ク
クオールホールディングス株式会社
クオールホールディングスカブシキガイシャ上場小売業3034EDINET: E03476Qol Holdings Co.,Ltd.
決算期: 03月期
業種: 小売業
売上高 (FY25)
2640億円
46.61%営業利益 (FY25)
135億円
61.76%経常利益 (FY25)
138億円
49.43%純利益 (FY25)
51.6億円
5.82%総資産
1597億円
35.57%自己資本比率
38.9%
—ROE
9.4%
0.20%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
クオールホールディングスは、全国948店舗の保険調剤薬局を核に、医薬品営業支援(CSO)・受託研究(CRO)・人材紹介派遣等のBPO事業、および後発医薬品・AG(オーソライズドジェネリック)製造販売の製薬事業を束ねる総合ヘルスケアグループである。FY2025(2025年3月期)は第一三共エスファ株式会社(持分51%→80%へ段階取得)の連結効果が本格寄与し、売上高は前年比46.6%増の2,640億円、営業利益は61.8%増の135億円と大幅成長を果たした。EBITDAは218億円(+60.9%)に達した一方、人件費・仕入コスト増により薬局事業の営業利益は単体で6.5%減少しており、規模拡大とコスト管理の両立が課題となっている。中期目標として売上高3,000億円・営業利益240億円を掲げ、M&A・新規出店・AGラインナップ拡充・DX推進を成長ドライバーに位置付けている。調剤報酬改定や薬価改定など政策リスクに収益が左右されやすい構造であるため、事業ポートフォリオの多様化と製薬事業との垂直統合シナジーが投資判断の鍵となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 薬局事業が売上の約65%を占め、BPO事業5%・製薬事業が残余を構成するヘルスケア複合型モデルである。
- 2顧客: 全国948店舗の調剤薬局で保険患者に調剤サービスを提供し、製薬・BPO側では製薬企業を顧客とする。
- 3価値提案: 薬局・BPO・製薬の3事業垂直統合でAG販売シェア拡大とMR派遣コスト効率化のシナジーを生む。
- 4コスト構造: 医薬品仕入(薬剤料原価)と薬剤師人件費が最大固定費で、M&Aに伴うのれん償却も利益を圧迫する。
Risks · リスク要因
- 1調剤報酬・薬価改定リスク: 2年ごとの診療報酬改定で収益が直接影響を受け、薬価引き下げは薬局・製薬両事業の利益を圧迫する。
- 2薬剤師確保リスク: 薬剤師法により処方箋40枚/日/人の配置義務があり、採用難・離職増は店舗運営・事業拡大の制約となる。
- 3のれん減損リスク: M&A積み上げによりのれん残高が膨らんでおり、買収先の収益計画未達時に大規模な減損損失が生じる可能性がある。
- 4金利上昇・資金調達リスク: M&A資金を金融機関借入に依存しており、金利上昇局面では財務コスト増加と信用条件悪化が業績を下押しする。
Strengths · 強み
- 1AG販売の川上統合: 第一三共エスファ(持分80%)を傘下に持ち、自社薬局948店舗でのAG販売でシェアを計画超で獲得できる。
- 2BPO事業の高収益性: CSO/CRO/紹介派遣の営業利益率はグループ平均を上回り、FY2025はBPO営業利益が前期比10.1%増加した。
- 3M&Aによる規模拡大力: FY2025に45店舗を純増し累計948店舗を達成、山梨・JR山手線沿線など地域密着型M&Aを継続実行している。
- 4DX・オンライン薬局への先行投資: KDDI(au薬局)と協業し365日対応オンライン専門薬局「クオールどこでも薬局」を2024年11月に開局した。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期目標の達成: 売上高3,000億円・営業利益240億円を中期目標として掲げ、薬局・BPO・製薬の3事業一体で推進する。
- 2製薬事業の拡充: 第一三共エスファの株式保有を2025年4月に80%へ引き上げ、AGラインナップをさらに拡大して市場シェアを伸ばす。
- 3在宅・施設調剤の強化: 在宅基幹店を軸に施設間連携を構築し、地域連携薬局・専門医療機関連携薬局の認定取得を積極的に推進する。
- 4DX・生産性向上: オンライン薬局の拡充とゼロベースのコスト見直しを並行し、薬局事業の利益率を改善して持続的成長基盤を構築する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績の急拡大: 第一三共エスファ連結化で売上高2,640億円(前期比+46.6%)、営業利益135億円(+61.8%)、EBITDA 218億円を達成した。
AG大型製品の市場投入: 2024年12月にリバーロキサバン錠(イグザレルト®AG)など3成分7品目を発売し、計画を上回るシェアを確保した。
薬局事業のコスト増問題: 新規出店・M&Aで規模は拡大したが、仕入・人件費増により薬局事業営業利益は前期比6.5%減の100億円にとどまった。
第一三共エスファの追加取得: 2025年4月に株式29%を追加取得し保有割合を80%に引き上げ、製薬事業の支配強化とシナジー加速を図っている。
02
業績推移
売上高
2,640億円▲46.6%FY25
営業利益
135億円▲61.8%FY25
純利益
51.6億円▲5.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1448 | 1654 | 1618 | 1662 | 1700 | 1801 | 2640 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 98.5 | 95.0 | 83.2 | 135 |
| 経常利益 | 72.1 | 80.2 | 74.0 | 101 | 101 | 92.6 | 138 |
| 純利益 | 39.1 | 40.7 | 33.6 | 54.9 | 56.6 | 48.8 | 51.6 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 942 | 1029 | 1006 | 960 | 1019 | 1178 | 1597 |
| 純資産 (自己資本) | 390 | 410 | 418 | 439 | 489 | 528 | 621 |
| 自己資本比率 (%) | 41.4 | 39.9 | 41.6 | 45.7 | 47.9 | 44.9 | 38.9 |
| 現金及び預金 | 202 | 158 | 195 | 165 | 186 | 269 | 264 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 57.7 | 44.7 | 129 | 101 | 117 | 135 | 126 |
| 投資CF | ▲82.9 | ▲86.7 | ▲30.6 | ▲30.9 | ▲70.1 | ▲132 | ▲204 |
| 財務CF | 29.1 | ▲2.3 | ▲61.1 | ▲100 | ▲25.7 | 79.7 | 72.0 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
137.97
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
9.4%
自己資本利益率
ROA
3.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
BPO0.0兆5.2%0.00兆12.5%
HealthInsurancePharmacy0.2兆65.0%0.01兆5.8%
PharmaceuticalBusiness0.1兆29.8%0.01兆6.7%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
48人
平均年齢
45.8歳
平均勤続
3.7年
単体 平均年収
719万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
51.00円+6
配当性向
19.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
42
FY21
42
FY22
42
FY23
47
FY24
45
FY25
51
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。