収益復元を図る。
  • 3ヨーグルト第3の柱化: カスピ海ヨーグルトのグローバル展開と新商品開発で成長を加速し、昆布・豆に次ぐ第3の収益柱へ育成する。
  • 4効率経営とDX: 品群収支管理会計の高度化・省人化ライン導入・物流DXで固定費を削減し、安定配当46円以上の継続と成長投資を両立する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高571億円(前期比+2.4%)と増収も、営業利益11億円(前期比-26.1%)と大幅減益でROEは1.4%に低下した。
価格改定実施: 2024年9月に昆布・豆・惣菜・ヨーグルト・デザートの5カテゴリーで価格改定を実施し、原材料高騰への対応を図った。
浜坂工場閉鎖: 浜坂工場の閉鎖に伴い減損損失4億95百万円を計上し、事業ポートフォリオ再構築に向けた生産拠点の整理を進めている。
中計スタート: 2025年度から「2025-2027中期経営計画」が始動し、昆布・豆・ヨーグルトへのリソース集中と収益構造改革を本格化させている。
02

業績推移

売上高
571億円▲2.4%FY25
0200400600800FY20FY22FY24
営業利益
11.3億円▼26.1%FY25
010203040FY20FY22FY24
純利益
9.5億円▼14.3%FY25
012.52537.550FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.04.06.08.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
037.575112.5150FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高641662642551539557571
売上原価———————
売上総利益———————
販管費———————
営業利益———31.512.515.311.3
経常利益55.548.447.135.115.618.815.5
純利益41.931.034.021.214.111.19.5
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産800811852801789805794
純資産 (自己資本)669684709696685690686
自己資本比率 (%)83.784.383.286.986.985.886.4
現金及び預金152146139128133113117
有利子負債———————
ネット有利子負債———————
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF60.254.361.151.033.328.044.9
投資CF▲25.5▲44.2▲56.0▲33.3▲1.7▲34.2▲28.2
財務CF▲11.1▲16.3▲12.3▲28.7▲26.7▲13.1▲13.1
FCF———————
設備投資 (CapEx)———————
減価償却費———————
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
33.44
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
1.4%
自己資本利益率
ROA
1.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
—人
単体
929人
平均年齢
42.5歳
平均勤続
18.3年
単体 平均年収
587万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1有限会社ミニマル興産6.2百万株21.69%
#2日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)2.9百万株10.28%
#3株式会社エフ・エス・ケー1.0百万株3.57%
#4株式会社三菱UFJ銀行0.9百万株3.13%
#5住友生命保険相互会社0.9百万株2.99%
#6日本生命保険相互会社0.6百万株1.92%
#7株式会社三井住友銀行0.5百万株1.73%
#8フジッコ従業員持株会0.4百万株1.31%
#9加藤産業株式会社0.3百万株1.12%
#10繁畑友章0.3百万株1.06%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
69.00円
配当性向
133.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
59
FY21
61
FY22
67
FY23
69
FY24
69
FY25
69
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

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