ケ
ケイティケイ株式会社
ケイティケイカブシキガイシャ上場卸売業3035EDINET: E02995ktk INC.
決算期: 08月期
業種: 卸売業
売上高 (FY25)
189億円
4.52%営業利益 (FY25)
4.3億円
11.49%経常利益 (FY25)
5.2億円
5.32%純利益 (FY25)
3.3億円
3.77%総資産
93.3億円
5.28%自己資本比率
48.0%
—ROE
7.6%
0.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ケイティケイは、リユーストナーカートリッジ等のプリンター消耗品・文具を中心とする「サプライ事業」と、複合機・PC・クラウドサービス等の「ITソリューション事業」の2本柱で、主に国内中小企業向けにBtoB販売を行うオフィス用品商社である。FY2025(2025年8月期)は売上高189億円(前期比+4.5%)、営業利益4.3億円(+11.3%)、経常利益5.2億円(+5.4%)と売上・経常利益が過去最高を達成した。サプライ事業(売上構成比77%)は自社リユース製品の拡販により微増収、ITソリューション事業(同23%)はWindows 11切替需要によるPC販売好調・大型案件獲得で売上+16.9%と高成長を牽引した。2024年10月に策定した3か年中計「Growth Plan 2027」では、長年培ったサプライ事業の顧客基盤を活用したクロスセルでITソリューション事業を第2の柱へ育てる「事業ポートフォリオの転換」を掲げ、2027年8月期に売上高200億円・営業利益6億円・ROE10%以上を目標とする。一方、ペーパーレス化によるサプライ市場縮小、リユース製品の特許リスク、IT人材確保など構造的な課題も抱えており、成長事業への経営資源シフトの実行力が株主価値向上の鍵となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: サプライ事業が売上の約77%(146億円)を占め、ITソリューション事業の44億円(+16.9%)が成長を牽引する。
- 2顧客: 国内中小企業を主対象にBtoB専業で展開し、永年取引関係を持つ法人顧客基盤がクロスセルの土台となる。
- 3価値提案: 自社駒ヶ根工場でリユーストナーを再生する循環型モデルと、DX支援のITソリューションをワンストップで提供する。
- 4コスト構造: 売上原価率は約76%でやや高く、販管費(約21%)の人件費増が利益圧迫要因であり、営業利益率は2.3%にとどまる。
Risks · リスク要因
- 1サプライ市場の構造縮小: ペーパーレス化・在宅勤務普及でプリンター消耗品市場は縮小傾向にあり、主力事業(売上比77%)の中長期的な需要減が続く。
- 2リユース製品の知的財産権リスク: トナーカートリッジ特許訴訟の判例があり、メーカーから差止め請求を受けた場合、主力事業に直接打撃となりうる。
- 3低収益構造と中計目標乖離リスク: FY2025営業利益率は2.3%にとどまり、2027年目標の3.0%達成にはITソリューションの粗利改善と費用抑制が必須である。
- 4IT人材確保・競合激化: OA・IT販売代理店業は新規参入が容易で競合が多く、優秀なIT営業人材の採用遅延が成長事業の拡大を制約するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1中小企業への深い顧客基盤: 長年のサプライ事業で築いた定期接点を持つ法人顧客網が、ITソリューションへのクロスセルの参入障壁となる。
- 2自社リユース製品の垂直統合: 駒ヶ根工場でISO9001取得のもとトナー再生を内製化し、品質管理とコスト競争力を両立させている。
- 3ECプラットフォーム「YORIDORI」: 自社ECと「サステナブルパートナープログラム」でリユーストナー循環モデルを差別化し、顧客囲い込みを図る。
- 4売上高7期連続増収の安定成長: 2019年167億円から2025年189億円へ着実に拡大し、財務健全性(純資産45億円)を維持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1Growth Plan 2027の数値目標: 2027年8月期に売上高200億円・営業利益6億円・経常利益7億円・ROE10%以上を目標に設定し、3か年で収益構造を転換する。
- 2ITソリューション事業の第2の柱化: 複合機販売を起点とした提案型営業とデジタルマーケティング活用のEC拡大を推進し、同事業売上を現在の44億円から大幅伸長させる。
- 3サプライ事業の収益性向上: 自社ECサイト「YORIDORI」を軸にリユーストナー循環システム「サステナブルパートナープログラム」を拡販し、ブランド品から得るキャッシュをIT投資に充当する。
- 4サステナビリティ経営の推進: 駒ヶ根工場のScope1・2温室効果ガス排出量削減と再生エネルギー利用率向上を2030年目標に設定し、ESG経営によるブランド価値向上を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上・経常利益が過去最高: 売上高189億円(+4.5%)・経常利益5.2億円(+5.4%)を達成した一方、法人税増加により純利益は3.3億円(-3.8%)と減少した。
ITソリューション事業が高成長: Windows 11切替需要によるPC販売と大型案件獲得が寄与し、同事業売上は44億円(+16.9%)・セグメント利益+14.4%と両事業で最高を達成した。
中期経営計画「Growth Plan 2027」を2024年10月に策定: 売上高200億円・ROE10%超を2027年8月期目標に定め、事業ポートフォリオ転換を正式に宣言した。
当期純利益は前期比-3.8%の3.3億円: 課税所得増加に伴い法人税等合計が増加したほか、青雲クラウン150周年記念関連費用1.2億円を特別損失に計上したことが利益を圧迫した。
02
業績推移
売上高
189億円▲4.5%FY25
営業利益
4.3億円▲11.5%FY25
純利益
3.3億円▼3.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 167 | 167 | 173 | 172 | 176 | 181 | 189 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 4.0 | 3.6 | 3.8 | 4.3 |
| 経常利益 | 3.1 | 3.4 | 4.8 | 5.0 | 4.7 | 4.9 | 5.2 |
| 純利益 | 2.2 | 2.3 | 3.3 | 3.1 | 3.1 | 3.4 | 3.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 79.5 | 84.5 | 84.5 | 83.8 | 84.5 | 88.7 | 93.3 |
| 純資産 (自己資本) | 30.7 | 31.3 | 34.0 | 36.2 | 38.8 | 42.1 | 44.8 |
| 自己資本比率 (%) | 38.6 | 37.0 | 40.3 | 43.2 | 45.9 | 47.5 | 48.0 |
| 現金及び預金 | 17.7 | 23.5 | 22.9 | 18.7 | 18.8 | 18.9 | 22.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 1.9 | 5.5 | 4.0 | ▲1.9 | 4.0 | 2.8 | 2.6 |
| 投資CF | ▲1.0 | 1.1 | ▲0.5 | ▲2.9 | ▲0.5 | ▲1.4 | 0.4 |
| 財務CF | ▲0.6 | ▲0.7 | ▲4.1 | 0.6 | ▲3.4 | ▲1.3 | 0.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
60.90
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
7.6%
自己資本利益率
ROA
3.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ItSolution0.0兆23.1%0.00兆3.7%
Supply0.0兆76.9%0.00兆5.7%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
172人
平均年齢
41.8歳
平均勤続
13.1年
単体 平均年収
460万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
25.50円+2
配当性向
37.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
11
FY21
14
FY22
14
FY23
23
FY24
24
FY25
26
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。