株
株式会社 マルタイ
カブシキガイシャマルタイ上場食料品2919EDINET: E00497marutai co.,ltd
決算期: 03月期
業種: 食料品
売上高 (FY25)
96.0億円
7.38%営業利益 (FY25)
6.4億円
77.37%経常利益 (FY25)
6.9億円
65.63%純利益 (FY25)
4.9億円
71.99%総資産
136億円
1.85%自己資本比率
72.7%
—ROE
5.0%
2.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
マルタイは福岡県に本社を置く即席めん専業メーカーで、60年以上の歴史を持つ棒ラーメンと皿うどんを主力に据えた単一セグメント企業である。FY2025の売上高は96億円(前期比+7.4%)、営業利益は635百万円(同+77.5%)と大幅増益を達成し、自社が掲げる中長期目標「営業利益400百万円以上・売上高営業利益率6%以上」を初めてクリアした。2022年3月に竣工した佐賀工場の減価償却負担が収益を圧迫してきた局面を経て、棒ラーメン群の販売拡大(+15.8%)・業務用・OEM・関東地区開拓・米価高騰による代替需要取り込みが重なりV字回復の様相を呈している。財務面では自己資本比率が高く、総資産136億円に対し純資産99億円と財務健全性は高い。一方で、小麦粉・原油を主原材料とするため海外市況・為替変動の影響を受けやすく、大手メーカーとの競争激化・袋めん販売不振(-18.9%)など構造的課題も残る。棒ラーメン製造の佐賀工場一本化によるコスト効率化と、海外・関東エリアの販売拡大が今後の業績を左右する主要ドライバーとなる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 棒ラーメン35%・皿うどん26%・カップめん34%の3品目で売上高96億円の95%超を稼ぐ構造である。
- 2顧客: 加藤産業・ヤマエ久野など上位5卸に売上の67.7%を依存し、全国スーパーへ製品を供給する。
- 3価値提案: 60年超の棒ラーメンブランドと九州発の地域密着製品で、低価格・即食の需要を満たす。
- 4コスト構造: 主原料の小麦粉・油脂はほぼ輸入依存で、佐賀・福岡2工場体制から1工場集約でコスト削減を図る。
Risks · リスク要因
- 1原材料価格高騰リスク: 主原料の小麦粉は輸入依存が高く、原産国の不作・為替変動が製造コストを直撃し収益を圧迫する。
- 2大手との競争激化: 即席めん市場は成熟・過剰生産段階にあり、日清・東洋水産等との価格競争でリベート・特売費増加が収益を下押しする。
- 3製品安全・品質リスク: 異物混入や大規模製品回収が発生した場合、ブランド毀損と多額の回収コストで業績に甚大な影響を及ぼす。
- 4袋めん販売不振の構造的縮小: 袋めん売上が前期比-18.9%と急減しており、カテゴリー自体の市場縮小が慢性的な収益下振れ要因となる。
Strengths · 強み
- 1棒ラーメンの60年超ブランド: 発売から60年以上の棒ラーメンは九州で高い認知度を持ち、価格転嫁後も+15.8%増収を実現した。
- 2FSSC22000認証取得の品質管理体制: 福岡・佐賀の両工場で国際食品安全規格を取得し、取引先・消費者からの信頼を維持している。
- 3強固な財務基盤: 純資産99億円・自己資本比率約73%と無借金に近い財務体質で、設備投資や外部ショックに対する耐性が高い。
- 4OEM・業務用チャネルの多様化: 小売り依存からOEMや業務用販路を拡大し、棒ラーメン群の新規売上を積み増している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1佐賀工場への生産集約: 棒ラーメン製造を2工場体制から佐賀工場1拠点に統合し、製造コストと運搬費の大幅削減を目指す。
- 2中長期KPI: 営業利益400百万円以上・売上高営業利益率6%以上を継続達成し、将来の設備投資に耐える経営基盤を構築する。
- 3販売エリア・チャネル拡大: 認知度が低い関東地区のブランド強化、海外(東南アジア・米国サンヨーフーズ経由)の輸出拡大を推進する。
- 4環境包材の切り替え: 2030年までに皿うどん群の紙包材化でプラスチック使用量50%削減を完了し、ESG対応と調達コスト最適化を両立する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績が大幅増益: 売上高96億円(+7.4%)、営業利益635百万円(+77.5%)を達成し、自社目標の営業利益率6%を6.6%で初めて超過した。
棒ラーメンが牽引: 米価高騰による代替需要・業務用OEM拡大・関東販売増が重なり、棒ラーメン売上が前期比+15.8%の34億円に拡大した。
2024年6月に商品戦略部を新設: 商品開発部とマーケティング部を統合し、消費者ニーズへの対応速度を高める組織改編を実施した。
営業CF1,285百万円、現金残高2,898百万円に増加: 前年同期(585百万円)から倍増し、佐賀工場一本化投資に向けた手元流動性が大幅に改善した。
02
業績推移
売上高
96億円▲7.4%FY25
営業利益
6.4億円▲77.4%FY25
純利益
4.9億円▲72.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 82.5 | 85.6 | 78.0 | 79.5 | 83.3 | 89.4 | 96.0 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 6.6 | 3.0 | 3.6 | 6.4 |
| 経常利益 | 4.8 | 6.0 | 10.0 | 7.3 | 3.5 | 4.2 | 6.9 |
| 純利益 | 3.4 | 4.1 | 6.4 | 4.9 | 2.3 | 2.8 | 4.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 97.0 | 101 | 110 | 132 | 132 | 134 | 136 |
| 純資産 (自己資本) | 77.8 | 80.3 | 87.0 | 90.2 | 91.6 | 95.3 | 98.9 |
| 自己資本比率 (%) | 80.1 | 79.2 | 79.0 | 68.4 | 69.7 | 71.4 | 72.7 |
| 現金及び預金 | 28.4 | 32.7 | 21.5 | 12.6 | 15.2 | 16.2 | 29.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 6.4 | 6.5 | 9.5 | 4.6 | 10.9 | 5.9 | 12.8 |
| 投資CF | ▲0.1 | ▲1.2 | ▲19.8 | ▲30.7 | ▲4.4 | ▲1.0 | 3.8 |
| 財務CF | ▲1.0 | ▲1.0 | ▲1.0 | 17.1 | ▲3.9 | ▲3.9 | ▲3.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
253.93
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.0%
自己資本利益率
ROA
3.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
176人
平均年齢
44.3歳
平均勤続
13.8年
単体 平均年収
529万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
60.00円+10
配当性向
23.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
50
FY21
60
FY22
50
FY23
50
FY24
50
FY25
60
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。