大
大英産業株式会社
ダイエイサンギョウカブシキカイシャ上場不動産業2974EDINET: E34944決算期: 09月期
業種: 不動産業
売上高 (FY25)
391億円
5.38%営業利益 (FY25)
13.1億円
44.95%経常利益 (FY25)
9.0億円
39.04%純利益 (FY25)
6.4億円
54.72%総資産
473億円
13.41%自己資本比率
18.7%
—ROE
7.5%
2.38%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
大英産業は北九州市を本拠に九州全域と山口県で不動産開発・販売を行う地域密着型デベロッパーである。主力の分譲マンション事業(売上構成比52%)はJR小倉駅徒歩4分の「ザ・サンパーク小倉駅タワーレジデンス(150戸)」など都心・駅近物件が業績を牽引し、FY2025のマンション事業売上は204億円と前期比27%増を記録した。一方、実需向け分譲住宅・中古買取再販は市場縮小と金利上昇を受けて件数が大幅減少し、住宅事業売上は186億円と同11.3%減となった。こうした構成変化の中でも街づくり事業(投資用戸建賃貸「サンラプロ」・事業用不動産・宿泊施設)が利益率7.8%と急伸し、収益ポートフォリオの多様化が進んでいる。財務面では有利子負債依存度が63.7%と高水準にあり、金利上昇局面での資金コスト増加リスクが構造的な課題として残る。中期経営計画は下方修正を余儀なくされたが、仕入厳選・事業回転日数短縮・DX推進により利益率改善傾向が明確に現れており、次期はマンション事業で第4四半期に11棟が竣工予定と後半偏重が続く見通しである。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 分譲マンション事業が売上の約52%を占め、分譲住宅・街づくり・中古買取再販が補完する構造である。
- 2顧客: 実需ファミリー層を主軸に、法人・富裕層向け投資用不動産やインバウンド向け宿泊施設へ顧客層を拡張している。
- 3価値提案: 九州・山口の地域密着ノウハウで都心・駅近の好立地物件を開発し、住まいのワンストップ提案で付加価値を高めている。
- 4コスト構造: 土地取得・建築費が原価の大半を占め、プロジェクト単位の銀行借入で資金調達するため金利動向が収益を左右する。
Risks · リスク要因
- 1金利上昇リスク: 有利子負債300億円・依存度63.7%の状況で住宅ローン金利が上昇すれば、顧客購買力低下と調達コスト増が同時に直撃する。
- 2売上の四半期偏重: マンション事業の竣工が第4四半期に集中する構造が継続し、FY2026も5棟/11棟が第4四半期に竣工予定である。
- 3建築コスト高止まり: 円安・資材高騰が続く中、価格転嫁が困難な局面では利益率が急速に悪化するリスクが顕在化している。
- 4宅建業免許・法規制リスク: 宅建業法・建築基準法など多数の規制に依存し、免許失効や法令違反は主要事業の停止に直結する。
Strengths · 強み
- 1九州・山口での地盤: 北九州市を起点に九州全域と山口県に販売網を持ち、30年超の地域情報収集力が仕入精度を支えている。
- 2都心・駅近物件の開発力: 小倉駅徒歩4分など利便性の高い立地に絞った仕入れにより、竣工前完売案件を複数創出している。
- 3多角的な不動産ポートフォリオ: マンション・分譲住宅・投資用戸建賃貸・宿泊施設を組み合わせ、景気変動リスクを分散している。
- 4宿泊施設の高稼働: 博多区の宿泊施設は外国人比率70%超・平均稼働率96%超を誇り、インバウンド需要を着実に取り込んでいる。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1事業回転日数の短縮: 仕入から引渡しまでの各工程を圧縮し、値引き抑制とプロジェクト融資額削減により利益率の向上を目指す。
- 2収益不動産・宿泊事業の拡大: 投資用戸建賃貸「サンラプロ」シリーズと宿泊施設事業を拡充し、安定収益のストック比率を高める。
- 3DX・AI活用による業務効率化: AIツール・業務アプリで土地・顧客情報を一元管理し、販管費率の低下と人員配置最適化を推進する。
- 4仕入の厳選と商品力向上: 件数拡大より立地品質を優先した土地仕入れと付加価値商品開発で、販売単価と利益率の改善を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績の大幅改善: 売上391億円(+5.4%)、営業利益13億円(+44.9%)、純利益6億円(+54.8%)と利益面で急回復した。
中期経営計画の下方修正: 2024年10月に第55〜57期計画の業績目標を下方修正し、分譲住宅・買取再販の戸数未達が主因となった。
小倉駅タワーマンション(150戸)が業績牽引: 「ザ・サンパーク小倉駅タワーレジデンス」が想定超の販売進捗で当期収益を大幅にけん引した。
建築子会社DAIEIアーキテクツを2024年11月設立: 建築内製化を目的に新子会社を設立し、FY2025より連結範囲に加え住宅事業で計上した。
02
業績推移
売上高
391億円▲5.4%FY25
営業利益
13.1億円▲45.0%FY25
純利益
6.4億円▲54.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 302 | 289 | 317 | 340 | 358 | 371 | 391 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 11.5 | 10.2 | 9.0 | 13.1 |
| 経常利益 | 20.3 | 10.0 | 7.8 | 9.7 | 8.1 | 6.5 | 9.0 |
| 純利益 | 12.6 | 6.3 | 5.1 | 7.0 | 5.3 | 4.1 | 6.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 297 | 323 | 303 | 384 | 398 | 417 | 473 |
| 純資産 (自己資本) | 58.6 | 63.8 | 68.4 | 74.7 | 79.1 | 82.6 | 88.2 |
| 自己資本比率 (%) | 19.7 | 19.7 | 22.6 | 19.5 | 19.9 | 19.8 | 18.7 |
| 現金及び預金 | 97.7 | 95.5 | 73.2 | 104 | 73.1 | 109 | 93.3 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 37.8 | ▲22.6 | ▲18.1 | ▲17.7 | ▲36.7 | 40.3 | ▲46.5 |
| 投資CF | 3.8 | ▲2.4 | ▲5.0 | ▲4.3 | ▲7.0 | ▲3.5 | ▲21.4 |
| 財務CF | ▲4.8 | 22.8 | 0.7 | 52.5 | 13.2 | ▲1.3 | 52.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
192.84
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
7.5%
自己資本利益率
ROA
1.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Condominiums0.0兆52.2%0.00兆8.2%
HousingBusiness0.0兆47.5%0.00兆4.1%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.3%0.00兆23.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
215人
平均年齢
39.2歳
平均勤続
7.3年
単体 平均年収
501万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
36.00円+2
配当性向
16.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
18
FY21
20
FY22
20
FY23
34
FY24
34
FY25
36
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。