株
株式会社Synspective
カブシキカイシャシンスペクティブ上場情報・通信業290AEDINET: E40216決算期: 12月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
23.8億円
2.59%営業利益 (FY25)
-41.4億円
34.79%経常利益 (FY25)
-10.8億円
70.10%純利益 (FY25)
-3.7億円
89.67%総資産
494億円
75.12%自己資本比率
78.6%
—ROE
0.0%
0.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
Synspectiveは2018年創業の宇宙スタートアップで、自社開発の小型合成開口レーダー(SAR)衛星「StriX」のコンステレーション構築と、取得データの販売・ソリューション提供を一貫して手掛ける。FY2025の売上高は24億円と前期比2.6%増にとどまったが、補助金収入が急拡大したことで総収入は約61億円(前期比+145%)に達した。受注残高は約250億円に積み上がっており、防衛省の「衛星コンステレーション整備・運営等事業」への参画や宇宙戦略基金(支援予定上限238億円)の採択が収益基盤の可視性を高めている。現在軌道上で4機を運用中で、2028年以降に30機以上の体制を目指す。資金面ではIPO・シンジケートローン(81億円)・第三者割当増資等を組み合わせて245億円超の現金を確保済み。一方で営業損失は41億円と拡大しており、コンステレーション構築に伴う先行投資が続く構造上、黒字化時期の見通しは不透明である。小型SAR衛星の商業運用事業者が世界5社に限られる寡占市場での先行者優位と、日本政府の防衛・宇宙予算拡大という追い風が事業の根幹を支える。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: SAR衛星データ販売と政府補助金が主柱で、FY2025の総収入61億円のうち補助金収入が38億円を占める。
- 2顧客: 防衛省・内閣府等の官公庁を中心に、災害対応・環境モニタリング領域の民間企業にも展開する。
- 3価値提案: 分解能0.25mと広域1,400km²の撮像を同一衛星で切り替え可能な全天候SAR衛星データを提供する。
- 4コスト構造: 衛星製造・打上費用の先行投資が重く、建設仮勘定が76億円増加するなど固定費負担が大きい。
Risks · リスク要因
- 1継続赤字と資金繰り: 営業損失41億円が続き、投資CFのマイナスが営業CFのプラスを上回る見込みで、追加調達失敗時に資金繰りが悪化するリスクがある。
- 2衛星打上失敗・遅延: コンステレーション拡大計画は外部ロケット事業者に依存し、打上失敗やスケジュール遅延が収益化の遅れに直結する。
- 3固定資産の減損リスク: 建設仮勘定を含む有形固定資産が拡大しており、事業計画未達時に大規模減損を計上する可能性が中程度と評価されている。
- 4防衛予算・政策変更リスク: 収入の相当部分を政府予算に依存するため、各国の防衛政策転換や補助金制度変更が業績に直接影響する。
Strengths · 強み
- 1寡占市場の先行者: 小型SAR衛星を商業運用する事業者は世界5社のみで、技術・資本・人材の参入障壁が高く競合増加が限定的である。
- 2撮像性能の両立: ステアリングスポットライトモード0.25mとストリップマップ1,400km²を1機で切り替え可能な技術優位を持つ。
- 3日本防衛市場への地位確立: 防衛省の衛星コンステレーション整備事業に採択され、国内防衛需要を取り込める唯一に近い国産SAR事業者である。
- 4政府支援の厚さ: 宇宙戦略基金で上限164億円の交付決定済みを含め、複数省庁SBIRも受給し資金調達の多様性を確保している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1コンステレーション拡大: 2028年以降に30機以上の運用を目標とし、Rocket Lab社20機・SpaceX社5機を含む計26機分の打上契約を確保済みである。
- 2防衛市場の深耕: 防衛省の衛星コンステレーション整備事業(予算2,832億円)に参画し、安全保障用途のSARデータ供給を中核事業に位置付ける。
- 3北米市場への進出: 2025年3月に米国子会社を設立し、世界最大の宇宙関連市場である北米・中南米での事業展開を本格化する。
- 4ソリューション拡充: 自然災害・安全保障・環境リスクを軸に、SAR衛星データと自動解析技術を組み合わせた付加価値サービスのラインナップを拡大する。
Recent Highlights · 直近の動向
総収入が前期比+145%に急拡大: 補助金収入が前期比約20倍の38億円に達し、売上高24億円との合算で総収入は61億円に到達した。
受注残高250億円を確保: 宇宙戦略基金(支援上限238億円)・内閣府実証事業・経産省SBIR等の大型案件受注により、将来収益の可視性が大きく向上した。
81億円のシンジケートローン締結: 2025年2月にみずほ銀行をアレンジャーとする81億円のタームローンを組成し、期末の手元現金は245億円に積み上がった。
米国子会社設立とヒューリックとの資本提携: 2025年3月に米国法人を設立し、同12月にはヒューリック株式会社を割当先とする第三者割当増資で約45億円を調達した。
02
業績推移
売上高
23.8億円▲2.6%FY25
営業利益
-41.4億円▼34.8%FY25
純利益
-3.7億円▲89.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 0.6 | 0.5 | 4.9 | 13.9 | 23.2 | 23.8 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -18.0 | -30.7 | -41.4 |
| 経常利益 | -27.0 | -24.6 | -43.4 | -19.5 | -36.0 | -10.8 |
| 純利益 | -27.0 | -24.7 | -62.7 | -15.2 | -35.9 | -3.7 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 67.3 | 91.4 | 98.9 | 113 | 282 | 494 |
| 純資産 (自己資本) | 65.8 | 89.4 | 80.9 | 78.7 | 199 | 388 |
| 自己資本比率 (%) | 97.7 | 97.8 | 81.8 | 69.6 | 70.5 | 78.6 |
| 現金及び預金 | — | — | 66.0 | 44.7 | 142 | 245 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | — | ▲41.4 | ▲22.2 | ▲18.0 | 16.6 |
| 投資CF | — | — | ▲25.0 | ▲36.4 | ▲74.7 | ▲116 |
| 財務CF | — | — | 58.9 | 37.2 | 190 | 203 |
| FCF | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
219人
平均年齢
39.7歳
平均勤続
3.2年
単体 平均年収
902万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。