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株式会社STIフードホールディングス
エスティーアイフードホールディングス上場食料品2932EDINET: E35947STI Foods Holdings,Inc.
決算期: 12月期
業種: 食料品
売上高 (FY25)
386億円
8.50%営業利益 (FY25)
25.6億円
11.69%経常利益 (FY25)
26.0億円
10.83%純利益 (FY25)
24.9億円
47.66%総資産
219億円
13.31%自己資本比率
46.0%
—ROE
27.0%
5.71%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
STIフードホールディングスは、さばやサーモン等の水産原料を使った惣菜・食材を原料調達から製造・販売まで垂直統合型で展開する食品メーカーである。主力顧客はセブン-イレブン・ジャパン(売上構成比66.4%)で、同社向け特許技術を活用した差別化商品を供給することで強固な取引関係を維持している。売上高は2019年206億円から2025年386億円へと6年で約1.9倍に拡大し、中食市場の成長を着実に取り込んできた。 FY2025は売上高が前年比8.5%増の386億円と増収を達成したが、水産原料を中心とするコスト高騰により営業利益は26億円(前年比11.7%減)と減益となった。一方、ROEは27.0%と高水準を維持し、自己資本比率も46.0%に改善した。2025年4月には味の浜藤グループ3社を新規連結してリテール事業セグメントを立ち上げ、百貨店・エキナカ店舗での直接販売チャネルを獲得した。セブン-イレブン依存度の低減と海外市場(北米)開拓が今後の成長の鍵となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 食品製造販売事業が売上高の93.6%(361億円)を占め、リテール事業25億円が補完する構造である。
- 2顧客: セブン-イレブン・ジャパン向けが売上の66.4%を占め、三井物産流通グループが14.6%で続く高集中型である。
- 3価値提案: 特許技術を含む独自製造技術で水産惣菜を差別化し、簡便性・即食性・健康志向を同時に満たす商品を提供する。
- 4コスト構造: 原料調達から製造・物流までのバーティカルインテグレーションにより、3温度帯(冷凍・冷蔵・常温)対応の生産体制を構築する。
Risks · リスク要因
- 1特定顧客依存: セブン-イレブン関連が売上の81.8%を占め、同社の方針変更や取引縮小が業績に直結するリスクがある。
- 2水産原材料の価格高騰・調達難: さば・サーモン等の世界的需要増と漁獲規制により、原料コスト上昇が利益率を圧迫するリスクがある。
- 3人材確保・製造コスト上昇: 24時間稼働工場で技能実習生を含む労働力に依存しており、円安による外国人人材の流出・賃金上昇リスクがある。
- 4食品安全・法規制: 食品衛生法等の規制強化や商品クレーム・リコール発生時に、ブランド毀損と多大なコスト発生リスクがある。
Strengths · 強み
- 1特許技術による参入障壁: 独自製造技術・特許が競合他社の参入を抑制し、セブン-イレブンとのパートナー関係を強固にしている。
- 2垂直統合型バリューチェーン: 原料調達から製造・販売まで一貫管理することで品質管理とコスト競争力を同時に確保している。
- 3高成長する中食市場への適合: 水産素材惣菜という競合少ないニッチで健康志向・簡便性需要を捉え、6年で売上を1.9倍に伸ばした。
- 4高いROEと収益性: FY2025のROE27.0%・自己資本比率46.0%は、食品メーカーとして資本効率・財務健全性の両面で優位にある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1垂直統合の深耕と新工場活用: 2025年4月に加わった味の浜藤グループの製造機能を既存工場と連携させ、多様な商品ラインへの安定供給体制を構築する。
- 2中食・健康商品開発の加速: 水産素材惣菜の新魚種活用、添加物フリー商品、高齢者向け惣菜の開発で付加価値と利益率の向上を目指す。
- 3顧客・販路の分散化: セブン-イレブン依存を低減すべく、新パートナー開拓・直販体制の構築、および北米を中心とする海外市場進出モデルを策定中である。
- 4省人化・サステナブル調達推進: AI・機械化による製造省人化と、天然魚から養殖魚へのシフトで原料コスト安定化と持続可能性を両立させる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高386億円(前年比+8.5%)と7期連続増収を達成したが、原材料高により営業利益は26億円(前年比-11.7%)と減益となった。
純利益は2,488百万円(前年比+47.6%)と大幅増益で、固定資産売却益等の特別利益が寄与したとみられる。
2025年4月に味の浜藤グループ3社(浜信・味の浜藤・藤兵衛)を新規連結し、百貨店・エキナカ店舗でのリテール事業(売上25億円)を立ち上げた。
セブン-イレブン依存度が89.3%(FY2024)から81.8%(FY2025)へ低下し、販路多様化が数字に表れ始めている。
02
業績推移
売上高
386億円▲8.5%FY25
営業利益
25.6億円▼11.7%FY25
純利益
24.9億円▲47.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 206 | 231 | 263 | 276 | 318 | 356 | 386 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 14.9 | 23.1 | 29.0 | 25.6 |
| 経常利益 | 5.9 | 12.8 | 17.4 | 15.3 | 23.3 | 29.2 | 26.0 |
| 純利益 | 4.6 | 8.3 | 11.1 | 10.1 | 15.6 | 16.9 | 24.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 92.0 | 113 | 128 | 138 | 151 | 193 | 219 |
| 純資産 (自己資本) | 19.6 | 35.7 | 54.4 | 62.0 | 74.5 | 83.8 | 100 |
| 自己資本比率 (%) | 21.3 | 31.5 | 42.6 | 44.9 | 49.3 | 43.5 | 46.0 |
| 現金及び預金 | 14.4 | 25.5 | 32.4 | 26.4 | 40.0 | 41.8 | 34.6 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 6.2 | 11.3 | 14.9 | 8.6 | 30.6 | 32.3 | 20.2 |
| 投資CF | ▲0.6 | ▲2.3 | ▲5.2 | ▲6.6 | ▲4.6 | ▲34.9 | ▲15.9 |
| 財務CF | ▲11.6 | 2.2 | ▲2.9 | ▲8.2 | ▲12.6 | 4.2 | ▲11.4 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
139.96
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
27.0%
自己資本利益率
ROA
11.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比
FoodManufacturingAndSalesBusiness0.0兆93.6%
RetailBusiness0.0兆6.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
91人
平均年齢
41.2歳
平均勤続
5.4年
単体 平均年収
693万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
60.00円-100
配当性向
37.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
40
FY21
55
FY22
55
FY23
90
FY24
160
FY25
60
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。