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株式会社テクニスコ
カブシキカイシャテクニスコ上場金属製品2962EDINET: E38523TECNISCO, LTD.
決算期: 06月期
業種: 金属製品
売上高 (FY25)
33.6億円
28.21%営業利益 (FY25)
-14.4億円
202.52%経常利益 (FY25)
-16.3億円
410.66%純利益 (FY25)
-29.8億円
392.88%総資産
65.7億円
30.92%自己資本比率
24.7%
—ROE
0.0%
0.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
テクニスコは「切る・削る・磨く・メタライズ・接合」を組み合わせた独自の複合加工技術「クロスエッジ®Technology」を核に、産業用レーザー機器向け高機能ヒートシンク(窒化アルミニウム・銅タングステン素材)と精密ガラス部品を製造・販売する上場精密加工メーカーである。売上高は2022年度の55億円をピークに3期連続減収となり、FY2025は34億円(-28.2%)にとどまった。最大の打撃は中国市場で、不動産不況に起因する景況悪化・中国競合との価格競争によりヒートシンク売上が前期比-45.7%と激減し、在庫廃棄も発生。売上総利益率はわずか3.9%(前期比-21.2pt)まで低下し、営業損失14億円・経常損失16億円を計上した。さらに生産設備の減損損失12.7億円の計上が重なり、純損失は30億円に達した。自己資本比率は24.7%まで低下し、短期借入金も大幅に増加するなど財務的な余裕は乏しい。一方、シルバーダイヤを用いた次世代ヒートシンクの開発や環境エネルギー・ライフサイエンス市場への展開、受託加工から自社製品開発へのビジネスモデル転換を「VISION 2030」として掲げており、半導体市場の長期成長を取り込めるかが再浮上の鍵を握る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 精密加工部品事業の単一セグメントで、ヒートシンク製品群と精密ガラス製品群の2軸で売上34億円を構成している。
- 2顧客: 産業用レーザー機器メーカー、自動車・ライフサイエンス・通信向け電子部品メーカーに供給し、海外売上比率は50.7%である。
- 3価値提案: 切断・薄膜・接合等を融合したクロスエッジ®Technologyで、放熱・気密・絶縁など複合ニーズに応える専業加工技術を提供する。
- 4転換戦略: 従来の受託加工(HOW主体)から自社素材・自社製品開発(WHAT主体)へのビジネスモデル転換を中期目標に掲げている。
Risks · リスク要因
- 1中国市場集中リスク: 中国の景況悪化と価格競争でヒートシンク売上が前期比-45.7%と急落し、売上全体への打撃が極めて大きい。
- 2財務健全性の悪化: 純損失30億円・自己資本比率24.7%・短期借入金の大幅増加が重なり、追加損失発生時の財務余力が限定的である。
- 3為替変動リスク: 海外売上比率50.7%・シンガポール子会社保有のため、円高局面では売上・利益の両面で為替差損が直撃する。
- 4新規事業開発の遅延リスク: シルバーダイヤ等の新素材製品は認証・実証に時間を要し、投下資本回収が遅れると財務悪化が継続する。
Strengths · 強み
- 1複合加工の希少性: 切断・メタライズ・薄膜・接合を社内一貫で組み合わせる技術は専業メーカーでは対応困難で、参入障壁が高い。
- 2顧客との共同開発力: 先端製品のR&D担当者と直接対話する提案型営業で、半導体レーザー主要メーカーとの取引実績を積み上げている。
- 3高性能新素材の開発: シンガポール子会社でシルバーダイヤ製ヒートシンクを開発中で、熱伝導は従来品の2〜2.5倍と性能優位性がある。
- 4多市場展開力: 産業機器・自動車・光通信・ライフサイエンス・航空宇宙・環境エネルギーの6市場に分散展開し、特定市場依存を低減している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1VISION 2030の推進: 2030年6月期を到達点に、新規独創製品の量産化を定性目標として掲げ、景気変動に左右されない収益構造を構築する。
- 2新素材ヒートシンクの事業化: シルバーダイヤ製ヒートシンクをデータセンター・HPC・高出力レーザー向けに量産展開し、収益柱へ育成する。
- 3中国依存の低減と欧米・日本深耕: 日米欧の主要半導体レーザーメーカーとの関係強化・新規開拓を加速し、地域ポートフォリオを分散する。
- 4自社製品比率の拡大: 受託加工主体から自社素材・製品開発(SiC等新素材活用)主体へ転換し、売上総利益率の抜本的な改善を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績の急悪化: 売上高34億円(-28.2%)、営業損失14億円、純損失30億円と、前期の純損失6億円から損失が約5倍に拡大した。
減損損失12.7億円の計上: 生産設備の将来回収可能性を見直し、1,271,201千円の減損損失を特別損失に計上し純資産が31億円まで大幅縮小した。
中国最大顧客の売上消滅: 前期に売上の19.1%(約8.9億円)を占めたWuhan Raycus社向け売上が当期は10%未満に消滅し、開示対象外となった。
自己資本比率が24.7%へ低下: 前期比-24.6ptの急落で、短期借入金が13.6億円増加するなど財務構造の脆弱化が投資家リスクとして顕在化した。
02
業績推移
売上高
33.6億円▼28.2%FY25
営業利益
-14.4億円▼202.5%FY25
純利益
-29.8億円▼392.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY18 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 36.5 | 8.0 | 33.4 | 43.5 | 54.8 | 53.5 | 46.8 | 33.6 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | — | 6.2 | 2.7 | -4.8 | -14.4 |
| 経常利益 | 2.2 | 0.4 | 1.8 | 3.5 | 8.9 | 3.3 | -3.2 | -16.3 |
| 純利益 | 1.4 | -0.0 | 1.3 | 2.8 | 8.0 | 2.2 | -6.0 | -29.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY18 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 64.5 | 65.3 | 72.7 | 65.7 | 81.4 | 82.7 | 95.1 | 65.7 |
| 純資産 (自己資本) | 32.9 | 32.9 | 34.1 | 24.3 | 35.2 | 37.4 | 46.9 | 16.2 |
| 自己資本比率 (%) | 51.0 | 50.3 | 46.9 | 37.0 | 43.2 | 45.2 | 49.3 | 24.7 |
| 現金及び預金 | — | — | — | 6.1 | 8.4 | 7.3 | 20.8 | 18.1 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY18 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | — | — | 8.4 | 10.4 | 3.6 | ▲3.9 | ▲2.6 |
| 投資CF | — | — | — | ▲3.4 | ▲6.3 | ▲7.9 | ▲4.3 | ▲1.8 |
| 財務CF | — | — | — | ▲3.8 | ▲2.5 | 4.2 | 20.9 | 2.3 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
191人
平均年齢
44.3歳
平均勤続
15.3年
単体 平均年収
520万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。