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グンゼ株式会社

グンゼカブシキガイシャ上場繊維製品3002EDINET: E00520
GUNZE LIMITED
決算期: 03月期
業種: 繊維製品
売上高 (FY25)
1371億円
3.18%
営業利益 (FY25)
79.2億円
16.88%
経常利益 (FY25)
81.8億円
20.76%
純利益 (FY25)
62.8億円
22.90%
総資産
1597億円
1.42%
自己資本比率
75.8%
ROE
5.3%
0.90%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

グンゼは1896年創業の繊維系総合メーカーで、現在はインナーウエア中心のアパレル事業(売上比率約44%)、プラスチックフィルム・エンジニアリングプラスチックス等の機能ソリューション事業(同約38%)、生体吸収性医療機器のメディカル事業(同約9%)、不動産・スポーツクラブのライフクリエイト事業(同約9%)の4セグメントを運営する。FY2025通期は売上高1,371億円(前期比+3.2%)、営業利益79億円(同+16.9%)と増収増益を達成したが、ROE5.3%は自社推計の株主資本コスト7.2〜7.8%を大きく下回り、PBRも1倍割れが続いている。成長けん引役はメディカル(営業利益+22.0%)と機能ソリューション(同+19.5%)である一方、アパレルは円安・減産コスト増により営業利益が前期比48.6%減と大幅に落ち込んだ。2025年度からの中期計画「VISION 2030 stage2」では、2027年度に売上高1,400億円・営業利益125億円・ROE8%以上を目標に掲げ、成長事業への積極投資とアパレルの構造改革、総還元性向100%超の資本政策を組み合わせてPBR1倍超えを目指す方針である。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: アパレル44%・機能ソリューション38%・メディカル9%・ライフクリエイト9%の4セグメントで売上1,371億円を構成している。
  • 2顧客: 量販店・EC向けインナー消費者、OA機器・半導体メーカー、国内外医療機関など幅広い産業・消費者向けに供給している。
  • 3価値提案: 繊維由来の素材・加工技術をプラスチックフィルムや生体吸収性材料に転用し、川上素材から完成品まで一貫供給する差異化を図っている。
  • 4コスト構造: 国内自社工場主体の製造を基軸とし、円安が仕入コストに直接波及するアパレルが収益圧迫要因となっている。
Risks · リスク要因
  • 1アパレル事業の構造的劣化: 国内市場縮小・円安・競争激化の三重苦で営業利益がFY2025に前期比48.6%減となり、2年間の構造改革が計画通り進まないリスクがある。
  • 2プラスチック規制強化: 国内外のプラスチック使用規制が強まる場合、フィルム事業の需要縮小や追加コスト発生が業績に直接影響を及ぼす可能性がある。
  • 3メディカルの法令コンプライアンス: 薬機法・各国医療機器規制への対応が不十分な場合、製品回収・販売停止・訴訟リスクが生じ、成長ドライバー喪失につながる懸念がある。
  • 4資本収益性の低さとPBR1倍割れ: ROE5.3%が株主資本コスト7.2〜7.8%を下回る状況が続けば、投資家からの評価改善が遅延し株価低迷が継続するリスクがある。
Strengths · 強み
  • 1医療機器の技術優位: 生体吸収性材料(人工皮膚・癒着防止材等)は国内外で希少な独自技術を持ち、FY2025売上高は前期比+10.7%と高成長を維持している。
  • 2エンジプラの市場地位: OA機器向けエンジニアリングプラスチックスで高シェアを持ち、半導体・一般産業向け拡大により江南工場を増設して需要取り込みを加速している。
  • 3資源循環モデル: プラスチックフィルム事業でサーキュラーファクトリーを展開し、環境規制強化を追い風に「サーキュラーメーカー」として差別化できるポジションを構築している。
  • 4財務健全性: 純資産1,210億円・自己資本比率75%超の無借金に近い財務基盤を持ち、成長投資と株主還元を同時に実行できる資金余力がある。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1VISION 2030 stage2の財務目標: 2027年度に売上高1,400億円・営業利益125億円・ROE8%以上・ROIC6.6%以上の達成を最優先課題として掲げている。
  • 2成長2事業への集中投資: メディカルとエンジニアリングプラスチックスに工場増設等の設備投資を集中させ、M&Aも活用して2030年に向けた事業規模拡大を図っている。
  • 3アパレルの2年構造改革: 2025〜2026年度を改革期間とし、創益カテゴリー集中・生産物流再編・地産地消強化により資本効率を高め、持続的利益体質への再生を目指している。
  • 4資本政策とPBR改善: 総還元性向100%超の株主還元・自己株取得・政策保有株売却を組み合わせ、PBR1.0倍超えとPER向上を早期に実現する方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高1,371億円(+3.2%)、営業利益79億円(+16.9%)、純利益63億円(+22.9%)と増益を達成し、電子部品事業の終息も完了させた。
アパレル大幅減益: 円安・減産コスト増でアパレル営業利益が753百万円と前期比48.6%減となり、中期計画を中止して構造改革フェーズに移行した。
メディカル・機能ソリューションの拡大: メディカル売上高129億円(+10.7%)・機能ソリューション売上高522億円(+6.6%)で、工場増築への設備投資も継続している。
資本政策の実行: 政策保有株売却益38億円計上、自己株取得24億円・配当25億円を実施し、ROE5.3%・PBR1倍割れ解消に向けた資本効率改善を推進した。
02

業績推移

売上高
1,371億円3.2%FY25
03757501,1251,500FY20FY22FY24
営業利益
79.2億円16.9%FY25
020406080FY20FY22FY24
純利益
62.8億円22.9%FY25
020406080FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.53.04.56.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
062.5125187.5250FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高1407140312361243136013291371
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益48.858.167.879.2
経常利益71.568.750.954.060.267.781.8
純利益40.943.921.529.445.051.162.8
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産1696166615961582165916201597
純資産 (自己資本)1111109111521148117712051210
自己資本比率 (%)65.565.572.272.670.974.475.8
現金及び預金81.092.797.2145115108105
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF11513786.091.517.9104116
投資CF▲73.7▲82.611.768.1▲59.2▲1.9▲74.9
財務CF▲54.8▲48.9▲93.3▲12410.1▲113▲51.8
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
189.70
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
5.3%
自己資本利益率
ROA
3.9%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

Apparel0.144.2%0.00兆1.2%
FunctionSolution0.137.6%0.01兆14.0%
LifeCreate0.08.7%0.00兆8.3%
MedicalReportableSegmentsMember0.09.4%0.00兆18.8%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
1,401
平均年齢
43.5
平均勤続
19.9
単体 平均年収
637万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1日本マスタートラスト信託銀行㈱2.6百万株16.04%
#2㈱日本カストディ銀行1.7百万株10.48%
#3㈱京都銀行0.5百万株3.08%
#4グンゼグループ従業員持株会0.5百万株3.03%
#5DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)0.3百万株1.91%
#6㈱GSIクレオス0.3百万株1.67%
#7STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.2百万株1.42%
#8JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.2百万株1.32%
#9損害保険ジャパン㈱0.2百万株1.23%
#10STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)0.2百万株1.07%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
390.00+237
配当性向
137.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
115
FY21
115
FY22
140
FY23
147
FY24
153
FY25
390
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。

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