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日本グランデ株式会社

ニッポングランデカブシキカイシャ上場不動産業2976EDINET: E34938
Nippon Grande Co.,Ltd.
決算期: 03月期
業種: 不動産業
売上高 (FY25)
26.9億円
30.87%
営業利益 (FY25)
-0.9億円
183.96%
経常利益 (FY25)
-1.2億円
266.20%
純利益 (FY25)
-0.7億円
237.50%
総資産
56.9億円
15.67%
自己資本比率
33.7%
ROE
-3.4%
5.80%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

日本グランデは札幌市特化型の中小不動産デベロッパーで、「グランファーレ」ブランドの新築分譲マンション・戸建住宅の開発販売を主力とし、サービス付き高齢者向け住宅(6棟)と一般賃貸マンション(1棟)の安定収益事業を補完的に持つ。FY2025は売上高27億円(前期比-30.9%)、営業損失89百万円、経常損失1億円と大幅な減収赤字に転落した。主因は土地・建築コスト高騰による販売価格上昇と物価高騰が重なり、引渡戸数が43戸(前期比23戸減)にとどまったことである。売上高は2019年の50億円をピークに7期連続で下落傾向にあり、構造的な収益力の低下が懸念される。一方、不動産賃貸事業は売上高6億円・セグメント利益2億円と堅調(前期比+15.4%)で、唯一の安定収益源となっている。有利子負債残高は30億円・依存度52.8%と高水準であり、無担保社債の発行で当面の資金繰りを確保しているが、財務脆弱性は依然として高い。経営目標として売上高経常利益率5%確保を掲げるが、足元の事業環境は厳しく達成時期は不透明である。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 不動産分譲事業が売上高の71%(19億円)を占め、賃貸事業22%(6億円)・関連事業7%(2億円)が補完する。
  • 2顧客: 札幌市内の永住志向の住宅購入者と、高齢者向け住宅の入居者を主要ターゲットとする。
  • 3価値提案: ITスマートマンション・炭パワークリーンシステム等の独自仕様で差別化した「グランファーレ」ブランドを提供する。
  • 4コスト構造: 用地取得・建設工事を金融機関借入金で賄うプロジェクト型モデルで、有利子負債依存度が52.8%と高水準である。
Risks · リスク要因
  • 1継続企業リスク: 前期から継続する資金繰り懸念が残存し、無担保社債発行で対応するも有利子負債30億円・依存度52.8%が財務を圧迫する。
  • 2在庫長期化リスク: 販売価格高止まりと物価高による購入意欲低下で在庫が滞留し、棚卸資産評価損が発生する可能性がある。
  • 3金利上昇リスク: 住宅ローン金利上昇は購入需要を冷やし、プロジェクト借入金利息コストの増加も同時に業績を悪化させる。
  • 4用地仕入競争リスク: 同業他社参入激化で事業用地確保が困難化しており、計画通りの用地取得遅延が将来の売上減少に直結する。
Strengths · 強み
  • 1賃貸安定収益基盤: サービス付き高齢者向け住宅6棟が高稼働率を維持し、FY2025に賃貸セグメント利益2億円(+15.4%)を計上した。
  • 2独自ブランドと特許: 炭パワークリーンシステムの特許権や意匠権・商標権を保有し、大手との差別化軸を持っている。
  • 3地域密着型ネットワーク: 札幌市に特化し金融機関・地元業者との既存取引先ネットワークを活用した用地情報収集体制を持つ。
  • 4FY2026に向けた契約残高: 分譲マンション受注残43戸・15億円(前期比+224.8%)が積み上がり、次期業績の下支えとなる。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1売上高経常利益率5%の回復: 厳選した高付加価値物件の企画・開発を継続し、利益率指標の改善を最優先経営目標と位置づける。
  • 2不動産流通事業の拡大: 買取再販・仲介・媒介事業を次期主要事業と定め、直接仕入ルートの開拓と物件保有期間の短期化を推進する。
  • 3安定収益の積み上げ: 既存サービス付き高齢者向け住宅6棟の高稼働維持に加え、新規収益物件取得を分析・検討し賃貸収益を拡大する。
  • 4人材確保と育成強化: 採用手法最適化・企業ブランディング強化・研修制度充実により、事業継続に必要な優秀人材の確保と定着を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績大幅悪化: 売上高27億円(前期比-30.9%)・営業損失89百万円で、引渡戸数は43戸と前期比23戸減にとどまった。
継続企業の前提事象が継続: 前期に続き資金繰り懸念が解消されず、無担保社債を発行(純額2億2,000万円)して当面の流動性を確保した。
現金残高が6億円へ急減: 前期末の14億8,000万円から8億8,000万円減少し、財務バッファーが大幅に縮小した。
FY2026向け受注が急改善: 分譲マンション契約残高43戸・15億円(前期比+224.8%)と積み上がり、来期業績の回復を示唆する。
02

業績推移

売上高
26.9億円30.9%FY25
015304560FY20FY22FY24
営業利益
-0.9億円184.0%FY25
00.511.52FY20FY22FY24
純利益
-0.7億円237.5%FY25
00.61.31.92.5FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.53.04.56.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
062.5125187.5250FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高50.345.243.146.745.638.926.9
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益1.52.01.1-0.9
経常利益3.23.40.81.41.80.7-1.2
純利益2.02.41.21.21.60.5-0.7
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産50.978.087.782.684.767.556.9
純資産 (自己資本)12.115.416.718.119.720.019.2
自己資本比率 (%)23.719.719.121.923.329.733.7
現金及び預金8.222.230.630.725.614.86.0
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF▲9.018.05.3▲4.6▲4.7▲5.8▲3.1
投資CF▲2.4▲7.61.50.10.2▲0.10.9
財務CF▲1.13.61.64.5▲0.6▲4.9▲6.6
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
自己資本利益率
ROA
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

RealEstateLeasingBusiness0.022.4%0.00兆34.3%
RealEstateLot0.070.9%▲0.00兆-6.8%
RealEstateRelated0.06.7%0.00兆20.7%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
32
平均年齢
49.3
平均勤続
9.4
単体 平均年収
480万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1雅リアルエステート株式会社0.3百万株26.04%
#2平山恒産株式会社0.3百万株25.60%
#3平野 雅博0.2百万株13.40%
#4矢代 俊二0.1百万株4.41%
#5株式会社クレックス0.1百万株3.95%
#6株式会社土屋ホールディングス0.0百万株1.48%
#7米盛 公和0.0百万株0.96%
#8青山 泰長0.0百万株0.86%
#9田畠 勉0.0百万株0.81%
#10株式会社アイディオー0.0百万株0.74%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY24 実績
1株配当 (年間)
13.00
配当性向
44.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
5
FY20
10
FY21
10
FY22
10
FY23
13
FY24
13
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

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